2021年7月17日
J2リーグ 第23節
栃木SC vs ヴァンフォーレ甲府
栃木SCのホームスタジアムである「栃木県グリーンスタジアム」での初観戦です!
前回の栃木SCの試合は、新しく完成したばかりの「カンセキスタジアムとちぎで観戦」でした。
スタジアムライセンスの関係上、今後カンセキスタジアムとちぎが栃木SCのメインのホームスタジアムとなる可能性があります。
しかし栃木県グリーンスタジアムは球技専用でメイン・バックスタンドは観やすいので、ぜひこちらも引き続き使用してもらいたいと思いますね。
この記事でわかること
- 宇都宮駅からのアクセス
- スタジアム周辺
- スタジアムのなかの景色(メインスタンド・ゴール裏・バックスタンド)
- スタジアムグルメ(ブラジル丼)
- 夕暮れから夜の風景
宇都宮駅からシャトルバス
それでは、今日は宇都宮駅東口からシャトルバスに乗ってスタジアムへ向かいましょう。
栃木県グリーンスタジアムへ向かうバス乗り場は2番乗り場になります。
一般の方は片道600円、往復券で買うと1,000円です。
(栃木SCファンクラブ会員は片道500円、往復800円)
宇都宮駅東口から所要時間25分で到着しました!
シャトルバスを降りるとスタジアムの目の前です。
スタジアム前のファンエリア
シャトルバスを降りて、メインスタンド前の「ファンエリア」を進んでいきましょう。
まず一番手前にあったのが、「スポーツカフェ92」。
ここはパスタやドリアを販売しています。
この先のファンエリアには6店舗が並んでいました。
お店を眺めているとすぐに買いたくなりますね。
ただスタジアムに入場してから、イベントエリアに2店舗、メインスタンドとバックスタンド近くに1店舗ずつありますので、どこで購入するかは、まずはスタジアムグルメ「BISTRO MAP」を見てみることをおすすめします。
ビジターゲートの入場口が近くにありました。
このまま進みましょう。
今日は暑すぎて、すでに汗だく…。
こちらはメインスタンド中央にあるBゲートです。
中をのぞいてみるとこんな感じ。
今居るところが高台にあって、橋を渡ってスタンドに行く構造になっているのが意外でした。
スタジアムに到着するまでは、高低差がない場所のイメージを持っていたので、やはり現地に来てみないと分からないものですね。
現場に足を運んで、こういう発見をするのが面白い。
キックオフ2時間前になって入場待機列が進み始めました。
わたしも列に並んで入場することにしましょう。
スタジアムの中へ
北ゲートから入場しました。
メインスタンドの全景が見えてきました!
波打つ形状の屋根と浮遊感が特徴的ですね。
近くで見るとなかなか迫力もある。
メインスタンド
こちらはホームゴール裏のスタンド。
メインスタンド通路からピッチを眺めます。
やはり専用スタジアムは観やすい!
そして思ったよりも大きいスタジアムで驚きます。
メインスタンドの屋根、こちらの角度から見るとカッコいい。
雨降ったときにどうなるのか興味深いですね。
今日の座席はバックスタンドですが、メインスタンドに入ることができたので少しだけ行ってみましょう。
実況放送席などに使われていると思われるボックス型の白い建物は後付け感がありますが、1993年の竣工時には既に設計されていたようです。
屋根のデザインを優先してこのような独立タイプのものになったと想像できますね。
屋根のデザインが優先されたことでスタンド上部にスペースが無くなり、こんなところにカメラが設置されていました。
メインスタンドのトイレ
スタジアムに入って目を引かれたのが、メインスタンドにある"トイレ"でした。
筒状の建物がスタンドに埋め込まれるように設置されています。
男性用・女性用どちらも筒状になっていて特徴的ですね。
元々、竣工当初は銀色だったようなのですが、経年劣化ですっかり輝きを失っています。
なんだか異様な空間…。
生き物のような…あるモノのような…少し気持ち悪い見ため。
イベント広場
メインスタンドの裏に「イベント広場」がありましたので、行ってみましょう。
階段を降りていきます。
イベント広場にはスタジアムグルメが2店舗出店されています。
"ローストビーフ丼"や"ササミ南蛮丼"など、ここにも美味しそうなものがありますね。
やはりトイレがすごく目立つ…。
ホームゴール裏
それではホームゴール裏を通って、バックスタンドへ向かいます。
バックスタンドの背後には、雑木林が整然と並んでいて、これもこのスタジアムならではの風景といったところですね。
ホームゴール裏からの眺めも良い感じ!
スタジアムグルメ(ブラジル丼)
ここでスタジアムグルメの紹介です。
スタジアム場外のファンエリア、メインスタンド近くのイベント広場と見てきて、最終的にバックスタンドにある「ダ・ネイデ」まで行き着きました。
実はスタジアムに来る前から決めていた、「ブラジル丼」。
ちょうどバックスタンドの近くにあったので良かった。
2016年グリスタグルメグランプリNo.1ということで、期待が持てますね。
ただ気になるのは、2016年って5年前…。
もう古くないですか。
日ざしが猛烈に暑いですが、バックスタンドの座席で食べることに。
蓋を開けてみると、お肉が小さくて少し残念…。
ビーフステーキ・チキンカツ・ブラジリアンソーセージの3種類が乗っています。
このなかで一番美味しかったのは、ブラジリアンソーセージでした!
バックスタンド
バックスタンドに入りましょう。
今日はとても暑いので、日かげで涼んでいる人が多いですね。
スタンドへ入りました。
バックスタンド最前列の通路中央からピッチを見ます。
メインスタンドはデザイン性があって、ピッチが近く素晴らしい!
座席はバックスタンドA席の11列目です。
バックスタンド最上部の通路まで上がってみました。
バックスタンドの後ろは雑木林の壁。
最上部の通路は階段を上って、スタンド後ろから入ることもできます。
バックスタンドA席11列目で観戦
さあ、それではいよいよ試合が始まります。
上位のヴァンフォーレ甲府と、下位の栃木SCの戦い。
甲府が優位に試合を進めることが予想されます。
注目は、栃木SCに新加入した元日本代表、サガン鳥栖から移籍した豊田陽平や、アビスパ福岡から移籍した長身の三國ケネディエブス。
そして横浜Fマリノスから移籍したGKのオビ・パウエル・オビンナといったところでしょうか。
それと空中戦に強い柳育嵩は、来季J1に個人昇格するのではないかと、わたしが直感で思っている良い選手。
一方でヴァンフォーレ甲府は実績のある野津田岳人がいます。
そして甲府で気になるのは、DFのメンデス。
以前に「ケーズデンキスタジアム水戸で観戦」したときに堅い守備を誇る甲府のキープレイヤーだと感じた選手です。
夕暮れどきが良い雰囲気。
ナイターだからと甘く見ていましたが、18時キックオフなので、前半は日にあたって暑かったです。
やはり夏はメインスタンドが良いですね…。
前半キックオフ!
本日のスターティングメンバーです。
前半8分に早々とヴァンフォーレ甲府が先制点。
その後は大きな動きがなく、甲府が1-0のまま前半を折り返します。
夕暮れ時の綺麗なスタジアム風景
前半が終わって、日の入り時刻が近づいてきました。
バックスタンドを離れて写真を撮りに行きましょう。
昼間に見たときよりも格段に良い眺め!
メインスタンドまで来たので、再びバックスタンドへと戻りましょう。
日が暮れてさらに良い雰囲気!
バックスタンドに戻ってきました。
ちょうど後半が始まる頃に座席に戻ることができました。
試合よりも景色が綺麗すぎて、そちらに目をうばわれます。
こういう景色を見られるだけで幸せな気分。
すっかり紫がかった空色。
マジックアワーの時間です。
すっかり暗闇になりました。
さて試合はというと、前半と変わらず大きな動きはありません。
栃木SCは豊田陽平が前線に入ったことで、パワープレーのような前線へのハイボールが多いサッカーとなりました。
ハイボールに競り勝つ豊田陽平はさすがの強さ。
それと気になったのは、GKのオビ・パウエル・オビンナが何度もライナー性のボールを蹴っていたこと。
裏へ抜け出した矢野貴章の足元にピンポイントでパスが通ったときは痺れましたね。
足元の技術が要求されるマリノスに居ただけあって、キックには自信がありそうです。
帰りのシャトルバスに早く乗るために、アディショナルタイムの直前でスタジアムを出ることにしました。
夜のメインスタンドも良いな。
18時キックオフ、アディショナルタイム含めると概ね20時直前には試合が終了することが予想されましたが、、シャトルバスの1本目は20時ジャスト発でした。
わたしが発車5分前くらいに着いた頃には、すでに車内は満席で座るところがありませんでしたね。
宇都宮駅まで所要時間は25分程度かかるので、どうしても座って帰りたい人は早めにスタジアムを出る必要があります。
今日は専用スタジアムの臨場感を体感でき、スタジアムのデザインや構造も興味深かった。
そして夕暮れ時の風景は最高に綺麗で心癒されました。
色々なスタジアムを巡ってきた中でも、所々に新鮮さを感じるスタジアムだったので、すごく良かったです。
また機会があればぜひ訪れたいスタジアム。
それではまた次回!