本記事では、Jリーグの試合において、これまでにサポーターにより作り上げられたコレオグラフィーを紹介します。
北海道コンサドーレ札幌
ベガルタ仙台
2021年11月7日J1リーグ第35節 vs名古屋グランパス
2021年「ユアテックスタジアム仙台」で観客入場前に作られたコレオです。
座席は黄色に染まり、バックスタンドには「8」がつくられました。
2021年10月30日に背番号8を背負う松下佳貴選手がトレーニングで負傷したことに対する激励のコレオです。
2021年11月20日J1リーグ第36節 vs湘南ベルマーレ
2021年「ユアテックスタジアム仙台」で観客入場前に作られたコレオです。
ベガルタ仙台はJ1リーグ残留に向けて負けられない試合。
ベガルタ仙台のチームカラーである"黄色"と"青"のボーダーに彩られました。
しかしながら湘南ベルマーレに0-2と敗戦し、13季ぶりのJ2降格となりました。
鹿島アントラーズ
2019年8月10日J1リーグ第22節 vs横浜Fマリノス
2019年8月「カシマサッカースタジアム」で掲げられた鹿島アントラーズのビッグフラッグです。
浦和レッズ
浦和レッズのコレオグラフィーは「ビジュアルサポート」と呼ばれています。
他チームとは一線を画していると言えるほど、高いクオリティのビジュアルをつくります。
2024年3月3日J1リーグ第2節 vs東京ヴェルディ
2024年J1リーグ、浦和レッズのホーム開幕戦ビジュアルサポート(コレオ)です。
ゴール裏にはシャーレのイラスト、バックスタンドには「GRAB THE TOP」の文字を掲げた圧巻のビジュアルです。
2023年11月4日ルヴァンカップ決勝 vsアビスパ福岡
2023年ルヴァンカップ決勝、浦和レッズのビジュアルサポート(コレオ)です。
「国立競技場」のゴール裏を十分に利用した圧巻のクオリティですね。
驚くべきは、選手入場時にコレオが2段構えで用意されていたことです。
2023ルヴァンカップ決勝2つ目は、赤黒白のストライプでした。
また2003年11月3日に初タイトルを取ってから、これまでのタイトル数、そして当試合で手にする2023年11月4日のタイトルを示しています。
ただ残念ながら浦和レッズはアビスパ福岡に1-2で敗れ、準優勝の結果となりました。
2021年12月19日天皇杯決勝 vs大分トリニータ
2021年天皇杯決勝、浦和レッズのビジュアルサポート(コレオ)です。
大規模な「国立競技場」を最大限利用した圧巻のビジュアルですね。
浦和レッズは大分トリニータに2-1で勝利し、2021年の天皇杯を制しました。
2022年8月22日ACL準々決勝 vsパトゥムユナイテッド
2022年ACL「埼玉スタジアム2002」でつくられた浦和レッズのビジュアルサポート(コレオ)です。
難しい漢字のコレオ。「威風堂堂」を表しています。
この試合で浦和レッズはパトゥムユナイテッドに4-0の圧勝となりました。
柏レイソル
2023年12月9日天皇杯決勝 vs柏レイソル
2023年天皇杯決勝「国立競技場」でつくられた柏レイソルのコレオです。
黄色で彩られた、鮮やかなコレオですね。
圧巻だったのは、「KASHIWA」の文字のうち「ASIA」だけ赤く変わったことです。(※上図は、「ASIA」が全て赤く変わる前のものです。)
2023年9月17日J1リーグ第27節 vs横浜FC
2023年シーズン終盤、26節時点で17位の横浜FCと16位の柏レイソルによる残留争い直接対決が行われました。(J1リーグは当時18チーム)
J1残留に向けて、柏レイソルは敵地「ニッパツ三ツ沢球技場」で"黄色"と"黒"の旗によるコレオをつくりました。
この試合で柏レイソルは2-1で勝利。
2023年シーズンのJ1リーグ残留に結びつく試合となりました。
2023年2月18日J1リーグ第1節 vsガンバ大阪
2023年J1リーグ開幕戦「三協フロンテア柏スタジアム」でつくられた柏レイソルのコレオです。
黄色と黒の市松模様で、目を引くコレオですね。
FC東京
川崎フロンターレ
2023年12月9日天皇杯決勝 vs柏レイソル
2023年天皇杯決勝「国立競技場」でつくられた川崎フロンターレのコレオです。
チームカラーの"水色"と"黒"、"白"の3色を使ったシンプルなものでした。
川崎フロンターレはPK戦の末、柏レイソルに勝利し、2023天皇杯チャンピオンとなりました。
横浜Fマリノス
2024年5月11日AFCチャンピオンズリーグ決勝第1戦 vsアルアイン
2024年5月11日のAFCチャンピオンズリーグ決勝の第1戦で作られたマリノスのコレオです。
横浜Fマリノスは、西地区王者のアルアインをホームに迎え、見事2-1で逆転勝利となりました。
バックスタンドでは「アジアを勝ち獲ろう」と掲げられました。
入場者数は5万人を超え、メインスタンド・バックスタンドを巻き込んだ大規模な素晴らしいコレオが作られました。
2023年7月15日J1リーグ第24節 vs川崎フロンターレ
2023年7月「日産スタジアム」で行われた神奈川ダービー、横浜Fマリノスのコレオです。
2022年10月8日J1リーグ第24節 vsガンバ大阪
2022年10月「日産スタジアム」でつくられた横浜Fマリノスのコレオです。
マリノスは勝てば、他会場の結果次第では優勝という重要な一戦でした。
この試合ではガンバ大阪に0-2で敗戦し、優勝は持ち越しとなりました。
2022年8月7日J1リーグ第24節 vs川崎フロンターレ
2022年8月「等々力陸上競技場」で行われた神奈川ダービー、横浜Fマリノスのコレオです。
2019年12月7日J1リーグ最終節 vsFC東京
コレオではありませんが、ゴール裏を埋め尽くしたマリノスのトリパラです。
2019年ホーム最終戦、FC東京との首位対決を制し、劇的な優勝を遂げた瞬間です。
2019年3月2日J1リーグ第6節 vsベガルタ仙台
2019年3月2日「日産スタジアム」でつくられた横浜Fマリノスのコレオです。
2018年4月8日J1リーグ第6節 vs川崎フロンターレ
2018年4月「日産スタジアム」で行われた神奈川ダービー、横浜Fマリノスのコレオです。
横浜FC
湘南ベルマーレ
2023年11月25日J1リーグ第33節 vs横浜FC
2023年シーズン残り2試合、最下位(18位)横浜FCと17位湘南ベルマーレの残留争い直接対決が行われました。
「ニッパツ三ツ沢球技場」はチケット完売で満員に。
ビジターゴール裏は緑と青に染まりました。
湘南ベルマーレが1-0で勝利し、J1リーグ残留を決めました。
2018年10月27日ルヴァンカップ決勝 vs横浜Fマリノス
2018年ルヴァンカップ決勝「埼玉スタジアム2002」でつくられた湘南ベルマーレのコレオです。
色合いが分かりづらいですが、50周年記念ロゴを示しています。
湘南ベルマーレは1-0で横浜Fマリノスに勝利し、初優勝を果たしました。
水戸ホーリーホック
ザスパクサツ群馬
2023年11月5日J2リーグ第41節 vsジェフユナイテッド千葉
2023年J2リーグ「正田醤油スタジアム群馬」で行われたホーム最終戦、ザスパクサツ群馬のコレオです。
大宮アルディージャ
ジェフユナイテッド千葉
東京ヴェルディ
2024年4月13日J1リーグ第8節 vsFC東京
2024年2月25日J1リーグ開幕戦 vs横浜Fマリノス
2024年J1リーグ開幕戦、東京ヴェルディが16年ぶりにJ1昇格した試合でつくられたコレオです。
国立競技場のゴール裏3層目~バックスタンドまで巻き込んだ大規模なコレオグラフィーとなりました。
1993年Jリーグ開幕時と同じ対戦カード「東京ヴェルディvs横浜Fマリノス」となり、試合結果もマリノスが2-1で逆転、開幕時と同じ結果が再現されました。
2023年12月2日J1昇格プレーオフ決勝 vs清水エスパルス
2023年J1昇格プレーオフ決勝「国立競技場」でつくられた東京ヴェルディのコレオです。
オリジナル10の対決となった決勝は、試合終了直前にヴェルディが劇的ゴールを挙げ、見事16年ぶりのJ1リーグ昇格を果たしました。
2023年11月26日J1昇格プレーオフ準決勝 vsジェフユナイテッド千葉
2023年J1昇格プレーオフ準決勝「味の素スタジアム」でつくられた東京ヴェルディのコレオです。
「GRAB J1」に向かって15本のライン(J2に居た年数)が伸びています。
この試合で東京ヴェルディはジェフ千葉に勝利し、J1昇格PO決勝に進み、J1昇格を果たしました。
FC町田ゼルビア
2023年10月29日J2リーグ第40節 vsツエーゲン金沢
2023年J2リーグ「町田GIONスタジアム」で行われたFC町田ゼルビアのホーム最終戦コレオです。
この試合の前に町田ゼルビアはJ2優勝が決定し、初のJ1リーグ昇格を決めました。
2018年11月17日J2リーグ第42節 vs東京ヴェルディ
2018年のJ2リーグ最終戦のダービーマッチ「東京クラシック」でつくられたFC町田ゼルビアのコレオです。
町田ゼルビアは、この試合で勝てばJ2優勝の可能性もありました。
ただ現在の「町田GIONスタジアム」が改修前でJ1基準を満たしていなかったため、J1昇格はできない状況でした。
試合は1-1でドローとなり、町田ゼルビアはシーズンを4位で終えました。
アルビレックス新潟
名古屋グランパス
2024年5月3日J1リーグ第11節 vsヴィッセル神戸
2024年2月23日J1リーグ第1節 vs鹿島アントラーズ
2024年J1リーグ開幕戦「豊田スタジアム」でつくられたコレオです。
開幕戦のため、シンプルに「2024」とタイトル獲得の期待を込めた★を表しています。
2023年8月5日J1リーグ第22節 vsアルビレックス新潟
2023年8月に名古屋グランパスは「国立競技場」をホームスタジアムとして試合を開催しました。
ビジターのアルビレックス新潟も多くのサポーターが足を運び、入場者数は57,058人。
当時のJ1リーグ国立開催試合の最多記録を更新しました。
国立3層目まで使った"赤"と"黄色"のコレオは鮮やかでした。
2023年7月8日J1リーグ第20節 vs横浜Fマリノス
2023年J1リーグ中盤、首位の横浜Fマリノスをホーム「豊田スタジアム」に迎えた名古屋グランパスのコレオです。
首位vs2位の対決となった第20節は、熱戦の末2-2のドローとなりました。
ヴァンフォーレ甲府
2023年2月11日FUJIFILM SUPER CUP vs横浜Fマリノス
2023年2月に「国立競技場」にて前年度J1リーグチャンピオンの横浜Fマリノスと、前年度天皇杯チャンピオンのヴァンフォーレ甲府によるスーパーカップが行われました。
ヴァンフォーレ甲府は1層目と2層目を使い"青"と"赤"のコレオをつくりました。
甲府はJ2のチームでありながら、J1チャンピオン相手に素晴らしい善戦を見せました。
清水エスパルス
2023年8月19日J1リーグ第31節 vsFC町田ゼルビア
2023年8月に「IAIスタジアム日本平」でつくられた清水エスパルスのコレオです。
首位を独走するFC町田ゼルビア相手に、0-2から3点を奪い、3-2の大逆転勝利となりました。
2022年7月2日J1リーグ第19節 vs横浜Fマリノス
2022年7月に清水エスパルスは「国立競技場」をホームスタジアムとして試合を開催しました。
ゴール裏1層目と2層目のあいだの映像装置も利用してつくられた「S・PULS」コレオは圧巻でした。
オリジナル10の対決となった当試合は打ち合いとなり、3-5で横浜Fマリノスが勝利しました。
ジュビロ磐田
松本山雅FC
京都サンガF.C.
ガンバ大阪
2024年5月6日J1リーグ第12節 vsセレッソ大阪
2024年J1リーグ第12節の大阪ダービー「パナソニックスタジアム吹田」でつくられたガンバ大阪のコレオです。
ゴール裏は「太陽の塔×パナソニックスタジアム×ガンバ大阪エンブレム」を表しているようです。
メイン・バックスタンド・南側ゴール裏1層目まで巻き込んだ青黒のコレオです。
ホームゴール裏(北側)のコレオ上部には、セレッソ大阪に対して「OSAKA is OURS」と掲げています。
2023年9月24日J1リーグ第28節 vs浦和レッズ
2023年5月3日J1リーグ第11節 vsセレッソ大阪
2019年5月18日J1リーグ第12節 vsセレッソ大阪
2019年2月23日J1リーグ開幕戦 vs横浜Fマリノス
2019年J1リーグ開幕戦「パナソニックスタジアム吹田」でつくられたガンバ大阪のコレオです。
スタジアムは青黒に染まりました。
2018年10月6日J1リーグ第29節 vsガンバ大阪
2018年J1リーグの大阪ダービー「ヤンマースタジアム長居」でつくられたガンバ大阪のコレオです。
漢字で「大阪」の文字がつくられました。
「阪」の一部を横弾幕で表現しているのはミスではなく、以前にセレッソ大阪がつくったコレオを揶揄した意図があったようです。
セレッソ大阪
2018年10月6日J1リーグ第29節 vsガンバ大阪
2018年J1リーグの大阪ダービー「ヤンマースタジアム長居」でつくられたセレッソ大阪のコレオです。
桜色と白で「PRIDE」の文字がつくられ、色鮮やかなコレオでした。
ヴィッセル神戸
2022年11月5日J1リーグ最終節(第34節) vs横浜Fマリノス
2022年J1リーグ最終節、「ノエビアスタジアム神戸」で大迫勇也選手のイラストが掲げられました。
試合前にはルパン三世のイラストに変わりました。
サンフレッチェ広島
アビスパ福岡
2023年11月4日ルヴァンカップ決勝 vs浦和レッズ
2023年ルヴァンカップ決勝「国立競技場」でつくられたアビスパ福岡のコレオです。
"紺"と"白"のポリ袋を膨らませてつくられました。
色合い的に地味なコレオとなりましたね。
大分トリニータ
2021年12月19日天皇杯決勝 vs浦和レッズ
2021年天皇杯決勝「国立競技場」でつくられた大分トリニータのコレオです。
大分トリニータは2021年シーズンでJ2へ降格となりましたが、初の天皇杯決勝進出を果たしました。
2008年に初タイトル(★)を取り、2021年で2度目のタイトル(★)を取る意思を表しています。
残念ながら浦和レッズに1-2で敗戦し、天皇杯準優勝となりました。