2019年8月31日
松本山雅FCvs大分トリニータ
現在17位とJ2降格圏の順位に位置する松本山雅FC。
一方でシーズン序盤は勢いに乗っていたものの、調子の落ちてきた8位大分トリニータ。
今シーズンJ1に昇格した2チームの対戦です。
「サンプロ アルウィン」は、日本アルプス"alps"と風"wind"を組み合わせたアルウィン"Alwin"が愛称となっています。
この記事でわかること
- 松本駅からシャトルバスでアクセス
- バックスタンドで観戦
名古屋駅から松本駅へ
今日は名古屋駅まで新幹線で向かい、そこからJR特急ワイドビューしなの号に乗って松本へ!
名古屋駅~松本駅までの所要時間は約2時間となります。
名古屋から松本まで長い道のりになるので、名古屋駅で買った"地雷也の天むす弁当"を車内で食べることにしました。
少しスパイシーな唐揚げのような、美味しい天むす。
車内は空いていたので、ゆったりとくつろいで松本への到着を待ちます。
途中、車窓から見える山々や渓流の景色がきれいで癒されましたね。
名古屋から松本に向かう場合は、進行方向の左側の座席がおすすめです。
木曽川に沿って線路が走っていますので、良い景色を見ることができます。
こちらは、以前に松本へ行ったときの松本城公園からの写真です。
「富山県総合運動公園陸上競技場で観戦」した際には、スタジアムから北アルプスを見ることができました。
富山と松本は山を越えて対角線上にあるので、その時見ていた北アルプスを反対側から見ているようなイメージですね。
松本駅からシャトルバスでスタジアムへ
松本駅からアルウィンまでは無料のシャトルバスを利用するのがよいでしょう。
19時キックオフですが、余裕を持って15時には松本駅へ到着。
松本駅近くのホテルにチェックインしてゆっくりした後、17時頃にはシャトルバス乗り場へ向かいました。
ところが予想外だったのは、シャトルバス乗り場(ALPICO PLAZA 松本バスターミナル)は大行列ですぐにはバスに乗れなそう…。
シャトルバスの運行間隔は20分と書いてあるので、試合に間に合うかどうかちょっと不安になりましたね。
しかし思ったよりは早く乗ることができ、17時25分頃に松本バスターミナルを出発することができました。
(思ったより早くといっても、30分近く待ちましたが…)
そしてバスに乗ってからがさらに長く、45分かかってようやく松本平広域公園に到着しました!
松本平広域公園に到着
到着したのは18時10分頃。
すっかり日が暮れてきましたが、広大な平地と背後の山脈が素晴らしい雰囲気をつくり出しています。
キックオフ時間も近づいているので、急いでアルウィンへ向かいましょう。
シャトルバスを降りてからアルウィンまでは徒歩5分程度になります。
スタジアムの中へ
今日はバックスタンドでの観戦のため、シャトルバス乗り場から近いゲート4から入場します。
松本バスターミナルでシャトルバス待ちの行列に並び始めてから、アルウィンに入場するまでに1時間半近くかかりました。
どうやら松本は試合日に限らず、渋滞が多いようです。
松本駅から思った以上に時間がかかったので、少しくたびれてしまいました。
ところがスタジアムに入って真っ赤な夕焼けに染まる空と鮮やかな緑色の美しいコントラストを見たときは、疲れが吹き飛ぶほどに見惚れてしまいましたね。
登山で最後登り切ったときには絶景が待っていた。
そんな感覚でしょうか。
ゲート4から入ると、松本山雅FCサポーターのゴール裏を横から観ることができます。
こちらは横から見たバックスタンドです。
他のスタジアムでは見られない珍しい構造の照明です。
「富山県総合運動公園陸上競技場」と同じように、スタジアムが空港に近く建築物の高さ制限があるため、鉄骨キャンチレバーで高さを抑えた構造となっていると考えられます。
バックスタンド内に入るために、再びスタジアムの外側を迂回していきます。
一度ゲートから入場したのに、また外を通っていくという不思議な感じ。
さきほどはピッチを見降ろしていましたが、まだ地上にいるよな…それにスタジアムの高さも違和感あるな…と気づきます。
それもそのはず、スタジアムの高さを抑えるために、ピッチが地上より10m低いレベルにあるとのこと。
スタジアムは大規模な建築物なので、地域のランドマークにもなりますが、アルウィンのように地上レベルより低い位置にあって、遠くから見てもよく分からないというのも趣きがありますね。
バックスタンド前の広場が見えてきました!
予定より到着が遅れ、すでにキックオフ30分前となってしまいました。
とりあえず座席に着きましょう。
スタジアムグルメを楽しもうと思っていたのですが、今回は残念。
また次回リベンジします!
バックスタンド(A指定席)で観戦
バックスタンドに入って正面からも素晴らしい眺め!
今日はA指定席の最後列の座席にしました。
こちらはホーム松本山雅FCのゴール裏です。
ゴール裏はサポーターで埋め尽くされ、大声援が送られています。
こちらはアウェイ大分トリニータサポーターのゴール裏です。
大型ビジョンの設置場所は、ホームサポーターが観ることができるように"アウェイゴール裏"にあることがほとんどですが、アルウィンはなぜか"ホームゴール裏"に設置されています。
まもなく試合が始まります。
ピッチは明るいが、座席は暗い。
スタジアム周囲も暗いため、他のスタジアムとは一味違う"非日常感"を感じられます。
試合は大分トリニータがポゼッションでゲームをコントロールするも、松本山雅FCの堅守を崩すことはできず。
0-0のスコアレスドローで終了しました。
スタジアムに行くのに時間がかかったので、帰りは試合終了の笛が鳴る前に急いでスタジアムを出ることにしました。
同じ考えの人はたくさんいましたが、シャトルバスには並ぶことなくすぐに乗車でき、スムーズに松本駅まで戻ることができました。
松本の交通事情もあり、アクセスについては少し時間が掛かり残念でしたが、スタジアムはそのマイナス点を覆すほど最高の雰囲気・観戦環境でした!
今日はこのあと松本ツーリストホテルに宿泊して、明日大阪に帰ることにします。
それではまた次回!
サンプロアルウィンの観戦記