ベスト電器スタジアム

東平尾公園博多の森球技場

ベスト電器スタジアム

スタジアム概要

スタジアム名称東平尾公園博多の森球技場
ネーミングライツベスト電器スタジアム
ホームチームアビスパ福岡
竣工1994年10月
収容人数21,562人
所有福岡市
運営管理福岡市森と緑のまちづくり協会
設計者大建設計
施工者戸田建設・東海・地崎・九州・日立建設JV
事業費約100億円
フィールド154m×90m

スタジアムアクセス

スタジアムへのアクセスは下記のとおり。

福岡空港駅からシャトルバス

福岡空港前

アビスパ福岡ホームゲーム開催時には、福岡空港駅3番出口からシャトルバスが出ています。

  • キックオフ3時間前より約10分~20分間隔で運行。
  • 運賃は片道で大人170円(小人90円)
  • 所要時間は約8〜15分
  • ICカード利用の場合は、乗車時と降車時にタッチ

復路のシャトルバス乗り場は往路のスタジアム降車場所ではなく、東平尾公園入口付近となります。

福岡空港駅から路線バス

「福岡空港前」バス停

路線バスでアクセスする場合は、福岡空港駅4番出口付近にあるバス停「福岡空港前」から乗車します。

  • 「福岡空港前」から所要時間4分「東平尾公園入口」で下車
  • 「東平尾公園入口」からスタジアムまで徒歩5分~10分
  • 運賃は片道170円
  • 1時間に1本~2本程度の間隔で運行

福岡空港駅から徒歩

福岡空港前

福岡空港から徒歩約20分~30分

行きはシャトルバスがベストです。

帰りのシャトルバス乗り場はスタジアムから離れたところにあるので、バスに乗らずに福岡空港まで歩いて行くのも良いですね。

福岡空港からタクシー

福岡空港からベスト電器スタジアムへタクシー

福岡空港からタクシーを利用する場合は、所要時間は9分、運賃は1,190円が目安となります。

車でアクセス(駐車場)

アビスパ福岡ホームゲーム開催時は、東平尾公園内で予約制(有料:550円/回)の臨時駐車場が利用できます。

駐車場台数
第1野球場300台
第2野球場350台
出典:アビスパ福岡公式サイト|スタジアムアクセス

上記の駐車場が空いていない場合は、下記サイトにて「東平尾公園」と検索してスタジアム周辺の駐車場を予約すると安心です。

座席の紹介

プロフィール
さかとり

以下では、わたしが実際に現地で観戦した座席を紹介。

ベスト電器スタジアム 座席図
出典:アビスパ福岡公式サイト

プレミアムシート

ベスト電器スタジアム メインスタンド プレミアムシートから
V-15列-16から

「プレミアムシート」はベスト電器スタジアムで最も価格が高い座席です。

ピッチ(フィールド)全体がよく見えて、臨場感もある座席です。

屋根があり、強風でない限り雨に降られる心配はないと言えます。

ベスト電器スタジアム メインスタンド プレミアムシート

座席には、背もたれ・ひじ掛け・ドリンクホルダーが備わっており、クッション性のあるシートにプレミアム感があります。

プレミアムシートのデメリット

  • チケット価格が高い

プレミアムシートのメリット

  • クッション性のある座席で観戦しやすい
  • 座席の間隔が広い
  • ピッチ(フィールド)全体が見やすい
  • 屋根があり雨に降られない
  • 日かげで観戦できる
  • シャトルバスのりばに近いスタンドでアクセスがよい

アビスパシート

ベスト電器スタジアム メインスタンド アビスパシートから

「アビスパシート」はプレミアムシートよりもピッチ(フィールド)に近く、より臨場感のある座席です。

ベスト電器スタジアム メインスタンド アビスパシート2列目から
2列目の座席から

前の方の座席(上図は2列目)でもピッチ(フィールド)奥まで見えます。

ただ2列目は、前のひとの陰や手すりでピッチ手前側の選手のプレーが見えにくい点に注意です。

ベスト電器スタジアム メインスタンド アビスパシート

座席は背もたれのみ付いていて、座席間隔は広く確保されています。

アビスパシートのデメリット

  • 特に前列は雨に降られやすい
  • チケット価格が高め

アビスパシートのメリット

  • プレミアムシートよりもチケットが安く臨場感がある
  • 座席の間隔が広い
  • 後ろの方の座席は雨に降られにくい
  • 日かげで観戦できる
  • シャトルバスのりばに近いスタンドでアクセスがよい

メインAA指定席

ベスト電器スタジアム メインスタンドの座席から
M14列63番の座席から

「メインAA指定席」は、メインスタンドの中央ビジター寄りの座席です。

メインスタンド中央のプレミアムシートやアビスパシートよりもチケット価格が安く、ピッチ全体が観やすい座席です。

前方の座席は臨場感ある試合を楽しめます。

ベスト電器スタジアム メインスタンドの座席から
M29列84番の座席から

後方の座席は、ピッチ全体を俯瞰して見やすくなります。

ベスト電器スタジアム メインスタンドの座席

メインAA指定席は、背もたれがあり、座席間隔は広く確保されています。

メインAA指定席のデメリット

  • 特に前列は雨に降られやすい

メインAA指定席のメリット

  • プレミアムシートやアビスパシートよりもチケット価格が安い
  • 座席の間隔が広い
  • 前方の座席は臨場感があり、後方の座席はピッチ全体が観やすい
  • 後ろの方の座席は雨に降られにくい
  • 日かげで観戦できる

メインA指定席

ベスト電器スタジアム メインスタンドの座席から

「メインA指定席」は、メインスタンドのビジターゴール裏寄りで観戦できる座席です。

ゴールラインより後ろ側にあるエリアのため、メインAA指定席と比べると、ピッチ逆サイドが見えにくくなります。

ベスト電器スタジアム メインスタンドの座席

座席は背もたれのみ付いていて、座席間隔は広く確保されています。

メインA指定席のデメリット

  • 特に前列は雨に降られやすい
  • ピッチ(フィールド)逆サイドが見えにくい

メインA指定席のメリット

  • メインAAよりもチケット価格が安い
  • 座席の間隔が広い
  • 後ろの方の座席は雨に降られにくい
  • 日かげで観戦できる

バックスタンド

バックスタンドは、メインスタンドと同様にピッチ(フィールド)が観やすく観戦しやすい座席です。

ただ「パナソニックスタジアム吹田」や「サンガスタジアム」といった新しい専用スタジアムと比較すると、観客席からピッチまでの距離が遠く感じます。

バックスタンド

またバックスタンドの高さが低いことも、臨場感を得られにくい要因のひとつだと思われます。

上の写真を見ると、サイドラインから観客席まで距離があり、最前列はピッチレベルから高さがあまりないことが分かりますね。

バックスタンドのデメリット

  • メインスタンドよりスタンド高さが低く、やや見えにくい
  • 昼間は逆光で日があたる
  • シャトルバスのりばから遠いスタンド

バックスタンドのメリット

  • メインスタンドよりチケット価格が安い
  • 雨に降られない座席がある
  • ピッチ(フィールド)全体が見やすい

バックスタンドの観戦記

ゴール裏

ホームゴール裏

ゴール裏スタンドの傾斜がすごく緩やかです。

ホームゴール裏からの眺め

球技専用スタジアムはラグビーの「インゴール」のエリアを確保するために、サッカー専用スタジアムよりゴール裏のスペースが広く確保されています。

ベスト電器スタジアムは傾斜の緩やかなスタンドに加えて、ピッチまで距離があり試合は見えにくいですね。

デメリット

  • ピッチ(フィールド)が見えにくい
  • 屋根がなく雨に降られる
  • 日があたる
  • 座席に背もたれがない

メリット

  • チケット価格が安い
  • サポーターの一体感がある

雨に降られる座席

スタジアムにはメインスタンドとバックスタンドに屋根があります。

以下では、メイン・バックスタンドのなかで雨に降られやすい座席を紹介します。

ベスト電器スタジアム メインスタンド アビスパシートから

上図は、メインスタンド2列目の位置から屋根を見あげています。

おおむね最前列の真上に屋根の先端があるイメージですね。

ただ前から4列目あたりまでは確実に雨に降られると思っておくのがよいでしょう。

ベスト電器スタジアム メインスタンド
プロフィール
さかとり

わたしが雨の日に観戦したときは、10列目の座席でも傘をさしている人を見かけました。

雨が小降りのときはどの列でも雨具を使用しているひともいれば、使っていないひとも居て個人差はあります。

ただ4列目まではほとんどが雨具を使用していたのに対し、5列目以降では使用していない人が目立っていたことを考えて、4列目までは確実に雨が降られる目安としています。

スタジアムの特徴

  • 福岡空港や博多駅に近く、全国どこからでもアクセスの良いスタジアム
  • 主にサッカー・ラグビーで使用される球技専用スタジアム
  • 全長約215mのアーチ形状をしたキールトラス

キールトラスの大屋根

メインスタンド

「東平尾公園博多の森球技場」で最も特徴的なのは、メイン・バックスタンドに架かる"キールトラス"の大屋根です。

テフロン膜の屋根と、それを支持する半径265m、スパン172.8m、全長214.8mのアーチ形状をした鋼管構造のキールトラス。

キールトラスはフィールド照明にも利用されています。

背骨のような1本のアーチで構造を支えるため、スタンドの外までアーチが伸びていることが分かります。

アーチの先端が森を貫いているような絵になっていますね。

バックスタンド

キールトラスによってスタンド全体を覆う大屋根が実現。

これにより前列の座席を除き、雨に降られる心配がありません。

また柱は座席の後部にあり、すっきりした視界が広がっています。


【参考】

  • アビスパ福岡公式サイト
  • 月刊体育施設:スポーツ施設&マネジメント情報誌.26(1)(320)