さいたま市大宮公園サッカー場
スタジアム概要
スタジアム名称 | さいたま市大宮公園サッカー場 |
ネーミングライツ | NACK5スタジアム大宮 |
ホームチーム | 大宮アルディージャ |
竣工 | 1960年 |
改修 | 2007年10月 |
収容人数 | 15,600席 |
最寄り駅 | 大宮駅 |
所有 | さいたま市 |
運営管理 | さいたま市公園緑地協会 |
設計者(改修) | NTTファシリティーズ |
施工者(改修) | 戸田建設・株木建設・ユーディーケーJV |
用地測量費(改修) | 約1,050万円 |
実施設計費(改修) | 約9,000万円 |
改修工事費 | 約40億円 |
スタジアムアクセス
スタジアムへのアクセスは下記のとおり。
大宮駅東口から徒歩
大宮駅東口からスタジアムまで徒歩約15分~20分が目安となります。
大宮駅からタクシー
大宮駅からタクシーを利用する場合は、所要時間は約7分、運賃は約1,100円が目安となります。
大宮公園駅から徒歩
「大宮公園駅」から徒歩約10分~15分が目安となります。
北大宮駅から徒歩
「北大宮駅」から徒歩約10分となります。
車でアクセス(駐車場)
大宮公園駐車場
東駐車場 | 238台 |
西駐車場 | 40台 |
有料ではありますが、東駐車場はスタジアムの隣にあるので便利です。
時間制のため、たとえばキックオフ2時間前に到着し、4時間駐車した場合は料金が800円になります。
駐車できない場合を考え、他の駐車場などの選択肢も想定しておくとよいでしょう。
大宮第二・第三公園駐車場
第二公園 | 259台 |
第三公園 | 68台 |
無料のため、混雑で駐車できないことも予想されます。
駐車できない場合を考え、他の駐車場などの選択肢も想定しておくとよいでしょう。
24時間営業でないため、ナイターの試合は駐車できないことが予想されます。
駐車場予約サイト
駐車場が利用できるか不安な場合は、下記サイトで「大宮公園」と検索して駐車場を予約するのが安心です。
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座席の紹介
以下では、わたしが実際に現地で観戦した座席を紹介。
アルディージャシート
「アルディージャシート」は、メインスタンド中央から最も見やすい位置で観戦できる座席です。
チケット価格がやや高いのがネックですが、臨場感がありピッチ(フィールド)全体が見やすいので、満足できる座席ですね。
また、スタンドが南側にあるため、昼間は日ざしが逆光にならないのがメリットです。
屋根はありますが、風が吹くと雨に降られやすい点に注意しましょう。
アルディージャシートは、バックスタンドやゴール裏と同じく背もたれのみ付いている座席です。
アルディージャシートのデメリット
- チケット価格が高め
- 屋根はあるが雨に降られる場合あり
アルディージャシートのメリット
- 臨場感がありピッチ(フィールド)全体が見やすい
- 日かげで観戦できる(日ざしが逆光にならない)
- 入場時に正面から選手を見られる
ホームメインS指定
メインスタンドはバックスタンドよりもスタンドが高く、ピッチ(フィールド)全体が観やすい座席です。
ホームメインS指定席は中央寄りにあるので、SA指定席と比べてより試合観戦が楽しめます。
ホームメインS指定のデメリット
- チケット価格が比較的高め
- 一部座席に屋根があるが、基本的に雨に降られやすい
ホームメインS指定のメリット
- 入場時に正面から選手を見られる
- ベンチの選手や監督の様子を近くで見られる(前の座席)
- 日ざしが逆光にならない
- スタンド中央は屋根がある
過去の観戦記
ホームバックS指定
「ホームバックS指定」は、選手の目線に近い位置で観戦することができ、メインスタンドよりも臨場感を感じられる座席です。
メインスタンドよりチケット価格が安く、お得感があります。
昼間の観戦では、日ざしが逆光となる点に注意です。
ナイターの試合であればメインスタンドよりもバックスタンドをおすすめします。
ホームバックS指定のデメリット
- 昼間は日ざしが逆光になる(暑さ・まぶしさ・日焼け)
- スタンドの高さが低く、ピッチ(フィールド)逆サイドのプレーがやや見えにくい
- 屋根がないので雨に降られる
ホームバックS指定のメリット
- スタンド高さがメインスタンドより低く、選手に近い目線で観戦できる
- メインスタンドよりチケットが安い
- 冬は日あたりがよいので暖かい
過去の観戦記
ホームバックSA自由
「ホームバックSA自由席」は、バックスタンドのサイド(ゴール裏)寄りの自由席エリアです。
自由席のため、早めに来場して座席の確保が必要となります。
中央の座席を確保できれば、ホームバックS指定席に近い視点でピッチ(フィールド)全体がより観やすくなります。
サイド寄りの座席であれば、ゴール前の攻防をより近くで楽しめます。
ホームバックSA自由のデメリット
- 昼間は日ざしが逆光になる(暑さ・まぶしさ・日焼け)
- スタンドの高さが低く、ピッチ(フィールド)逆サイドのプレーがやや見えにくい
- 屋根がないので雨に降られる
ホームバックS指定のメリット
- スタンド高さがメインスタンドより低く、選手に近い目線で観戦できる
- ホームバックS指定よりチケット価格が安い
- 冬は日あたりがよいので暖かい
ビジターバック指定
「ビジターバック指定席」は、バックスタンドのビジターゴール裏に近い位置で観戦できる座席です。
ゴールラインよりも後ろにある座席が多いため、逆サイドのプレーが見えにくいのがデメリットです。
ビジターチームの応援で、あらかじめ座席を確保しておきたい方におすすめです。
自由席でも良い場合は、ゴール裏の「ビジターサポーターゾーン」の方が観やすく、チケット価格も安くなっています。
ビジターバック指定のデメリット
- 昼間は日ざしが逆光になる(暑さ・まぶしさ・日焼け)
- スタンドの高さが低く、ピッチ(フィールド)逆サイドのプレーがやや見えにくい
- 屋根がないので雨に降られる
- ホームバックSA自由席よりもチケット価格が高い
ビジターバック指定のメリット
- スタンド高さがメインスタンドより低く、選手に近い目線で観戦できる
- ビジターチームの応援の熱を感じられる
- 冬は日あたりがよいので暖かい
ゴール裏(1F)
ゴール前の臨場感あふれる攻防を間近で観ることができる座席です。
1Fは立見になりますが、疲れたら2F席に移動するのもよいでしょう。
ゴール裏(1F)のデメリット
- 座席がないため、試合中ずっと立ってなければならない
- 屋根がないので雨に降られる
- 東サイドスタンド(ビジター側)は日ざしが逆光になる
ゴール裏(1F)のメリット
- ゴール裏の迫力ある攻防を近くで楽しめる
- チケット価格が安い
- サポーターの一体感がある
ゴール裏(2F)
東西サイドスタンドのゴール裏(2F)は、ピッチを見下ろすように、全体を俯瞰して見ることができます。
写真で見るよりも実際はもっと選手の動きがはっきり見えます。
ゴール裏(2F)のデメリット
- 屋根がないので雨に降られる
- 東サイドスタンドは日ざしが逆光になる
ゴール裏(2F)のメリット
- チケット価格が安い
- ピッチ(フィールド)全体がよく見える
車いす席
バックスタンドと西側サイドスタンド(ホームゴール裏1F)に車いすで観戦できるスペースがあります。
雨に降られない座席
以下では、現地で実際に見た屋根の位置や体験をもとに、雨に降られない座席を紹介します。
屋根はメインスタンドの一部だけしかありません。
メインスタンドの屋根は、6列目と7列目のあいだの通路の真上に屋根の先端があるイメージです。
風が弱い日は、通路より上の7列目以降の座席は雨に降られにくいと言えますね。
上図はメインスタンド"S16-69"(ホームメインS席)の位置から屋根を見あげています。
メインスタンドを正面からみると、西側は69番の座席が屋根が架かっている境界線となります。
私がメインスタンド中央のアルディージャシート(9列目)で観戦したときは、がっつり雨に降られました。
メインスタンド中央の"アルディージャシート"(7列目~10列目)は屋根が架かっているものの、風が吹けば雨に降られると思って防雨対策をするのがよいでしょう。
まとめると、上図の赤枠で囲ったエリアがメインスタンドで屋根があるエリア、その中でさらに雨に降られにくいエリアを赤枠で囲っています。
結論、NACK5スタジアム大宮は、ほぼ全ての座席が雨に降られると思っておくのがよいです。
メインスタンドvsバックスタンド
NACK5スタジアム大宮はメインスタンドもバックスタンドも観戦しやすい座席ですが、それぞれのスタンドの特徴を現地写真にて比較してみましょう。
上図は左側がバックスタンド、右側がメインスタンドを横から見た写真です。
スタンドの高さを比較すると、メインスタンドが高いことがわかります。
一方でスタンドからピッチ(フィールド)までの距離を比較すると、バックスタンドが近いことがわかりますね。
以上より、ピッチ全体が見やすい座席で観戦したいならメインスタンド、ピッチに近くより臨場感のある試合を楽しみたいならバックスタンドがおすすめといえます。
スタジアムの特徴
- 住宅街にあるコンパクトなスタジアム
- 地域密着で家族連れの多いアットホーム感
- サッカー専用ならではの圧倒的な臨場感
- 座席の間隔が広く快適
- メインスタンドが南側に配置されている
住宅街にあるコンパクトなスタジアム
NACK5スタジアムが立地する場所は住宅街のすぐとなりです。
大規模なスタジアムの存在感を主張しない、住宅街に溶けこんだ外観となっています。
地域密着で家族連れの多いアットホーム感
スタジアムに訪れて感じたのは、家族連れが多く穏やかでアットホームな雰囲気があったことです。
以前に「カシマサッカースタジアムで観戦 Vol.2」した時は、大きなスタジアムで本気の勝負の"バチバチ感"がある雰囲気でした。
それとは対極の小さいスタジアムで穏やかな雰囲気のスタジアム。
どちらが良いという話ではなく、それぞれのスタジアムならではの雰囲気があるのが良いですね。
サッカー専用ならではの圧倒的な臨場感
サッカー専用スタジアムのため、観客席とピッチの距離がすごく近く、臨場感のある試合観戦を楽しめます。
"球技専用"だとラグビーの試合にも使われるため、ゴール裏のスペースが広くなってしまいます。
(例:仙台スタジアム、東平尾公園博多の森球技場)
NACK5スタジアム大宮は、"サッカー専用"なので、ゴール裏もピッチが近いのがメリットですね。
座席の間隔が広く快適
NACK5スタジアム大宮の座席は間隔が広くとられているので、ゆとりがあって快適です。
座席前後の間隔も広いので、人が座っていても通り抜けしやすいです。
メインスタンドが南側に配置
一般的なスタジアムの配置は、西側にメインスタンドがあることが多いです。
NACK5スタジアム大宮は南側にメインスタンドがあるので、メインスタンド西側はよく日が当たります。
【参考】
- 公益財団法人さいたま市公園緑地協会
- NTTファシリティーズ
- 日本工業経済新聞社|2005年3月8日掲載