日立柏サッカー場

スタジアム概要
スタジアム名称 | 日立柏サッカー場 |
ネーミングライツ | 三協フロンテア柏スタジアム |
ホームチーム | 柏レイソル |
開場 | 1985年 |
改修 | 1995年 |
入場可能数 (Jリーグ公式) | 15,109人 |
所有・運営管理 | ㈱日立柏レイソル |
改修費 | 約20億円 |
フィールド | 105m×68m |
スタジアムアクセス
スタジアムへのアクセスは下記のとおり。
柏駅東口から徒歩

柏駅東口から徒歩約20分~25分。
柏駅から路線バス

三協フロンテア柏スタジアムは、ホーム側とビジター側の入場口が完全に分離しています。
ホーム・ビジターそれぞれに近いバス停は下記のとおり。
土日祝日は、概ね1時間に2~4本の間隔で運行しています。
詳細な時刻表は「東武バス」で確認ください。
ホーム席(メイン・バックスタンド・柏熱地帯)
- 柏駅東口5番乗り場
- 「名戸ヶ谷行き(常磐台経由):柏28」に乗車
- 「緑ヶ丘」で下車
- 運賃は170円
ビジター席
- 柏駅東口5番乗り場
- 「名戸ヶ谷行き(常磐台経由):柏28」に乗車
- 「日立台」で下車
- 運賃は200円
柏駅からタクシー

柏駅からタクシーを利用する場合は、所要時間約6分、運賃は約1,000円が目安となります。
車でアクセス(駐車場)
スタジアム周辺には大きな駐車場がありません。
車でアクセスしたい場合は、下記サイトにて「日立台公園」と検索し、スタジアム周辺の駐車場を予約するがよいでしょう。
駐車場を予約する
座席の紹介

以下では、わたしが実際に現地で観戦した座席を紹介。

SS指定席(メインスタンド)

メインスタンドSS指定席は「三協フロンテア柏スタジアム」で最もグレードの高い座席になります。

屋根があるものの、雨に降られないのは一部の座席だけ。
スタジアム計画としては珍しく、メインスタンドが北東側にあるので昼間は日も当たります。
日があたり、雨にも降られるとなると、バックスタンドではなくメインスタンドを選択するメリットは少ないようにも思えますね。

バックスタンドなどと比べると、やや座席間隔があり若干の背もたれがあります。
SS指定席のデメリット
- 屋根は一部の座席にしかない(雨に降られる)
- 昼間は日が当たる(夏の暑さ、日焼け、逆光)
- チケットが最も高い座席
SS指定席のメリット
- 選手入場時に正面から見られる
- ベンチの選手や監督も近くで見られる
- 雨に降られない座席もある
- 座席間隔が少し広く、若干の背もたれがある
- 夕暮れどきはきれいな空を背景に写真が撮れる
MRホーム(メインスタンド)

メインスタンドのMRホーム指定席は、メインスタンドで唯一2階席レベルの高さがあり、中央とは独立したスタンドです。
前列の座席であれば、ピッチ(フィールド)に近くより臨場感のある試合を楽しめます。
後列の座席であれば、ピッチ全体がより見やすくなり、試合展開が把握しやすくなります。

MRホーム指定席のスタンドは、15列目と16列目のあいだが通路となっています。
上図のように、座席に背もたれがなく、15列目は通路に接していますね。
通路は人がよく通るので、人の往来が気になる場合は、15列目は避けた方がよいでしょう。




後列(23列〜29列目)の座席は上図のようになっています。
前列(1列〜15列目)と比べると、気持ち程度は背もたれがありますね……。
MRホームのデメリット
- 昼間は日が当たる(夏の暑さ、日焼け、逆光)
- 屋根がないので雨に降られる
- 座席間隔が狭く、背もたれがない
MRホームのメリット
- メイン・バックスタンドのなかで最も高さのある場所で観戦できる(ピッチ全体が見やすい)
- 夕暮れどきはきれいな空を背景に写真が撮れる
過去の観戦記
SF指定席(バックスタンド)

バックスタンドは、メインSS席よりもピッチ(フィールド)に近く、臨場感あふれる試合を楽しめます。
SF指定席は、バックスタンドの中央に位置する座席です。
チケットはメインSS席より安く、コスパの良い座席ですね。
SF指定席のデメリット
- 屋根がないので雨に降られる
- 座席間隔が狭く、背もたれがない
メリット
- メインSS席と同じスタンド中央にあり、チケットが安い
- 臨場感あふれる試合を楽しめる
- 日当たりが逆光にならない
一般的なスタジアムは、太陽光を考慮して西側にメインスタンド、東側にバックスタンドが配置されているのが通常です。
三協フロンテア柏スタジアムは北東側にメインスタンド、南西側にバックスタンドが配置されているため、昼間の試合でもバックスタンド側が逆光にならない特徴をもっています。
そのためバックスタンドは安価な座席でありながら、本来メインスタンド側にあるメリットを持つスタジアムなのです。
AL指定席(バックスタンド)

ALホーム指定席は、バックスタンドの中でアウェイ側に位置する座席です。
アウェイサポーターも利用する座席で、三協フロンテア柏スタジアムのなかでは比較的競争率の低い座席です。
臨場感がありながら、後ろの方の座席はピッチ(フィールド)全体が見えます。
ただしピッチ反対側のゴール前のプレーはやや見えにくいですね。
とにかくピッチの間近で試合を楽しみたいなら、前の方の座席を選び、試合全体を通してバランスよくプレーを見たいなら後方の座席を選ぶとよいでしょう。
AL指定席のデメリット
- 屋根がないので雨に降られる
- 座席間隔が狭く、背もたれがない(〜7列目までは若干あり)
- SF指定席やSD指定席と比べてピッチ逆サイドのプレーが見えにくい
メリット
- 臨場感あふれる試合を楽しめる
- 日当たりが逆光にならない
- メイン・バックスタンドのなかでチケットが最も安い
〜7列目の座席

7列目までの座席は、通路前にあり若干の背もたれがついています。
スタンドの勾配がゆるやかなので、選手に近い目線で臨場感を楽しめます。
8列目〜の座席

8列目以降の座席は、背もたれがない座席となっています。

バックスタンドの8列目の前は通路になっていて人通りが非常に多いです。
8列目で座っている人の目線より高い位置を人が頻繁に通るので、視界を妨げられることがあります。
人通りが気になる場合は、8列目は避けたほうがよいでしょう。
過去の観戦記
ゴール裏(柏熱地帯)

ホームゴール裏は、黄色のユニフォーム着ていないと入場してはいけないのではないか?と思うほど黄色に染まるスタンド、まさに「柏熱地帯」です。
柏レイソルのユニフォームを着ていないと浮いてしまいそうなので、私はまだ行く勇気がないほどです。

ただゴール裏1階席で柏レイソルのユニフォームを着ていない人もいるので、過剰に気にすることもないでしょう。
観戦に慣れていない場合、まずは2階席に行ってみるのがよいですね。
ゴール裏2階席は、試合中は座って観戦している人が多く、上の方の座席または端の方の座席になるほどライトなサポーターが多いイメージです。
柏熱地帯をおすすめする人
- ゴール裏から観戦したい
- チケットの価格を抑えたい
- 柏レイソルが好き(ユニフォーム着ている)
- スタジアム観戦に慣れている
ビジターゴール裏

ビジターゴール裏は立ち見席で座席数は12列程度と少なめです。
ビジターゴール裏もスタンドは黄色に染まっており、スタジアム全体をホームカラーに染める徹底ぶりです。
さすがチームが運営しているスタジアムですね。

座席数が少ないがゆえに、満員になったときは特に一体感があるエリアですね。
雨に降られない座席

メインスタンドの一部座席に屋根があります。
雨に降られない座席(無風)は15列目以降が目安になります。
ただ風の影響があるので、実際には15列目以降でも雨に降られる可能性があります。
雨に降られたくない場合は、なるべく後ろの方かつ中央寄りの座席を確保するのがよいでしょう。
屋根のある座席の参考記事
スタジアムの特徴

- ピッチが近く臨場感あふれるスタジアム
- 柏レイソルの圧倒的なホーム感
- 住宅街にあるコンパクトなサッカースタジアム
- ホームとアウェイが完全に分離

三協フロンテア柏スタジアムは各スタンドが構造的に分離していて、6つのスタンドが独立している形となっています。
独特なスタジアム構造に加えて、敷地が狭いという特性もあり、ホームエリアとビジターエリアの動線が完全に分離。
スタジアムの中はホームカラーの黄色一色に染まり、柏レイソルの圧倒的なホーム感を体感することができます。
【参考】
- 月刊体育施設:スポーツ施設&マネジメント情報誌.24(6)(297) 1995-04