栃木県総合運動公園陸上競技場
スタジアム概要
スタジアム名称 | 栃木県総合運動公園陸上競技場 |
ネーミングライツ | カンセキスタジアムとちぎ |
ホームチーム | 栃木SC |
着工 | 2017年4月 |
竣工 | 2019年10月 |
収容人数 | 約25,000人 |
所有 | 栃木県 |
運営管理 | 栃木県民福祉協会 |
設計者 | 久米設計・AIS総合設計・本澤建築事務所JV |
施工者 | 鹿島・増渕・渡辺・那須土木・磯部・浜屋JV |
概算事業費 | 約216億円 |
構造・階数 | RC・S・SRC造 地上4階 |
敷地面積 | 545,803㎡ |
建築面積 | 19,910㎡ |
延床面積 | 42,037㎡ |
最高高さ | 33.73m |
ピッチ | 105m×68m |
スタジアムアクセス
スタジアムへのアクセスは下記のとおり。
西川田駅から徒歩
西川田駅東口から徒歩10分程度。
宇都宮駅西口から路線バス
「宇都宮駅西口」から「西川田東」まで路線バスが出ています。
- 所要時間は約40分
- 運賃は片道410円
- スタジアム最寄りの「西川田東」バス停で「11のりば31系統」あるいは「12のりば36系統」に乗り終点で下車
- 「11のりば31系統」は20分間隔で運行
- 「12のりば36系統」は1時間~2時間に1本の間隔で運行
雀宮駅東口からシャトルバス
栃木SCホームゲーム開催時は、「雀宮駅東口バスターミナル」からシャトルバスが運行しています。
- キックオフ3時間前から運行
- 所要時間は10分程度
- 運賃は片道300円、往復500円(一般)
- シャトルバス乗降場からスタジアムまで徒歩10分程度
雀宮駅からタクシー
雀宮駅からタクシーを利用する場合、所要時間は約11分、運賃は約1,840円が目安となります。
宇都宮駅からタクシー
宇都宮駅からタクシーを利用する場合、所要時間は約22分、運賃は約3,540円が目安となります。
車でアクセス(駐車場)
栃木総合運動公園の駐車場は下記の通りです。
駐車場所は「栃木SC公式サイト」、駐車料金は「栃木県総合運動公園」を確認ください。(普通自動車2時間~6時間の利用で200円となります。)
名称 | 小型台数 |
---|---|
北第一・第二駐車場 | 関係者用駐車場 |
北第三駐車場 | 205台 |
東第一駐車場 | 612台 |
西駐車場 | 641台 |
南第一駐車場 | 358台 |
南第二駐車場 | 300台 |
南管理駐車場 | 149台 |
公園の駐車場はすぐに満車となってしまう可能性があります。
駐車場を利用できるか不安な場合は、下記のサイトで「カンセキスタジアム」と検索してスタジアム近くの駐車場を予約すると安心です。
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座席の紹介
以下では、わたしが実際に現地で観戦した座席を紹介。
パノラマシート(メイン上層)
パノラマシートはメインスタンド上層の中央、通路より前方の5列目までに位置する座席です。
スタンド下層の最後列とほぼ同じ位置にありながら、高さがあるためピッチ全体を俯瞰して観ることができます。
カンセキスタジアムとちぎの中では高価格のチケットですが、観やすく臨場感もあるのでおすすめの座席です。
メリット
- ピッチ(フィールド)全体がよく見える
- 日かげで観戦できる
- 雨に降られにくい
- 最寄りの西川田駅に近いスタンド
メインS席(下層)
メインS席(下層)はベンチでウォーミングアップする選手の様子も含めて楽しめる座席です。
ピッチ逆サイドのプレーはやや見えにくいので、なるべく後ろの座席にすると観戦しやすいですね。
メインS席(下層)のメリット
- ベンチの選手の様子も見られる
- 日かげで観戦できる
- 最寄りの西川田駅に近いスタンド
メインS席(上層・前5列)
メインスタンド上層は通路の前方に座席が5列分あります。
263ブロック05列-2
北側の263ブロック5列目からの眺めです。
ピッチ全体を観ることができ、パノラマシートと同様に臨場感があります。
パノラマシートで観たいけど、チケット価格を抑えたいかたにおすすめです。(※ピッチ逆サイドはやや見えにくくなります。)
261ブロック02列-16
北側の261ブロック2列目からの眺めです。
メイン上層の座席は前方の座席になるほど臨場感が高まります。
メインS席(上層・6列目以降)
北側の364ブロック09列-2からの眺めです。
9列目とありますが、通路より後方ブロックの9列目なので、実際は14列目にあたります。
364ブロックのなかで一番後ろの座席ですが、ピッチ全体が十分に観やすいと感じます。
スタジアム全体のスケール感もあわせて楽しみたいかたにおすすめです。
メインS(上層)のメリット
- ピッチ(フィールド)全体が見やすい
- 日かげで観戦できる
- 最寄りの西川田駅に近いスタンド
- 雨に降られにくい
バックB席(上層)
バックB席(上層)はメインスタンドの「パノラマシート」や「メインSS指定席」と同じ見えかたで観戦でき、かつチケット価格が安いお得な座席です。
昼間は日ざしが当たるので、ナイターで利用するのが一番おすすめです。
バックB席(上層)のメリット
- メインスタンドと同じ目線で観戦できて、チケットが安い
- ピッチ(フィールド)全体が見やすい
- 雨に降られにくい
ゴール裏(下層)
陸上競技場なので、やはりゴール裏はピッチが遠いです。
スタンド下層の場合は、逆サイドのプレーはほぼ見えないと思っていた方がよいでしょう。
ゴール裏を横から見ると、このように広大なスペースがありますね。
この角度は逆サイド見えないですよね…。
ゴール裏(下層)のメリット
- チケット価格が安い
- ホームサポーターの一体感がある
ゴール裏(上層)
ゴール裏(上層)は、下層スタンドと比較するとピッチが観やすい座席です。
ただコート中央より手前半分は非常に見やすいものの、奥側がやや見えづらいですね。
ゴール裏(上層)のメリット
- チケット価格が安い
- 雨に降られにくい
テーブル席
テーブル席はメインスタンド下層の最後列に一部設置されています。
ここでスタジアムグルメを食べながら観戦するのも良いですね。
雨に降られない座席(屋根)
気になるのは雨の日の試合観戦ですよね。
上図はメイン下層から見た屋根の位置になります。
スタンド下層の真上に屋根がかかっているものの、風が吹くことを考えるとスタンド下層の1~7列目あたりまでは確実に雨に降られると思っていたほうがよいでしょう。
雨が心配な場合は、上層の座席あるいは下層でも後ろから3列目までを目安にねらうとよいですね。
スタジアムの特徴
- 2020年に開場した国内で最新の陸上競技場
- スタジアム全周に架かる軽快で躍動的な大屋根
- 座席は栃木らしさのある配色
最新の大きな陸上競技場
住宅地に囲まれているため、高さが抑えられた設計となっています。
とはいえスタジアムは実際に見てみると大きく、存在感を放っていますね。
周囲に明かりがないので、夜になると真っ暗闇のなかにスタジアムが浮かびあがります。
コンコースからピッチが見える
「サンガスタジアム」「パナソニックスタジアム吹田」「ミクニワールドスタジアム北九州」といった新しいスタジアムと同様に、コンコースからピッチを見ることができます。
男性トイレ
男性トイレのみの紹介となりますが、トイレは新しくてすごく綺麗です。
「トイレが綺麗」なのは高評価のポイントですね。
特に目に入ったのが、こちらの更衣スペースです。
女性トイレに設けられているのは分かりますが、男性トイレにあるのは新鮮でした。
青色の陸上トラックと黄色の座席
青色の陸上トラックは現代的な配色という感じがしますね。
ただスタンド座席の配色が黄色なので、スタジアム全体の調和を考えると、従来の赤茶色の方がデザインが良かったのではないかな、と思ってしまいます。
栃木SCのホームカラーをイメージしたためなのか、スタンドは黄色に染まり、バックスタンド上部の座席だけ赤く、栃木の"いちご"が描かれています。
車いすスペース
バリアフリーに配慮して、コンコースには車いすスペースも確保されています。
【参考】
- 栃木県総合運動公園
- 近代建築2020年8月号
【新築時の専門工事業者】
- 電気設備工事:ユアテック・三信・大進・テクノ・中央・前田JV
- 空調設備工事:藤井・小牧・金箱JV
- 衛生設備工事:日神・田中・横山JV
- トラック・フィールド:山本・大幹・野澤JV