2019年8月14日
第99回天皇杯 第3回戦
カターレ富山vsベガルタ仙台
8月中旬、お盆休みの人も多い時期だと思います。
夏季休暇を取って、はじめての「富山県総合運動公園陸上競技場」で観戦!
天皇杯はカテゴリーの異なるチームの対戦があったり、プロとアマチュアの対戦が観ることができるので、普段とは違う見方で観戦を楽しむことができます。
今日はJ3のカターレ富山とJ1のベガルタ仙台の一戦。
富山のグルメ(白えび天丼)
15時頃に富山駅へ到着。
富山のグルメといえば、"白えび"がありますね。
富山駅近くのホテルにチェックインしてから、富山駅に再び戻り、富山の名物「白えび亭」に向かいます。
店内で食べることもできましたが、少し混んでいたのでテイクアウトにしてホテルの部屋で食べることにしました。
"白えび天丼"の価格は1,200円。
素直に美味しいですが、もう少し安い値段で同じくらい美味しい天丼も食べられるよな…と思い、今度来る機会があれば、素材の味がもっと分かる白えびの刺身を食べてみたいなと思いました。
富山駅からスタジアムへ
試合開催日は富山駅から臨時直行バスが出ています。
わたしが行ったときは所要時間は20分~25分程度、片道520円でした。
路線バスの運行本数は少ないので、電車で来られるかたは、基本的にはシャトルバスを利用する以外ないと思います。
シャトルバスを降りて少し歩くとスタジアムが見えてきました!
富山駅からスタジアムはやや遠いですが、シャトルバスを降りてからすぐにホームゴール裏のスタンドに到着します。
ここから向かって右方向に進みメインスタンドに向かいます。
富山県総合運動公園陸上競技場の周辺
西日を受けるコンクリート打放しのスタジアム外観です。
歴史を感じますが、竣工は1993年とのことです。
思ったよりは古くはないですね。
スタジアムの前には何やら筒状のものが置いてあります。
なんとこれは土管の形をしたトイレのようです。
珍しい形で少し興味はありますが、トイレに行きたい訳ではないので、ここは通り過ぎましょう。
照明塔は珍しいT字カミソリのような形状をしています。
これは近隣に富山きときと空港があるので、空港周辺の建築物高さ制限によって高さを抑えられた照明塔になったと言われていますね。
空港滑走路の着陸帯の概ね直線上に位置する建物については、着陸帯の端から1/50勾配の高さに抑える必要があります。
「富山県総合運動公園陸上競技場」は滑走路の着陸帯から南東方向にあり、かつ4km以内にあるため、高さは45m以内に抑えなければいけないと判断されます。
メインスタンド前に到着!
屋外のスタグルはキッチンカーが2台。
今日は天皇杯だからこの程度なのか、普段のJ3リーグの試合時もスタジアムグルメはあまり充実していないのか…気になるところですが、過去のカターレ富山ホームページを見てみると、スタジアム内コンコースでいくつか出店されているようですね。
メインスタンドSAゾーン指定席で観戦
スタジアムの中へ入りました!
今回の座席はSAゾーン指定席。
SS席と同じメインスタンドの中央から観ることができますが、SS席よりは前方の座席になります。
ただSAゾーン席の中でも一番後ろの座席にしたので、SS席前方からの見え方とあまり変わらなかったと思います。
今日の試合は当日券が完売し、試合開始直前にスタジアムに入場できない人が多数発生したことでニュースにもなりました。
しかし1万5千人以上入場できるスタジアムで今日の入場者数は3,238人。
SS席もがらがらの状態でしたが完売とはおかしな話ですよね。
理由は当日券の割り当てが全体の10%、オンラインチケット分が90%だったことで、当日券の実券(約1,510席)が全て売り切れたためだったようです。
メインスタンドから正面のピッチを見ます。
背景には遠くにうっすらと影が見えますが、北アルプス(飛騨山脈)でしょうか。
メインスタンドからアウェイ側のゴール裏スタンドを見ます。
ベガルタ仙台サポーターは少しだけ、まばらに位置しています。
山脈の稜線がくっきり見えて良い景色ですね。
ゴール裏のベガルタ仙台サポーターが少ないなと思っていたところ、正面のバックスタンドにたくさんいました!
「ユアテックスタジアム仙台で観戦」したときもベガルタ仙台はピッチ横からの応援スタイルでした。
仙台の人はゴール裏ではなくて横からの応援スタイルが好きなのでしょうか。
スタジアムの大型ビジョンは、ホームチームのサポーターが見えるように、アウェイゴール裏のスタンドに設置されていることが多いですよね。
しかし今日のホームチームであるカターレ富山は、大型ビジョンの方にサポーターがいました。
こちらはカターレ富山のサポーターです。
J2でもホームで応援の声量が小さいと思うチームはよく見かけますが、カターレ富山サポーターはホームとしては少ない人数ながらも、声がよく出ていて迫力があったので少しびっくりしました。
元々J2にいたチームではありますが、J3のチームとしては素晴らしい応援だったのではないかなと思います。
楽器を鳴らす音が大きかったのも理由のひとつとしてあったとは思いますが、今日はJ1のベガルタ仙台にも引けを取っていなかったようにも感じました。
キックオフ時刻は18時30分。
真夏なのでようやく日が暮れてきた頃です。
夕日でスタジアムが赤く染まり、良い雰囲気。
試合が始まり、意外にもJ3のカターレ富山が攻勢に出る展開です。
しかしパスワーク良くあと一歩のところまで崩していましたが、なかなか決定機を決めることができません。
前半は拮抗した展開となりハーフタイムを迎えました。
座席はがらがらだったので、スタンドの上方に移動してピッチの写真を撮ってみました。
スタジアム周辺は真っ暗なので、若干怖い感じがします。
さらにメインスタンドの一番上までのぼってみると、ご覧のような夕景を見ることができました。
ちなみにメインスタンド上部の裏側はこのような通路になっています。
ナイターの時に気をつけたいのが、スタンドの上部にいくほど照明に近くなり、照明の光に集まっている小虫がたくさんいて気持ちが悪い。
もしナイターで満員になるような試合があったら、上の方の座席は使えないよな…と思うほどでした。
空港周辺の高さ制限によって照明塔の高さを抑えたものの、自然の多い地域では虫が集まるデメリットとなってしまいましたね。
試合は後半もあまり変わらない展開が続きますが、ベガルタ仙台がワンチャンスをものにし、1-0でベガルタ仙台の勝利となりました。
カターレ富山も奮闘しましたが、ジャイアントキリングは叶わず。
試合が終わり、スタジアムを出たときに思わぬカッコいい写真を撮ることができました!
虫は嫌いですが、遠くから見ると光に照らされ、星のようにきれいに輝いています。
帰りもシャトルバスに乗って富山駅へ。
富山駅も駅舎が新しく、夜はきれいですね。
今日は富山駅近くのホテルに泊まり、台風10号が近づいているので明日は始発で大阪に帰ることにします。
それではまた次回!