2021年4月10日
J2リーグ 第7節
ザスパクサツ群馬vsVファーレン長崎
今回は「正田醤油スタジアム群馬」で観戦です。
天気が良くて観戦日和ですね。
この記事でわかること
- 前橋駅からスタジアムへのアクセス
- スタジアム周辺
- スタジアムグルメ(鳥めし)
- メインスタンドで観戦
- メインスタンドの屋根の位置
- 高崎駅のグルメ(群馬の台所)
前橋駅からアクセス
スタジアムの最寄り駅は「前橋駅」です。
新幹線のとまる高崎駅から約15分の距離にあります。
群馬といえば前橋というイメージを持っていたものの、実際に訪れてみると、高崎の方が新しく栄えている印象がありましたね。
(あくまで駅前を見ただけですが。)
さて、前橋駅南口に出たものの、シャトルバス乗り場はどこだろう。
ザスパクサツ群馬の公式ホームページによると、シャトルバス乗り場は「東横イン前」。
東横インの近くに止まっているバスがそれかもしれない。
行ってみましょう。
バス待ちの列ができていました。
こちらのバスで合っているようですね。
シャトルバスらしからぬ、観光バスのような大型バス。
「敷島公園行き」と書いてあるので、知らない人は戸惑うかもしれません。
料金は片道250円です。(現金のみ)
往復券を購入することもできます。
正田醬油スタジアム周辺
前橋駅南口から約15分でスタジアム前に到着しました。
ちなみに帰りのシャトルバス乗り場も、降りたところと同じ場所です。
シャトルバスを降りると、すぐにメインスタンドの前!
メインスタンドの目の前には鬱蒼とした松林が…。
もう少し進むと…
メインスタンドの正面へ到着です。
1950年代に建設されたスタジアムなので、外観はかなり年季がはいっていますね。
メインスタンドの前にスタジアムグルメがあります。
敷地が狭いので、入場者数が多いときは大混雑でたいへんなことになりそうだな…。
ザスパクサツ群馬がJ1に昇格することを期待して、ぜひ新しくスタジアムを建設してほしいですね。
スタジアムグルメを食べる前に、反対側のバックスタンドの方まで行ってみましょう。
バックスタンド前はこんな感じ。
特に何もないので、メインスタンド前に戻りましょう。
スタジアムグルメ
今回のスタジアムグルメは上州群馬の名物「登利平」の"鳥めし"に決めました。
鳥めし弁当は"竹"(730円)と"松"(830円)の2種類あります。
"竹"はムネ肉だけ。
"松"はモモ肉とムネ肉が半分ずつ入っているので、わたしは"松"をおすすめします!
特にモモ肉の方が美味しいので、はじめての方は、まずは"松"で食べ比べてみるのがよいでしょう。
モモ肉とムネ肉のハーフ&ハーフ。
ムネ肉も美味しいが、少しパサパサ感あり。
モモ肉の方が肉厚があって私は好きですね。
メインスタンドの中へ
今日はメインスタンドの指定席。
2ゲートから入場です。
歩いていると、こんな掲示が。
今日は入学式を行うようです。
メインスタンドの中に入りました。
思っていたよりも古びているな…。
メインスタンドに入り少し気持ちが落ち込みましたが、スタンドに出てみると素晴らしい眺めでテンションがあがりました。
陸上トラックはあるものの、思ったより近くて観やすい!
北サイドスタンドの後ろには、「赤城山」が見えます。
美しい風景をつくり出していますね。
雨の日は、メインスタンドに屋根はないと思っていた方がよさそうです…。
古いスタジアムではあるものの、メインスタンド指定席は個席で座席間隔もあるので良いですね。
メインスタンド指定席で観戦
今日の座席はチケット購入時に座席選択ができませんでした。
ランダムに割り当てられた座席は、前から3列目のC列42番。
わたしはもう少し俯瞰で眺めるのが好きなので、自分ではなかなか選ばないであろう座席でした。
でも選手をより近くで見ることができたのでこの座席も良かったです。
ザスパクサツ群馬の選手が入場。
注目選手、というか私が知っている選手は、FWの大前元紀とMFの内田達也、DFの畑尾大翔。
大前元紀は流通経済大学柏高で高校サッカー選手権優勝。
高校サッカーでは得点王となり異次元の活躍をしていたイメージが強いせいもあり、プロでは活躍しているもののパッとしないイメージがありました。
しかしブンデスリーガでのプレー経験もあり実力のある選手ですね。
Vファーレン長崎の選手が突然目の前に出てきました!
長崎で気になるのは、元横浜Fマリノスのエジガル・ジュニオ、富樫敬真、原田岳の3選手。
湘南ベルマーレに在籍したことのあるフレイレ、秋野央樹、亀川諒史、川崎フロンターレのカイオセザール、ジュビロ磐田の新里亮など、関東のチームに在籍していたイメージのある選手が多いですね。
ウォーミングアップが終わり、選手入場です。
キャプテンは、ザスパクサツ群馬が大前元紀、Vファーレン長崎が秋野央樹。
前半開始早々2分、Vファーレン長崎がコーナーキックのチャンスを迎えます。
しかしザスパクサツ群馬は跳ね返したボールを素早い速攻でカウンター。
長崎のディフェンダーを群馬の加藤潤也がまた抜きでかわす。
こぼれたボールを田中稔也が拾い、独走。
ゴールキーパーと1対1になったところで、右に流し、走り込んだ加藤潤也に再びパスを出す。
冷静にゴールへ流し込み、群馬が早々と先制する形となりました。
その後、長崎はポゼッションで優位を保つも、なかなか良いチャンスを作れない。
群馬はもう一度チャンスを作り出したものの、シュートはゴールバーに弾かれる。
前半は1-0群馬のリードで折り返します。
後半も長崎はポゼッションで優位に試合を進めるも、なかなか決定機を作れない。
61分にはルアンを投入して流れを変えようとする。
その7分後、突然試合は動きました。
最終ラインのフレイレからのロングパスに抜け出したエジガル・ジュニオが柔らかいタッチで絶妙トラップ。
群馬のゴールキーパーが飛び出すも、ループシュートでボールは無人のゴールへ吸い込まれる。
鳥肌が立つ巧みなプレーでした。
思えば横浜Fマリノス在籍時は、怪我がなければJ1リーグ得点王になるペースで得点を量産していた選手。
J2レベルではないですね。
75分には秋野央樹から受けたボールを反転して、シュート。
再びエジガル・ジュニオが得点。
群馬はあっという間に逆転されてしまいました。
今日の試合は長崎のボランチ、カイオ・セザールによくボールが集まっていましたね。
193cmもあるので、本来はセンターバックだと思うのですが、足元の技術に優れ、よく動いていましたね。
群馬のボランチは岩上祐三。
こちらは対照的に小柄な選手です。
ビルドアップ能力に優れ、前線へのパス供給が素晴らしい精度だったと感じました。
試合の流れは最後まで変わらず、終盤には長崎のルアンのファールがきっかけで、群馬の監督コーチが暴言。
最後のさいごにイエローカードが提示されました。
結局、試合は1-2でVファーレン長崎の勝利!
今日は思ったよりピッチが近く、細かいプレーがよく見えたので、より楽しめました。
試合展開も逆転勝ちという、見る機会が少ない展開。
サポーターにとっては天国と地獄ですね。
帰りのシャトルバスですが、少し混雑するので、行きの時間よりは余裕を見ておいた方が良さそうです。
行きの前橋駅→スタジアムは約15分でしたが、帰りのスタジアム→前橋駅は約30分も掛かりました。
高崎駅のグルメ「群馬の台所」
夜は前橋駅周辺ではなく、高崎駅で食事をとることにしました。
改札からすぐのところにある「群馬の台所」で"峠の釜めし天婦羅御膳"(税込1,738円)を頂きます。
野菜が多めのメニューですね。
春野菜の天ぷら、ミニサラダ、みそ汁と付け合わせも美味しい。
釜めしは筍やしいたけ、うずらの卵や鶏肉が乗っていて、意外とボリュームがあって、満腹になりました。
群馬の名物も満喫できて、穏やかな群馬の観戦はすごく良かったです。
それではまた次回!