

目次
スタジアム概要
スタジアム名称 | 仙台スタジアム |
ネーミングライツ | ユアテックスタジアム仙台 |
ホームチーム | ベガルタ仙台 |
着工 | 1995年 |
竣工 | 1997年 |
収容人数 | 19,694人 |
所有 | 仙台市 |
運営管理 | 仙台市公園緑地協会・日本体育施設グループ |
設計者 | 北海道開発コンサルタント |
施工者 | 鹿島建設・大末建設・奥田建設JV |
建設費 | 約130億円 |
階数 | 地上4階 |
敷地面積 | 46,361㎡ |
建築面積 | 16,907㎡ |
延床面積 | 28,193㎡ |
高さ | 27.46m |
フィールド | 139m×79m |
スタジアムアクセス
スタジアム周辺には大きな駐車場がないため、基本的には公共交通機関でアクセスするのが良いです。
最寄り駅は仙台駅から地下鉄1本で行けるので、とても便利ですね。
泉中央駅から徒歩
泉中央駅から北スタンド(ホームゴール裏)まで徒歩3~5分になります。
北スタンド前にある場外のスタジアムグルメを利用する場合は、泉中央駅がよいでしょう。
八乙女駅から徒歩
バックスタンドや南スタンドの場合は、
泉中央駅の一つ手前にある八乙女駅から歩くのもよいです。
バックスタンドまで徒歩10分ほどになります。
仙台駅からタクシー
仙台駅からタクシーを利用する場合は、所要時間24分、運賃は約3,160円。
(参考:JapanTaxi)
スタジアム周辺
ユアテックスタジアム仙台専用の駐車場はありません。
車でアクセスしたい方は「akippa」や「軒先パーキング」「タイムズのB」といった駐車場シェアリングサービスで周辺の駐車場を事前に予約するのが安心ですね。
座席の紹介
座席図は「ベガルタ仙台オフィシャルサイト」を参照ください。
シーズンによって座席名称が変わる場合があります。
SSS指定席

SSS指定席はユアテックスタジアム仙台で最上位の座席になります。
メインスタンド中央の9列目~11列目で、ピッチ全体を見ることができ、臨場感も抜群です。
雨に降られる可能性は極めて低く、まさに最高の観戦環境といえるでしょう。
座席数が少ないため、チケット入手は困難が予想されます。
SSS指定席をおすすめする人
- 最高の座席で試合を楽しみたい
- VIP感を味わいたい
- ピッチ全体を見たい
- 選手入場時に正面から見たい
- 雨の日でも安心して観戦したい
- 日かげで観戦したい
SS指定席

SS指定席は、SSS指定席と遜色のない座席でありながら、価格は2,000円ほど安価な座席になります。
ただし座席の位置によって見え方が大きく異なるため、できる限りスタンド中央の座席を選んだ方が試合全体の動きがよく見えます。
ベンチの選手も含めて近くで見たい場合は、中央ではなくサイド寄りの座席を選ぶのもよいでしょう。

1列目の座席は前に設置してある手すりで試合が見えにくいです。できる限り1列目は選ばないようにするのが得策です。
SS指定席をおすすめする人
- ベンチの選手も含めて近くで見たい
- 選手入場時に正面から見たい
- 日かげで観戦したい
- ピッチ全体を横から見たい
S指定席バック


S指定席バックは最後列(24列目)の座席でも臨場感のある試合を楽しむことができます。
関係者席や実況放送席などが設置されているメインスタンドとは異なり、バックスタンドは全ての座席が開放されています。
スタンド中央の座席を確保できれば、より試合観戦を楽しめるでしょう。
昼間は座席によって逆光となり日ざしが当たる場合があるので注意です。
S指定席バックをおすすめする人
- メインスタンドの高価なSSS席やSS席と同じように試合を観たいけど、チケットは安く購入したい。
- よりピッチに近い位置で観戦したい。
- ピッチ全体を横から観たい。
A指定席バック

A指定席バックはピッチのコーナー付近での観戦となります。
S指定席バックの中央と比較すると、A指定席バックはピッチが遠く感じます。
ユアテックスタジアム仙台はラグビーでも使用されるので、ゴール裏のスペースが広く空いているのです。
とはいえ、陸上競技場よりは近く観やすいことは間違いありません。
A指定席バックをおすすめする人
- S指定席(中央を除く)と同じように観戦したいが、チケットを安く購入したい
- ピッチを斜めから観たい
サポーター自由席(北スタンド)

北スタンドはベガルタ仙台サポーターの座席です。
仙台は熱狂的なコアサポーターがバックスタンドの「サポーター自由席バック」に位置しているため、初心者でもゴール裏は入りやすい雰囲気があります。
「ベガルタ仙台」の黄色いユニフォームを着ていないと浮いてしまうので、要注意です。(※気にしない人は大丈夫ですが、白や黒など無難な色の服を着ていくのがよいでしょう)
サポーター自由席(北スタンド)をおすすめする人
- ゴール裏から観戦したい
- ベガルタ仙台を熱く応援したい
- 泉中央駅に近いほうがよい
- チケットを安く購入したい
自由席南(南スタンド)

自由席南はチケット価格が安く、ゴール裏あるいはスタンドコーナーの位置から観戦できます。

最上部の24列目でも観やすく、ピッチ全体を俯瞰して観ることができます。

自由席南をおすすめする人
- チケットを安く購入したい
- ホーム・アウェイどちらのサポーターでもない
- ゴール裏から観戦したい
- 日かげで観戦したい
- 八乙女駅からアクセスしたい
スタジアムの特徴
- 約2万人収容のコンパクトなスタジアム
- 臨場感あふれる劇場空間
- 連続した屋根が美しく音響が良い
- スタンドは1層構造で観戦しやすいスタジアム
- 駅に近くアクセスがよい
1層構造のスタンド

ユアテックスタジアム仙台は2F席がなく、スタンドは1層構造となっています。
そのため、座席は24列目まで。
「パナソニックスタジアム吹田」のスタンド下層の座席も24列目までありますが、最後列は臨場感があるものの逆サイドのプレーは少し見えにくかった覚えがあります。
これは、幾層にスタンドが重なっているため、最下層の座席はある程度高さを抑える必要があったと考えられます。
一方でユアテックスタジアム仙台は、スタンドが1層構造となっていることで高さを確保することができ、観やすく臨場感のある観戦環境が実現しています。
連続した屋根が美しく音響が良い

ユアテックスタジアム仙台の屋根は、同じパターンのデザイン連続していて統一感があり、スタジアム内に入るとすっきりと美しくまとまっていることが分かります。
また屋根が途切れることなく、ぐるっと一周架けられているため、音の反響が心地よく感じられます。
屋根・雨に降られない座席
気になるのは、雨天時はどの座席まで雨に降られるのか。
私が過去に「ユアテックスタジアム仙台で観戦」した際に、試合途中にゲリラ豪雨が発生して試合が一時中断となったことがありました。
下の写真はその時のシーンになります。
南スタンドの観客は前から8列目までは完全に避難していることが分かりますね。
メインスタンドは5~6列目あたりまでは避難しているといったところでしょうか。
雨に降られる範囲はその時の風向きや風の強さによりますが、少なくとも座席の9列目~24列目は雨が降っても安心できる座席と想定されます。


昼間の日当たりはどうか?
昼間の試合では、座席に日が当たるかどうかによって、観戦環境が大きく変わりますね。
日ざしが当たると、夏は暑い・まぶしくて試合が見えない・日焼けする…など問題があります。

それではユアテックスタジアム仙台はどの範囲に日が当たるのか、ざっくりと見てみましょう。
上の写真は11月の13時頃に撮影した写真です。
全スタンドに屋根があるので、ほとんどの座席が日かげとなっていることが分かりますね。
一般的によく日ざしが当たる東側のバックスタンドや北スタンドでも、多くの座席が日かげとなっています。
【参考】
- 月刊体育施設:スポーツ施設&マネジメント情報誌.26(11)(330)
【新築時の専門工事業者】
- 電気設備工事(強電):栗原工業・菊電社JV
- 電気設備工事(弱電):塚田電気工事
- 給排水衛生設備工事:大成温調・北栄工業所JV
- 芝生:雪印種苗
- 芝生メンテナンス:日本体育施設
- 暗渠:三井石化産資
- 照明:松下電工
- 音響:TOA
- 観客席:岡村製作所
- 屋根:太陽工業(テフロン膜、雪止め施し北国仕様に)