2021年6月19日
J1リーグ 第18節
北海道コンサドーレ札幌vs大分トリニータ
今日はコンサドーレ札幌のホームスタジアム「札幌厚別公園競技場」で観戦です!
通常は「札幌ドーム」で試合が行われることがほとんどですが、年に数回あるチャンスを狙ってやって来ました。
札幌サポーターに"聖地"と呼ばれる厚別競技場は1986年に完成し、1996年よりコンサドーレ札幌の本拠地として使用されるようになった歴史のあるスタジアム。
同じく"聖地"と呼ばれていた名古屋グランパスのホームスタジアム「名古屋市瑞穂公園陸上競技場」(※現在は新スタジアムに改築中)に何となく雰囲気が似ているようにも思います。
新しい専用スタジアムも良いのだけど、こういう歴史のあるスタジアムも味があって良いですね。
この記事でわかること
- 新千歳空港のグルメ
- 大谷地駅から札幌厚別公園の道のり
- 札幌厚別公園競技場の周辺
- スタジアムグルメ
- メインスタンド南(カテゴリー2)
新千歳空港のグルメ(ラーメン)
新千歳空港へ10時に到着。
まずは空港でグルメを堪能したいと思います。
ターミナル3Fのレストランエリアにある「北海道ラーメン道場」に行ってみましょう。
ラーメン屋は10店舗あり、その中でも「えびそば一幻」が大人気で連日にぎわいを見せています。
開店時間(10時)の10~15分後に到着したものの、すでに店内は満席。
なので今日はやめておき、「札幌味噌ラーメン専門店けやき」で食べることにします。
コーンバターラーメン(1,150円)を注文しました。
王道の札幌味噌ラーメンという感じ。
空港だから少し価格設定が高めですね。
これなら時間があれば札幌駅の方まで行って、食べる方が良いかもしれません。
ちなみに、以前に「札幌ドームで観戦」した際に訪れた「一粒庵」の"元気の出るみそラーメン"は間違いなくおすすめです!
ラーメンを食べ終えて10時半過ぎに「北海道ラーメン道場」を出た頃、「えびそば一幻」の前には行列ができていました。
コロナ禍でも人気店はあまり影響がないようですね。
わたしは今度空いている時間帯を狙って一度行ってみたい。
新千歳空港駅から大谷地駅へ
それでは新千歳空港から電車を利用して、札幌厚別公園の最寄り「大谷地駅」へ行きましょう。
新千歳空港駅からJR快速エアポートで新札幌駅へ。
地下鉄に乗り換え大谷地駅へ45分程度で到着です。
大谷地駅から札幌厚別公園へ
大谷地駅には複数出口がありますが、コンビニを利用したい方は5番出口から出るとよいですね。
出口に隣接してローソンがありますので、試合前の飲食料の調達に便利です。
さきほど5番出口のローソンを紹介しましたが、こちらの道なりに「セイコーマート」というコンビニもあります。
仮にローソンを見逃しても大丈夫ですよ。
大谷地駅から厚別公園までの道のりにあるコンビニはこの2か所のみです。
道央自動車道の上に架かる橋の手前で左折し、このあたりが中間地点です。
ここから先に第1ゲートと第4ゲートへ進む2ルートの分かれ道が出てきます。
どちらへ行っても大差はありませんので、初めて行く方は人の流れに合わせて進めばよいでしょう。
札幌厚別公園
第4ゲート(バックスタンド側)へ行くルートを進むと、厚別公園の入口へ到着です!
スタジアム周辺
北サイドスタンド(ホームゴール裏)の前まで来ました。
札幌厚別のスタジアムグルメのコンセプトは、「厚メシ~日本一あついメシへ!~」とのこと。
ホームページにはどんなお店が出ているのか情報が無かったので楽しみです。
第4ゲートの近くには、ケバブやフランクフルト(ソーセージ)をメインにしたお店がありますね。
第1ゲートの方へ進むと、ガパオライスとコーヒーを販売しているお店があったり、"白い恋人"の赤いキッチンカーではスイーツ系の商品を主に販売しています。
奥の方には、カレーとナンのお店や、焼きそばやたこ焼きを販売しているお店がありました。
うーん…。「日本一あつい」という言葉に期待したほどでは無かったかな…というのが正直な感想です。
今日は南側の第2ゲートと第3ゲートが閉鎖しています。
第1ゲートの奥の方まで来てみましたが、メインスタンドの奥は行き止まり。
まだ一般入場開始時間前なので、とりあえず引き返しましょう。
先行入場の待機列は長い行列ができていますね。
第4ゲートの前まで来ました。
バックスタンド~南サイドスタンド
第4ゲートも通り過ぎ、バックスタンドの前を通って反対の南サイドスタンドの方まで行ってみましょう。
スタジアムの中に入らなくても、若干ですが試合の様子が見えそうですね。
こちらは閉鎖されている第3ゲート。
南側は林の中。スタンドが見えないので、ここから初めて来た人は、この横にスタジアムがあるとは思いませんよね。
大型ビジョンが見えました!
昔はおそらく無かったであろう場所に、林を切り開いて造られたのがよく分かりますね。
南側の記念広場には、巨大なモニュメントが!
ちょうど右隅に人が立っているので、比べてみると分かりますが20メートル以上はありそうでしょうか。
平成元年に開催された「はまなす国体」のシンボルモニュメントとして制作されたようです。
メインスタンド南側の第2ゲートの前まで来ました。
こちらも今日は閉鎖されていますので、再びバックスタンドの方を通って引き返すことにします。
コンサドーレ札幌の選手バス
北サイドスタンド前まで戻ってきました。
こちらは第1ゲートの近くに止まっていた選手バスです。
チームカラーの赤黒が全面に出ていて、カッコいいデザインですね!
スタジアムの中へ
第1ゲートから入場しましょう。
第1ゲート入場後、階段を上るとメインスタンド前のコンコースです。
地上レベルより高い場所にあるのに、通路が広く地上に居るような不思議な感覚。
コンコース部分からピッチを見ることもできます。
北サイドスタンド(ホームゴール裏)
今日の座席はメインスタンドですが、ゴール裏エリアも入れるようなので行ってみましょう。
こちらはゴール裏の最上部正面から。
メインスタンド外部コンコース
メインスタンドの前にはコンサドーレ神社という賽銭箱が。
おそらくコンサドーレの必勝祈願をしているのでしょう。
メインスタンド前のコンコースを通って、閉鎖されている第2ゲート前の広場まで来ました。
第1ゲートから入場して階段を上り進むと、第2ゲート前は地上レベルとつながっているのが不思議な感覚。
北側と南側で高低差があるのがよく分かりますね。
メインスタンドの中へ
メインスタンドへ入場!
今日は南側のカテゴリー2ですが、入場規制がゆるく中央のカテゴリー1のゾーンへ行き来できるようです。
メインスタンドの中央まで来てみました。
ここまで高い壁がスタンド内にあるスタジアムは厚別だけではないでしょうか。
スタジアムグルメ
朝ご飯を食べて、10時頃にはラーメンを食べたものの、スタグルも食べたい。
今日は1日4食ということにして、スタジアムグルメを食べましょう。
ひととおり見て、今回は一番気になった「CAFE PAN GI」のガパオライスにします。
ひき肉にピーマン、半熟の目玉焼きを乗せて。
美味しい。しかし日本一の厚めしと言われるにはまだまだ遠いのでは。
あまりお腹は空いていないけど、スタジアムに居ると体力消耗していつもよりお腹が空きやすいので、食べ過ぎるくらいが丁度よいですね。
メインスタンド南(カテゴリー2)で観戦
今日の座席は、カテゴリー2のP列29番。
前方に手すりがありますが、観戦には影響はありません。
1つ前のO列に座ると手すりが邪魔で試合が見えにくいはずです。
両チームのスタメンが大型ビジョンに出ています。
札幌はいつもお馴染みのメンバー。
少し違和感があるのは、エースストライカーのアンデルソン・ロペスが中国へ移籍を前提とした離脱のため先発を外れていること。
大分トリニータは2年前にJ1へ昇格したときのメンバーが1人も居ない。
19年、20年と2シーズンを過ごして、監督は継続するも、チームは様変わりしてしまいましたね。
そして今シーズンは下位に低迷、現在は降格圏と危ない位置にいます。
選手入場。今シーズンの札幌のユニフォームかっこいいですね。
ちなみに「駅前不動産スタジアムで観戦」したときのブラックのビジターユニフォームはもっとカッコよかった。
コイントスで陣地が交代。前半はコンサドーレ札幌が風上となります。
前半キックオフ!
試合は立ち上がりから札幌が支配する展開。
前半9分には金子拓郎がディフェンスラインの背後に抜け出し、福森晃斗の絶妙なロングフィードを受け、相手DFを1人かわしてから右足でシュート。
これが決まり早々と札幌が先制点。
大分トリニータは町田也真人の惜しいミドルシュートがあったものの、それ以外は前半ほぼノーチャンス。
21分には左サイドからパスワークで崩し、最後は後ろから走り込んできた金子拓郎が中央で受け、今度は左足でシュート。
これが鮮やかに決まり2-0。
今日は風が強く、ボールがよく流される。
風の勢いも利用して、前半は札幌が圧倒していた試合内容でした。
もうこのまま札幌が勝つだろうと思わせる格差のある試合。
しかし札幌は勝ってはいるものの、やはりアンデルソンロペスの存在感が大きかったのだと、居ないときに見てすごく感じました。
後半キックオフ!
後半も思った通り、札幌優位の状況は最後まで変わりませんでした。
両チーム共にチャンスを決めきれず、試合はこのまま2-0でコンサドーレ札幌の勝利となりました。
新千歳空港のグルメ(海鮮丼)
試合が終わってすぐに新千歳空港へ向かい、17時頃に到着しました。
帰りはこちらの「きくよ食堂」で海鮮丼を食べましょう。
先客は1組だけ、コロナ禍で店内はがらがらでした。
ウニ・エビ・カニ・イクラ・鮭フレーク・ニシンの6種類が乗っている「親子と他人の海珍丼」(2,450円)を注文。
レギュラーサイズとミニサイズがあり、2つの器を見せてもらいましたが、違いがよく分からない。
レギュラーサイズにしておきましたが、量は少なめに感じました。
意外と一番美味しかったのが"ニシンの切り込み"。
元々、生ウニが好きではないので(なぜ頼んだの)、正直なところ全体的に満足感は薄かったです。
おそらく空港よりも、函館にある本店の方が新鮮でもっと美味しいのだと思います。
海鮮丼を食べてから30分後くらいに原因不明の気持ちの悪さと軽い吐き気に襲われ(1時間くらいで治りました)、私はおそらくウニのアレルギーがあるのかもしれない…と分かったことが収穫と思うことにします。
これまで生ウニに拒否反応があった理由が分かり?もう生ウニは一生食べないと心に誓いました。
新千歳空港「Super Lounge」
さて気持ちの悪さが治ったところで、フライトまで時間があるので3Fの「Super Lounge」で休憩することにしました。
空港のラウンジは対象のクレジットカードを持っていれば無料で入ることができるのでおすすめ。
1,100円掛かるところ無料で、ドリンクも飲み放題です。
ラウンジから外の景色を眺めることができます。
適度に間隔を空けて仕切られた空間は、すごく居心地が良くて落ち着きます。
こんな快適な所を無料で利用できるなんて素晴らしい。
今回は朝早くに出て、夜遅くに帰る日帰り旅行でした。
まる1日満喫できて楽しかった。
それではまた次回!