2020年2月8日
ゼロックススーパーカップ
横浜Fマリノス vs ヴィッセル神戸
今年も待ちに待ったJリーグが始まります!
2020年、最初の試合は昨年のJ1リーグ王者・横浜Fマリノスと、天皇杯王者のヴィッセル神戸の一戦。
今回はバックスタンド中央の6列目というピッチに近い座席で観戦です。
浦和美園駅からアクセス
「埼玉スタジアム2002」へのアクセスですが、浦和駅などからシャトルバスが出ているものの本数は少ないです。
基本的には浦和美園駅から歩いて15分~20分がよいでしょう。
埼玉スタジアムへ到着しました!
今日はJリーグ王者の対決ということで、Jリーグ各クラブのグルメが出店されていますね。
FC今治の焼豚玉子飯やツエーゲン金沢のカツカレー、清水エスパルスの富士宮やきそば、ガンバ大阪のたこ焼きなど…ご当地のメニューが並んでいる訳ですが、中には鹿島アントラーズのやきいもなど「なぜ?」と思うメニューもあり…
バックスタンドSA指定席で観戦
スタジアムの中へ入場しました!
今回の座席はバックスタンドのSA指定席です。
座席の位置は抽選で決まりましたが、前から6列目のほぼ中央という最高に良い座席が当たりました!
ゼロックススーパーカップでは毎年、前座試合として「NEXT GENERATION MATCH」というユース年代の試合が行われます。
今年は日本高校選抜vs横浜Fマリノスユースの対戦です。
Jリーグ選抜と高校選抜の対戦が毎年続いていたものの、今年はJリーグクラブ単独での参戦。
横浜Fマリノスユースは現2年生主体のチームで試合に臨みました。
後半からの観戦となりましたが、冬の全国高校サッカー選手権大会で活躍した選手のプレーを観ることができて、すごくワクワクしましたね。
晴山岬(帝京長岡高校→FC町田ゼルビア)、田中克幸(帝京長岡高校→明治大学)、古宿理久(青森山田高校→横浜FC)、山田真夏斗(立正大湘南高校→松本山雅FC)など今後が楽しみな選手がたくさんいます。
試合は横浜Fマリノスユースが3-2で勝利。
やはり連携面でクラブチームが上回ったということでしょうか。
日本高校選抜も急造チームでしたが、個々のプレーには光るものがありました。
「NEXT GENERATION MATCH」が終わり、ゼロックススーパーカップ、選手のウォーミングアップが始まりました。
スタジアムのボルテージが上がり、最高の雰囲気となっています。
J1リーグ王者の横浜Fマリノスサポーターの応援はものすごい声量でヴィッセル神戸の応援がかき消されていますね。
こちらは南サイドスタンド、ヴィッセル神戸のゴール裏サポーターです。
横浜Fマリノスのゴール裏は上段までほぼ満席の状態ですが、ヴィッセル神戸のゴール裏は空席が結構目立っていますね。
ヴィッセル神戸選手のウォーミングアップを間近で見ることができました!
それにしても今年はメンバーが豪華すぎますね。
ヴィッセル神戸のスターティングメンバーは下記の通り。
GK飯倉大樹、DF西大伍、ダンクレー、大崎玲央、トーマス・フェルマーレン、酒井高徳、MF山口蛍、セルジ・サンペール、アンドレス・イニエスタ、FW古橋享梧、ドウグラス
一方で横浜Fマリノスは昨年の優勝メンバーに補強を加えて、さらに層が厚くなっています!
セレッソ大阪から古巣へ帰還した水沼宏太には特に期待ですね。
横浜Fマリノスのスターティングメンバーは下記の通り。
GK朴一圭、DF松原健、チアゴ・マルチンス、畠中槙之輔、ティーラトン、扇原貴宏、喜田拓也、マルコス・ジュニオール、FW仲川輝人、エリキ、オナイウ阿道
お酒を飲みながら友人と談笑しているうちに、試合開始時間が近づいてきました。
いつもは1人で観戦することが多くスタジアム内で起こることをよく覚えているのですが、しゃべっているとあまり記憶にないものですね。
1人だと自分の世界でじっくりと試合に向き合えますが、やはり友人や誰かと一緒に観戦する方が楽しい。
試合前にはJ1~J3全カテゴリーのチームフラッグが集結しました!
2020年現在、Jリーグのチーム数は計59チームとなりました。
J1:18チーム、J2:22チーム、J3:19チーム)
試合数が増える分、楽しみも増えますね。
サッカー専用スタジアムでピッチに近い座席は、臨場感が抜群です!
しかし前方の座席は逆サイドのプレーが見えにくいというデメリットはありますので、試合全体を俯瞰して観たい人にはおすすめしません。
ただピッチに近ければ近いほど、選手の技術や迫力、プレーの凄さをより肌で感じることができますので、一度は前方の座席で観戦してみるのが良いと思います。
私が小さいころは「日産スタジアム」で観戦することが多かったのですが、はじめてサッカー専用の「ニッパツ三ツ沢球技場」で観戦したときは、感動を覚えたほどでした。
なので一度はサッカー専用スタジアムの前方の座席を体感してみることをおすすめします!
ちなみに今日はアンドレス・イニエスタがファールを受けたときに「AaーOh!!」といった声も聞こえてきました。
「ノエビアスタジアム神戸で観戦」したときは、ダビド・ビジャが初瀬選手に対して「Ryoー!!」と叫んで怒っていた声も聞くことができましたね。
普段聞くことのできない声を体験できるのも、サッカー専用スタジアムの魅力です。
試合は前半、ドウグラスのゴールでヴィッセル神戸が先制。
マルコスジュニオールの同点弾で横浜Fマリノスが追いつくものの、40分に古橋享梧がマリノス守備陣の隙をつき、ヴィッセル神戸が追加点を挙げ、前半を折り返します。
後半は扇原貴宏のゴールで横浜Fマリノスが同点に追いつきますが、再びヴィッセル神戸は山口蛍のゴールで追加点。
その後、横浜Fマリノスがエリキのゴールで再び同点に追いつきました。
試合は両者ともに攻撃的なシーソーゲームの展開で、3-3の引き分けで試合終了です。
両チームともにスピーディな激しい攻防で、誰が見ても楽しめる試合だったのではないかと思います。
歴史的な珍事となったPK戦
カップ戦なので、このあとはPK戦で決着をつけます。
この時点で十分に満足な試合内容だった訳ですが、PK戦では誰も予想し得なかった、歴史に残る珍事が繰り広げられました。
PK戦前、2019年シーズン途中まで横浜Fマリノス一筋で在籍した飯倉大樹と、飯倉選手からGKレギュラーの座を奪いとった朴一圭が一緒に歩くシーンに胸が熱くなります。
両チーム2人目までのキッカーはなんなくPKを決める。
しかし3人目から事態は急変し、なんと両チーム合わせて9人連続失敗という珍事件でした!
これはギネス記録だそうです。
プロチームのPK戦を生観戦するのは初めての経験でしたが、ある意味こんなに盛り上がるPK戦を観ることができてラッキーでした!
「また外すんかーい!」と何度つっこみをいれたことか!
2020年初めから本当に楽しませてもらいました。
ヴィッセル神戸は2017年頃からルーカス・ポドルスキやアンドレス・イニエスタ、ダビド・ビジャ、トーマス・フェルマーレンとスター選手を次々と獲得してきましたが、2019年の天皇杯で初タイトルを獲得し、いよいよビッグクラブへの道筋が見えてきたのではないかという気がしますね。
それではまた次回!