2020年11月22日
J3リーグ 第29節
ガイナーレ鳥取vsヴァンラーレ八戸
観戦当時の名称は「チュウブYAJINスタジアム」です。
11月の3連休2日目、鳥取県米子市へ観戦にやってきました。
「オールガイナーレYAJINスタジアム」はガイナーレ鳥取のホームスタジアムとして、メインの鳥取市営サッカー場に代わり使用されることがあるスタジアムです。
スタジアムはJ2リーグ基準を満たしていないため、ガイナーレ鳥取がJ3の時に開催される機会があります。
正直かなりマイナーなスタジアムですが、大阪に住んでいる間に行っておきたいと思い、今回4時間以上かけて米子へ観戦に行きました。
この記事でわかること
- 大阪から米子へのアクセス
- 米子駅前のホテル
- 米子のグルメ(みそちゃんぽん)
- 河崎口からスタジアムへのアクセス(徒歩)
- バックスタンド
- ゴール裏
- メインスタンドで観戦
なんばOCATから米子駅(高速バス)
試合開催日は11/22の日曜日ですが、大阪からアクセスに時間がかかるので前日の土曜日に行って前泊することに。
当初は新大阪から新幹線で岡山に行き、特急に乗り換える予定だったのですが、前日になって高速バスで行くほうが安く時間もあまり変わらないことに気づき、夜に急きょ高速バスを予約しました。
新大阪駅→岡山駅→米子駅の場合は片道9,350円のところ、高速バスだと片道4,900円になり往復だと8,900円もお得になります。
所要時間も大きく変わらないので、大阪から米子へ行く場合は"なんば"または"梅田"から高速バスを利用することをおすすめします。
ただし、4時間も乗車するので、私はお尻が痛くなります…。(パーキングで1回休憩があります。)
今回は10時20分になんばOCAT発→14時00分に米子駅着の便にしました。
バスは2台で運行、私は2台目に乗ったためか、車内はガラガラで凄く快適でしたね。
1日目は米子駅周辺で過ごす
米子駅へ到着!
駅舎は歴史を感じる外観です。
1963年に開業したとのことですが、新駅舎や南北自由通路を設置する建替え工事が進んでおり、2023年度には新駅舎ビルが開業する予定となっています。
米子タウンホテル
今日の宿泊先は米子駅前の"米子タウンホテル"です。
今回は1週間程前に米子へ行くことを決めたので、3連休ということもあり米子駅周辺のホテルはほぼ空いていない状況ではあったのですが、その中で偶然空いていたホテルでした。
15時のチェックインまで時間があるので、周辺をぶらぶらしていましたが行きたいところが本当に無い…。
米子駅周辺ですぐに時間を持て余してしまい、14時半前にはホテルに行ってみることにしました。
わたしの経験上チェックイン時間が15時の予定でも、14時半頃であれば大抵はチェックインが可能な場合が多く、今回も目論見通りすぐにチェックインすることができました。
建物が古いホテルで、客室の入口建具は木製で隙間ができている、遮音性が全く無いようなところではありましたが、特に不満は無い過ごしやすいホテルでした。
駅前なので十分満足ですね。
テレビでYouTubeを見ることができたのと、朝食が無料だったのは良かったのではないかと思います。
料金はGoToトラベル35%OFFで1泊3,250円でした。
米子駅周辺は特に行きたいところがないな…と思っていましたが、米子城跡からパノラマの良い景色を見ることができそうなので、日の入時刻の17時前に合わせて、行ってみることにしました。
米子城跡はどこから入って、どのようなルートになっているのか分からず、とりあえず入口らしきところに行ってみました。
(後で調べたところ、写真の所は二の丸の入口だそうです。)
ここから先に進んでみようと思いましたが…何となく行きたくない感覚が出てきました…。
夕暮れどきにきましたが、帰るときに真っ暗だったら不気味な場所だなと感じ、ここまで来てやっぱり登るのやめることにしました。
米子のグルメ(みそちゃんぽん)
結局、米子に来てから何もできずに夜に…。
夜は米子タウンホテル近くの"大連"でみそちゃんぽん(700円)と餃子5コ(250円)を食べました。
写真では分かりにくいですが、普通のラーメンの器の1.5倍はあるのではないか、、という大きさの器いっぱいに溢れそうな量のスープが!
大食いでもない私がフードファイターのメニューを注文してしまったか?とビビり、なぜこれに餃子も付けてしまったのかと、食べる前に少し後悔するほどでした。
ただ食べてみると意外とそこまで麺や具の量は多くなく、大食いでも少食でもない私でも普通に平らげることができました。
値段も良心的で満足でした。とにかくスープがとろとろで熱かったですね。
夜ご飯も食べたので、ホテルに戻ってゆっくり、部屋のテレビでYouTubeを見て過ごす。
本当は今日、境港に行って海鮮を食べようとも思っていました。
ところが、こっちに到着してから、境港は米子から思ったより遠いことやお店がやっていないところもあったり駅から遠かったりと、行く気が無くなってしまいましたね。
結局、試合観戦の前日に米子へ来ましたが、米子でご飯を食べてホテルでゆっくりしただけ、という1日でした。
でもこういのも悪くない。良い1日でした!
2日目はオールガイナーレYAJINスタジアムへ
朝は8時頃に起床。
ホテルの朝食が無料サービスでしたが、いつも思うのは朝食を食べるために一回部屋を出るのが面倒である。
無料だしまあいいかと思い、朝食は食べずに10時頃ホテルをチェックアウトしました。
朝食を食べなくてもいいかなと思った理由がもう一つ。
GoToトラベル地域共通クーポン1,000円分をもらったので、どこかで使いたい。
昨日の中華料理屋では使えなかった、お土産は要らない、それならコンビニで朝と昼合わせて色々買ってしまおう。
米子駅から河崎口駅へ
米子駅の0番線からJR境港線の"鬼太郎列車"に乗って、スタジアム最寄りの河崎口駅へ向かいます。
社内にもゲゲゲの鬼太郎のキャラクターが描かれています。
河崎口に到着しました!
改札や駅舎のある駅だと思っていたのに、何と無人駅でした…!
丸亀の「Pikaraスタジアムで観戦」したとき以来の無人駅です。
河崎口駅から徒歩でアクセス
河崎口駅を降りると、このような風景。
この写真を初めて見て、駅前とは思いませんよね?
駅の方を振り返るとこのような風景です。
駅を出て右手に進みます。お店がない…。
踏切を渡ると…
田園が広がっております。
踏切を渡って、暫く歩いて、左手に曲がります。
ようやく1軒、レストランが見えました。
橋が見えてきますので、こちらを渡ります。
民家の間を進んでいきます。スタジアムの気配が全くありません。
また道が開けてきました。
この辺りを左に曲がります。
案内表示が無いので、スマホでmapを確認しないと通り過ぎてしまいそうですね。
スタジアム前に到着です!
スタジアムの入口ゲート前ではスタジアムグルメもやっています。
スタジアムの中へ
スタジアムへ入場しましょう。
入場口付近では、ピッチを間近に見ることができます。
ゴール裏のスタンドにのぼって、上から見た入場ゲート付近です。
バックスタンド
今日の座席はメインスタンドですが、せっかくなので正面に見えるバックスタンドにも行ってみます。
バックスタンド上から見た入場ゲート付近です。
この細長い建物がスタジアム観客用の唯一のトイレになります。
スタジアム内にはトイレが無いので、スタジアムに入ると一回再入場口から出て行く必要があります。
こちらはバックスタンドから見たメインスタンド正面になります。
チケットを持っていないので、後ろの通路から。
ぐるっと周って、ホームサポーターのゴール裏に行ってみます。
ホームゴール裏スタンド
ピッチが近くて素晴らしい!
アウェイゴール裏スタンド
ホームゴール裏をそのまま通ってメインスタンドまで行きたかったのですが、あいにく行き止まりとなっていました。
再び入場ゲートの方に戻ってきて、アウェイ側のゴール裏までやってきました。
メインスタンドで観戦
座席はメインスタンド自由席なので北側・南側どちらでも良いのですが、いったん奥の北側まで来てから考えてみることに。
帰るときに出口が近い方がいいかな…と思い、南側の座席にすることにしました。
座席はこんな感じで、塗装が剥げてきています。
座り心地は……悪かったです!
早く来てずっと座っていたのでお尻が痛くなりました。
今日のスタジアム入場者数は1,108人。
新型コロナの影響で座席数が3分の1程にはなっていますが、メインスタンドの座席は満員に近いくらい入っていたのではないかと思います。
選手が入場しました!
ガイナーレ鳥取は現在3位とJ2昇格に向けて気合の入る一戦で、フェルナンジーニョのラスト試合でもあります。
ガイナーレ鳥取には元アンダー日本代表でキャプテン経験もある、坂井大将も在籍しています。
なぜ今J3の鳥取に居るのか不思議ではありますが…。
それとスタメンではありませんが、米子出身の谷尾昂也は私と同い年で気になる一人です。
かつて高校サッカーで注目されていたストライカーですが、川崎フロンターレに入団後は活躍することができず、JFLや地域リーグを転々とした後、昨年はヴァンラーレ八戸のJ3昇格に貢献、今年は地元の鳥取に戻ってきた選手ですね。
ヴァンラーレ八戸の上形洋介も私と同い年。
小学校の時に対戦したチームに上形選手が所属していたことを、彼がプロになってから知ったのですが、当時、そのチームは凄く上手くて全く歯が立たなかった記憶があります。
まさかその時に居たかもしれない選手だと思うと、親近感が湧きますね。
J3になると、あまり知らない選手が多いのですが、知っている選手を見つけると、その選手の動きが気になってJ1やJ2の試合の時とはまた違った観点でプレーを見ることができるのも面白いところです。
キックオフです。
やはり間近で見ると、J3でもプロの技術の凄さが良く分かります。
先日「長野Uスタジアムで観戦」したときのように、遠くから俯瞰で見る場合は、J3はJ1の試合と比べると物足りないことは否めないのですが、今回のように近くで見ると個々の技術の差はそこまで大きいものではないと感じます。
試合は予想に反してヴァンラーレ八戸が優勢に試合を進める展開となりました。
そして前半終盤にはガイナーレ鳥取の選手がおそらく足裏を見せたスライディングタックルで一発退場となってしまいました。
この好機と流れを見逃さず、ヴァンラーレ八戸が前半終了間際に先制点を挙げました。
ピッチの中で八戸の選手が、もう1個ギア上げていこう。前半で点を取りきろう。といった言葉で鼓舞していたのが印象的でした。
1人退場した中、前半で先制点を挙げたのが後々の試合展開を考えても重要なポイントだったのではないかと思います。
後半もヴァンラーレ八戸が優勢の展開は変わらず、後半開始早々に追加点を挙げました。
これで完全に流れは八戸というところですが、、雨が降ってきました。
レインコートを持っていないので、座席を離れて傘を差すことに。
気温が下がって寒くもなってきたし、ある程度試合も観れて今日はもう満足の状態でしたので、後半途中で帰ることにします。
帰りは米子駅から16時15分発の高速バスを予約しているので、13時キックオフの試合を最後まで観ていると、時間がギリギリになってしまうこともあり(河崎口駅発の電車が1時間に1本程度のため)、余裕を持って米子駅まで行きたいと思ったのも早く帰る理由となりました。
そして当初予定より1本早い電車に乗って、河崎口駅から米子駅に戻ることも可能な時間だったのですが、何となく河崎口駅に戻って電車に乗りたくないな…と思い、スタジアムから米子駅まで歩いて戻ることにしました。
Googlemapでは徒歩55分、普通の人は歩こうと思わないかもしれませんが、私にとっては、初めて歩く道であれば新鮮なので1時間は徒歩圏内と考えています。
結局、逆に米子駅に着くのが早すぎて、時間を1時間ほど持て余すことになってしまいました。
16時15分に米子駅を出発して、なんばOCATに20時頃到着。
高速バスは安いけど、やっぱり疲れます。
帰ったあとに結果を確認したら、引退するフェルナンジーニョがラストゴールを決めていたようです。少し見たかった!
それではまた次回!