2021年3月20日
J3リーグ 第2節
ロアッソ熊本vs鹿児島ユナイテッドFC
ロアッソ熊本のホーム開幕戦。
「えがお健康スタジアム」で行われる九州ダービーです!
この記事でわかること
- 熊本空港からスタジアムまでタクシー
- スタジアム周辺
- スタジアムグルメ(赤牛丼・馬コロッケ)
- スタジアムの屋根(雨の日)
- メインスタンドで観戦
- スタジアムから熊本空港までのアクセス(シャトルバス・公共交通機関)
大阪国際空港から熊本空港へ
今回は大阪国際空港から10時20分発→熊本空港11時30分発のANA便を利用します。
往復で価格は21,520円。
LCCのpeachより価格はやや高めですね。
熊本空港へキックオフの2時間半前に到着。
ところが、一般的なアクセス方法である「熊本空港→(空港ライナー)→肥後大津駅→(電車)→光の森駅→(シャトルバス)→えがお健康スタジアム」を調べてみると、キックオフ時間に間に合わないことが分かりました。
光の森駅からのシャトルバス発車時刻が1時間に1本の運行のみのため、間に合う時間はキックオフ20分前の13時40分発。(光の森駅からスタジアムまで20分)
こうなったら熊本空港からスタジアムへ、直接タクシーで向かうことにしよう。
熊本空港からタクシーでスタジアムへ
阿蘇くまもと空港から、えがお健康スタジアム(パークドーム熊本前)まで、10分程度で到着。
料金は2,420円でした。
電車とシャトルバスでアクセスする場合は230円ですが、2時間を無駄にすることを考えると断然タクシーで行った方がよいですね。
ちなみに熊本空港から歩くと約1時間半。
さすがに歩く距離ではないですね…。
光の森駅から歩くと40分程度。
こちらは歩けますが、ここまで来たらバスに乗りたいですね。
なので結論は、「阿蘇くまもと空港から、えがお健康スタジアムへアクセスする場合は、タクシーが良い」です。
観戦当時はコロナ禍でバスの運行が少なかったため、現在はくまもと空港から光の森駅まで行くのもよいと思われます。
えがお健康スタジアム周辺
スタジアムの中に入る前に、周辺を少し見てみます。
パークドーム熊本前に近いメインスタンド側です。
1か所しかない入場口に並ぶ長い行列。
メインスタンドの方へ行ってみましょう。
メインスタンドは、コンクリート打ち放しの外観が「神戸総合運動公園ユニバー記念競技場」の造りに似ていますね。
メインスタンド前の広場では、スタジアムグルメが出店されています。
こちらはメインスタンドの正面から。
メインスタンド正面にはスタジアムと広場をつなぐ橋があり、今日はここが再入場口となっています。
バックスタンドの方まで周ってみようと思いましたが、残念ながら行き止まり。
昼ごはんはスタジアムグルメにします。
一度スタジアムの中へ入場してから再び外に出ましょう。
橋の上からスタジアムの全体が見えます。
桜が咲いているけど天気は雨。晴れていたら綺麗だったと思うので残念ですね。
帰りのシャトルバスは、写真左下あたりに見える「パークドーム熊本前」から出ています。
長い行列だったので、結構時間が掛かるかな…と思っていましたが、10分で入場することができました。
メインスタンドの中へ
メインスタンドへ入場しました!
今日の座席は「S席一般」です。
スタンドのなかへ入って、12列目後方の通路から。
第一印象は「スタンドからピッチまで遠い!」
上を見あげると、大きな屋根。
屋根はあるものの、実際にどのくらい雨を防げるのか気になっていたところ。
これだけ大きな屋根であれば、雨の心配は無さそうですね。
S席のホーム側はすでに多くの座席が埋まっている状態でした。
通路端の座席(Y-26列-30)が空いていたので、今日はここからの観戦。
座席は背もたれ・肘掛けとドリンクホルダーが備わっていて快適です!
まずは荷物を置いてから、スタジアムの外へ出てスタグルを買いに行きましょう。
ロアッソ熊本のスタジアムグルメ
熊本名物の赤牛丼を販売する「炭火焼肉一」を発見!
赤牛を炭火焼き、出来たてのお肉を丼ぶりに乗せている。
美味しそうでヨダレがでてきますね。
せっかくなので、別のお店の「馬コロッケ」も購入。
座席に戻ってさっそく食べましょう。
「馬コロッケ」も「赤牛丼」も、めちゃくちゃ美味しい!
赤牛丼はこれまで食べたお肉の丼ぶり系のスタグルの中で、一二を争うほど美味しかった気がします。
メインスタンドのS席一般(Y-26列-30)で観戦
キックオフまで1時間くらいあるので、メインスタンドの最上部まで行ってみました。
それなりに座席勾配はあるのですが、ピッチがやはり遠い…。
こちらは南サイドスタンドの鹿児島ユナイテッドFCサポーターです。
こちらは北サイドスタンドのロアッソ熊本サポーター。
選手が入場しました。
前半はロアッソ熊本がやや押し込む展開。
メインスタンドなので、鹿児島ユナイテッドFCの左サイド、山谷侑士のプレーがよく見えました。
横浜Fマリノスからレンタル中の選手。
フィジカルが強く、果敢にドリブルで仕掛けてチャンスを作り出す。
37分にはロアッソの浅川隼人がPKで先制点。
前半は1-0ロアッソ熊本リードで折り返す。
後半に入ると、ロアッソ熊本がチャンスを作りだすも、右サイドから合わせたクロスはゴールポスト直撃。
しかし、その数分後54分、左サイドのクロスから上村周平がヘッドで合わせ追加点。
これで試合は、ロアッソ熊本の勝利に傾く。
ところが69分にコーナーキックから鹿児島ユナイテッド新加入のウェズレイがヘッドでゴールを叩き込むと、流れは鹿児島ユナイテッドへ。
終了間際の87分に米澤令衣のミドルシュートで同点に追いつくと、鹿児島の猛攻。
ロアッソ熊本はもう耐えるしかないというような試合展開でしたが、結局逆転はならず、2-2のドローで試合は終わりました。
熊本サポーターにとってはハラハラする試合だったと思いますが、スピーディで見応えのある試合でしたね。
今日はゴール裏よりメインスタンドの方がサポーターが多かったですね。
メインスタンドの観客は拍手や手拍子が多く、和やかで一体感のある雰囲気で良かったです。
雨に降られるエリア
スタンドに屋根はあるものの、どこまで雨に当たらないか気になりますよね。
今回観戦してみて、分かる範囲で見てみたいと思います。
試合中、雨が降っているときにメインスタンド最前列の観客の様子を見ていたところ、ポンチョや合羽を着るといった防雨対策を試合の最後までしていませんでした。
今日は雨が強かったものの風はほとんど吹いていなかったので、おそらく無風であれば、最前列でも雨に降られないと言えますね。
後日、再び観戦したところ、バックスタンドの10列目まで座席が雨でぬれていました。
詳しくは「スタジアムガイド|えがお健康スタジアム」でも解説しているので参考にしてください。
一方でバックスタンドを見てみると、屋根の曲線に合わせて雨で濡れているところ・濡れていないところの境界線ができていることが分かります。
つまりメイン・バックスタンドは中央であれば雨に降られない座席がほとんどですが、ゴール裏スタンドへ向かうにつれて雨に降られる範囲が大きくなっていきます。
試合終了後のシャトルバス(光の森駅行き)
今後の試合では改善されるかもしれませんが、試合後の光の森駅行きシャトルバスは要注意!
往路は4本運行されているのですが、復路は試合後、1本のみの運行でした。
今回の試合では収容が足りず、シャトルバスに乗ることができなかった人もいるようでしたね。
しかもバスの中は満員状態。
コロナ禍でスタジアム内は密を避けているのに、こちらはすし詰め状態でした。
密はともかく、これに乗れないと帰るのが大変になる人も居ると思いますので、試合終了したらスタジアムをすぐに出た方がよいですね。
現在はシャトルバスが増便されているので安心です。
光の森駅から肥後大津駅へ
スタジアムから光の森駅まで20分掛からずに到着しました。
熊本は電車が1時間に3本程度。
時間は事前に調べておくのが得策です。
こちらは光の森駅のホームです。
肥後大津駅から熊本空港へ
肥後大津駅⇔熊本空港で無料の「空港ライナー」が30分間隔で運行しています。
空港ライナーはバスだと思っていましたが、6~9人乗りのワゴン車でした。
熊本空港→大阪国際空港の便が欠航に
熊本空港へ到着して一息ついたところ、想定外の出来事が…!
チェックインする前に天候状況の調査を行っている旨の連絡があったものの、予定通り運航するとのアナウンス。
チェックインして保安検査場を通過し、待合ロビーで待っていました。
ところが18時30分発の予定だったのが、機内の清掃やら燃料が不足?(詳細のアナウンスは忘れてしまいました)とやらで19時発に遅延、その後19時30分に遅延と、いつまでも出発する気配がない…。
その後、大阪国際空港の着陸可能な時間に間に合わないときは、代替地として関西国際空港への着陸に予定変更する場合があるとのこと。
中部国際空港への便に振替も可能とのこと。
そして今度は欠航となる"場合"があると曖昧なアナウンス。
出発時刻の19時30分を過ぎて、19時40分を過ぎた頃、「欠航」とのアナウンス。
散々、出発時刻を引き延ばして、曖昧なアナウンス、そして結局、欠航となり大阪に帰ることができず。
飲食代の1,000円を受け取り、明日の便に振り替えることにしました。
熊本空港近くのホテルへ宿泊
手続きを終えて、外に出ると濃霧が発生していました。
明日の朝9時発の便に振り替えたため、肥後大津駅(阿蘇くまもと空港駅)近くのホテルへ宿泊することに。
欠航など予想だにしていなかったので、替えのコンタクトレンズが無い…。
なので、なるべく移動を少なくするために空港近くのホテルにしました。
ちなみにANAから建替費用が1万5千円まで出ます。
予定では大阪に戻ってから、明日は鳥取に行く予定だったのですが、断念。
コンタクトレンズの替えがあったら、熊本駅に泊まって、新幹線で鳥取駅まで向かうこともできたのにな…と思いましたが。
「ルートイン阿蘇くまもと空港駅前」に1泊朝食付で7,500円でした。大浴場があったのは良かった。
熊本空港から大阪国際空港へ
ホテルで朝食をとって、7時40分にホテルを出ます。
今日も朝から雨。
再び肥後大津駅から空港ライナーに乗ります。
熊本空港9時05分発の予定でしたが、またもや遅延となり、9時30分発に変更となりました。
さすがに今日も欠航はないだろうと思っていましたが、無事に乗ることができて良かったです。
予定通り帰れずに鳥取に行けなかったのは残念だったものの、飛行機の欠航を体験したのは初めてだったので、少しわくわくもしました。
次からは欠航があることも想定して、準備したいなと思いますね。
(いつもコンタクトレンズの替えは持ち歩いていたのに、こういう時に限って持っていないとは。iPhoneの充電器も忘れたので、携帯充電器も買うことになってしまった。)
でも色々、新鮮な出来事があって楽しかった。
それではまた次回!
熊本の観戦記