2020年7月11日
J2リーグ 第4節
京都サンガFC vs アビスパ福岡
新型コロナウイルス感染拡大で中断していたJリーグが再開し、J2リーグは第4節より有観客試合となりました。
7月までは各会場で観客数は5,000人以下、座席間隔を空けての観戦となりますが、再開がとても喜ばしいですね。
今日は2020年1月に竣工した「サンガスタジアム by KYOCERA」での観戦です。
2月に開催された杮落としの試合を除けば、Jリーグで初めて使われる試合となります。
「パナソニックスタジアム吹田」と構造が非常に似ていますが、収容人数が約4万人のパナソニックスタジアム吹田と比較して、サンガスタジアムは2万1,600人とコンパクトにまとめられているため、どの座席からでも臨場感のある素晴らしいスタジアム。
座席は紫に染まり、京都サンガの"ホーム"を体感できました。
この記事でわかること
- メインスタンドS指定席で観戦
- 雨の日の影響(雨に降られる座席)
メインスタンドの中へ
サンガスタジアムは亀岡駅の目の前にあるので、アクセスは非常に便利です。
今日の座席はメインS指定席です。
メインスタンドのGATE1から入場しましょう。
GATE1からスタジアム内コンコースに入ると、コンコースからピッチを見ることができました。
「パナソニックスタジアム吹田で観戦」したときも、コンコースからピッチが見えたことに少なからず感動しましたが、「サンガスタジアム」は吹田スタジアム以上にコンコースからピッチへの視界が開けていて素晴らしい光景でしたね。
コンコースは室内コンコースと室外コンコースが建物外壁を挟んで並んでいました。
コンパクトなスタジアムなので、コンコースの通路幅は少し狭い印象です。
外コンコースは庇が張り出しているので、雨が降っていても通路1/3~半分程度は濡れないと思われます。
雨の日の座席への影響はどうなのか?
サンガスタジアムは全周に屋根が架かっているものの、本当に全座席が雨の影響がないのか、また自分の座席はどうなのか気になるところですね。
今回の座席は8列目。
下層スタンドは20列目まであります。
座席に着いた時には雨が降っている時間でしたが、雨に降られることはありませんでした。
しかしその後、小雨となった時に風向きが変わったためか、少しだけ雨に降られた時間がありました。
やはり屋根は架かっているものの、1階席の中央あたりまでは雨に降られる可能性は想定しておいた方が良いですね。
また最前列の座席は確実に雨に降られると思っていた方が良いでしょう。
ただ全く屋根のないスタジアムと比較すれば、どの座席でも格段に快適なのは確かですね。
メインS指定席で観戦
座席に着きました。
完全パープル一色の座席です!
メインS指定席の横は「サンガシート」という最も高価な座席があります。
その後方には黒いシートのVIP席が設置されていました。
今のところ一般販売はされていないようですが、いつかVIP席で観てみたいね。
京都サンガの選手が入場しました。
近くで見るとサッカー選手は本当にカッコいい。
よく見ると、森脇良太とピーターウタカはカメラ目線な気がしますが…。
選手からもスタンドの様子がよく分かるようですね。
ウォーミングアップ時には、私の前の座席に居た女性が福岡慎平選手に向けてゲーフラ的なものをかかげアピールしていました。
それに対して福岡選手は目配せなどで応えて女性が喜んでいましたね。
ウォーミングアップが終わり、選手の入場です。
今日は応援禁止ということで選手の声やボールを蹴る音がよく聞こえて、普段とは違うサッカー観戦を楽しむことができました。
アビスパ福岡のフアンマ・デルガドはすごく声が出ていて、よく怒って他の選手に要求したのが印象的。
京都サンガの森脇良太は「モリ」と他の選手から呼ばれているのがよく聞こえました。
試合終盤には「頑張ってもう1点とろう、助け合おう、サポート!」などと言ってチームメイトを鼓舞していましたね。
ヨルディ・バイスは「はい、逆!」と日本語で指示していたり、ボールを大きくクリアするときに「バーイス!」と自分の名前を叫んでいた?ように聞こえました。
他にも色々と選手やコーチ、審判の声まで聞こえてきて、本当に面白かったです。
選手の人柄もよく伝わり、いつもよりサッカーを深く理解できたような気がしましたね。
そして試合は2-0で京都サンガが勝利。
昨年と多くのメンバーが入れ替わった京都サンガですが、ベテランが加わって安定感がある印象。
前線もピーターウタカを中心に期待できるメンバーが揃っていると思いました。
今シーズンはJ1昇格も期待できるのではないでしょうか。
「サンガスタジアム by KYOCERA」は素晴らしいスタジアムでした。
そして応援禁止の試合もすごく良かったです。
それではまた次回!
サンガスタジアムの観戦記