スタジアム概要
スタジアム名称 | 維新百年記念公園陸上競技場 |
ネーミングライツ | 維新みらいふスタジアム |
ホームチーム | レノファ山口FC |
開場 | 1963年5月 |
改築 | 2007年~2011年 |
収容人数 | 20,000 |
所有 | 山口県 |
運営管理 | 山口県施設管理財団 |
設計者 | 佐藤総合計画 |
施工者 | 鴻池組・井森工業・山口建設JV |
総工費(新築) | 約5.6億円 |
事業費(改築) | 約81.5億円 |
敷地面積 | 33,300㎡ |
フィールド | 101m×71m |
スタジアムアクセス
スタジアムへのアクセスは下記のとおり。
大歳駅から徒歩
大歳駅から徒歩約12分。
新山口駅から電車でアクセスする場合は、大歳駅で降りるのが便利です。
大歳駅~スタジアム
矢原駅から徒歩
矢原駅から徒歩約12分。
山口県の北側地域や島根県から電車でアクセスする場合は、矢原駅で降りるのもよいでしょう。
矢原駅~スタジアム
湯田温泉街から徒歩
維新みらいふスタジアムの近くで宿泊する場合は、湯田温泉街にホテルがあります。
湯田温泉街のホテルから徒歩20~30分程度です。
湯田温泉駅からタクシー
湯田温泉駅前にタクシーが止まっている場合があります。
湯田温泉駅からタクシーを利用する場合は、所要時間は約7分、運賃は約1,250円が目安となります。
山口県庁前から路線バス
山口県庁前から路線バスでアクセスすることができます。
レノファ山口ホームゲーム開催時は、山口県庁の駐車場(約300台)が利用できます。
- 「山口県庁前」にて乗車
- 「陸上競技場前」にて下車
- 1時間に1~3本運行
- 所要時間は約20分
- 運賃は350円
新山口駅から路線バス
新山口駅(北口・在来線口)から路線バスでアクセスできます。
- 北口バスのりば「4番のりば」にて乗車
- 「陸上競技場前」にて下車
- 1時間に1~3本運行
- 所要時間は約20分前後目安
- 運賃は440円
レノファ山口ホームゲーム開催時には、「ぶらレノ」という防長バス1日乗り放題+特典付きのチケットが発売されます。
新山口駅からアクセスする場合は、利用するのもよいでしょう。
詳細は「レノファ山口オフィシャルサイト」をご確認ください。
新山口駅からタクシー
新山口駅から出ている電車の本数は少ないので、時間が合わなければタクシーを利用するのも手ですね。
新山口駅からタクシーを利用する場合は、所要時間は約16分、運賃は約3,340円が目安です。
車でアクセス(駐車場)
維新百年記念公園内の駐車場は台数が限られているため、下記サイトにて駐車場を予約するのが安心です。
駐車場を予約する(PR)
公園内の駐車場を利用したい場合は、前売り券(1,500円)が発売されることがあるので、「レノファ山口オフィシャルサイト」を確認しましょう。
座席の紹介
以下では、わたしが実際に現地で観戦した座席を紹介。
VIP席(メインスタンド)
メインスタンドのVIP席は、維新みらいふスタジアムの中で最も観やすい座席です。
ただし現在はシーズンパスのみの取り扱いとなっています。
過去の観戦記
MS席
MS席はメインスタンドの中央エリアで観戦できる座席です。
ピッチ(フィールド)全体が観やすく、満足度の高い座席です。
6列目で観戦したときは、ピッチが近くて臨場感がありながら試合全体も観やすかったです。
MS席は背もたれ付きの座席で快適に観戦できます。
MS席のデメリット
- 他の席種と比べてチケット価格がやや高め
MS席のメリット
- ピッチ(フィールド)全体が観やすい
- 日かげで観戦できる
- 屋根があり雨が降られにくい(前列は雨に降られる)
- 最寄りの大歳駅や矢原駅に近いスタンド
MA席
MA席は、メインスタンドのホーム側やや中央寄りで観戦できる座席です。
ピッチ(フィールド)全体が比較的観やすく、中央のMS席よりややお得に観戦できます。
MA席のデメリット
- MB席西に同様の観戦エリアがあるものの、チケット価格が若干高め
MA席のメリット
- 日かげで観戦できる
- 屋根があり雨が降られにくい(前列は雨に降られる)
- 最寄りの大歳駅や矢原駅に近いスタンド
- ピッチ全体が比較的観やすい
MB席(西)
メインスタンドのMB席西(旧:Mミックス席)は、上図の位置にある座席です。
維新みらいふスタジアムのメインスタンドは、どの座席からも見やすく、チケット価格が他の座席と比べて安いのでお得な座席です。
座席は個別席でゆとりがありますが、背もたれはありません。
MB席(西)のメリット
- メインスタンドのなかでチケットが安い
- 日かげで観戦できる
- 屋根があり雨が降られにくい(前列は雨に降られる)
- 最寄りの大歳駅や矢原駅に近いスタンド
- メインスタンド中央に近いMA席と同じ位置で観戦できる
- ピッチ全体が比較的観やすい
最後列の座席
Mミックス席は、最後列の座席でも十分にピッチ(フィールド)が見やすく、満足感のある座席です。
メインスタンド上部に行くほど開放感があり、バックスタンド後ろに見える美しい景色を眺められます。
中央列の座席
上図は、Mミックス席で中央に近い12列目の位置からピッチ(フィールド)を見ています。
スタンド上部の座席より臨場感が高まりますが、ピッチ逆サイドのプレーは少し見えにくくなるイメージです。
MA席と同じ位置で観戦できる
Mミックス席で大きなメリットは、メインスタンドホーム側にあるMA席と同じ位置で観戦できることです。
チケット価格はMミックス席の方が安いのに、MA席と条件が変わらないのはお得ですよね。
過去の観戦記
バック席
バック席は、メインスタンドよりチケットが安いものの、臨場感のある試合観戦を楽しめます。
メインスタンドと比べるとスタンドの高さが低く、かつ座席勾配が緩やかなため、バックスタンドから逆サイドのプレーはやや見えにくい特徴があります。
なるべくスタンド中央かつ後ろの方の座席にすると、試合全体を通して観戦しやすいでしょう。
バック席のデメリット
- 逆光で日があたる(暑さ・まぶしさ・日焼け)
- 屋根がないため雨に降られる
- スタンドの勾配が緩やかなため、メインスタンドよりピッチ(フィールド)全体が見えにくい
バック席のメリット
- メインスタンドよりチケットが安い
- ピッチレベルに近い目線で観戦できる
バック席は背もたれの付いていない座席です。
過去の観戦記
雨に降られる座席
以下では、屋根の位置をもとに雨に降られる可能性の高い座席を紹介します。
メインスタンド
メインスタンドの屋根を見ると、8列目と9列目あいだの通路上に屋根の先端があるイメージです。
風向きや風の強さによって状況は異なるものの、通路より前の8列目までの座席は確実に雨に降られると思っておくのがよいでしょう。
実際に雨の日に観戦したところ、通路より前の8列目までの観客はレインコートを着ていました。
ただ通路より後ろの9列目以降の観客は特にレインコート等を着ている人はほぼ居なかった印象でした。
メインスタンドと屋根のあいだには空間があるものの、上図のように最上部には庇(ひさし)が付いているので、後ろから雨が吹きこむことはほぼないでしょう。
バックスタンド
上図はメインスタンドからピッチやバックスタンドを見ています。
バックスタンドには屋根が無いため、基本的には雨に降られることが分かりますね。
ただし、スタンド上部には屋根らしきものがありますね。
ただこれは屋根ではなくソーラーパネルです。
パネルのあいだにすき間があるので、雨を防ぐことはできません。
バックスタンド中央には若干の庇(ひさし)があるので、若干の雨宿りすることはできそうですね。
スタジアムの特徴
自然に囲まれたスタジアム
維新百年記念公園は山々に囲まれた場所に位置しており、特にメインスタンドから眺める山々の景色は素晴らしく、豊かな風景となっています。
ユニバーサルデザインに配慮
近年では常識となっていますが、ユニバーサルデザインに配慮して、スロープやエレベーターなどが設置されています。
メインスタンド通路部分には車いす席が設けられています。
メインスタンドの大屋根
メインスタンドの大屋根は2本のマストが支え、テンション材によって吊り上げる構造となっておい、浮遊感をイメージした設計となっています。
マストが大屋根を支える構造は「豊田スタジアム」も同じですね。
自然エネルギーの有効利用
- 雨水をトイレの洗浄水やピッチへの散水に利用
- バックスタンドにソーラーパネルを設置
- 競技用照明は発電機により、必要な時のみ発電
【参考】
- 株式会社佐藤総合計画|公式HP
- 維新百年記念公園|維新みらいふスタジアム
- 月刊体育施設:スポーツ施設&マネジメント情報誌.22(13)(276)