水戸市立競技場

スタジアム概要
| スタジアム名称 | 水戸市立競技場 |
| ネーミングライツ | ケーズデンキスタジアム水戸 |
| ホームチーム | 水戸ホーリーホック |
| 竣工 | 1987年 |
| 改修 | 2009年 |
| 収容人数 | 12,000人 |
| 所有 | 水戸市 |
| 運営管理 | 水戸市スポーツ振興協会 |
| 設計者(改修) | 環境設計研究室 |
| 施工者(改修) | 株木建設・昭和建設・西山工務店・北島工務店JV |
| 改修費(本体) | 約21.8億円 |
| 改修費(電気) | 約3.65億円 |
| 改修費(大型映像装置) | 約1.96億円 |
スタジアムアクセス
スタジアムへのアクセスは下記のとおり。
タップして該当箇所へ
水戸駅北口から路線バス

臨時バス

水戸ホーリーホックのホームゲーム開催時は「水戸駅北口7番のりば」から臨時バスが出ています。
バス乗り場の場所や、運行時刻については、水戸ホーリーホック公式HPにて、最新のホームゲーム情報を確認ください。
路線バス

「水戸駅北口6番のりば」にて関東鉄道「市立競技場行」に乗車、「市立競技場」にて下車。
所要時間は約30分~35分程度が目安となります。
通常の路線バスは本数が少ないので注意です。

2024年4月時点で水戸駅→市立競技場は1日に3本しか到着しません。
上記の時間が合わない場合は、市立競技場ひとつ手前の「植物公園」で下車するのもよいでしょう。
「植物公園」バス停からスタジアムまで徒歩約10分となります。
水戸駅からタクシー

水戸駅からタクシーを利用する場合は、所要時間は約18分が目安となります。
車でアクセス(駐車場)

車でスタジアムへアクセスする場合は、駐車場台数が限られてるので、早めに来場するのが良いでしょう。

座席の紹介

以下では、私が実際に現地で観戦した座席を紹介。

SS指定席(メインスタンド)

メインスタンドはピッチレベルから高さがあり、SS指定席は、スタンド中央からピッチ全体がよく見えて観戦しやすい座席です。

選手入場時は、正面から選手を見られます。
SS指定席のデメリット
- チケット価格が最も高い
- 前方の座席は雨に降られる
SS指定席のメリット
- ピッチ全体が観やすい
- 選手入場時に正面から選手を見られる
- 逆光にならない(日かげがある)
- 後方の座席は雨に降られない
- バス乗降場やスタジアムグルメ広場に近いスタンド
- 座席指定のため、入場時間を気にしなくてよい
メインサイド自由席

メインサイド自由席は、SS指定席やS指定席よりもチケット価格が安いエリアです。
指定席と同様に、後方中央寄りの座席は、ピッチ全体が観やすいです。

自由席のため、満員となる注目試合では、複数人の座席確保が困難な場合があります。
良い座席を確保したい場合、複数人で横並びの座席を確保したい場合は、早めに来場する必要があります。
水戸ホーリーホックがJ1リーグ初昇格&J2リーグ初優勝を決めた試合では、私はキックオフ3時間半前に到着し、入場待機列に整列、その後キックオフ2時間前に入場しました。その時は、ホーム寄りの座席は全て埋まっており、ビジター寄りの座席は比較的空いている状況でした。(参考動画:2025年11月29日J2リーグ第38節)

座席は個別席ですが、座席間隔は狭いです。
メインサイド自由席のデメリット
- 入場者数が多い試合は、座席確保の競争あり
- 前方とサイドの座席は雨に降られる
メインサイド自由席のメリット
- ピッチ全体が比較的観やすい
- 選手入場時に斜め前から選手を見られる
- 逆光にならない(日かげがある)
- 後方中央の座席は雨に降られない
- バス乗降場やスタジアムグルメ広場に近いスタンド
ゴール裏ホーム自由席

ゴール裏スタンドは芝生席となっています。

水戸ホーリーホックのコアサポーターによる声出し応援エリアは、バックスタンドにあります。
ゴール裏ビジター自由席

ビジターゴール裏も、ホームと同様に芝生席となっています。
雨に降られない座席

水戸市立競技場は、メインスタンドだけに屋根が架かっています。
座席9列目と10列目のあいだに通路があり、その真上まで屋根が架かっているイメージです。
少なくとも1~9列目までは雨に降られると思っておきましょう。
風の状況によっては、10列目以降にも雨風が吹きこむことが予想されます。

また、メインスタンド端の方には屋根が架かっていません。

さらに座席後方は、屋根とスタンドが抜けているため、後ろから雨風が吹きこむことも考えられます。
サイド寄りの座席は、前方だけでなく、後ろの座席も注意しましょう。
スタジアムの特徴

- 水戸ホーリーホックのホームカラー"青色"を基調とした爽やかなスタジアム
- 2009年に改修され、スタジアムの"新しさ"と"古さ"が混在するスタジアム
新旧が混在する独特なスタジアム

スタジアム本体は1987年に完成した歴史のあるスタジアムですが、2009年に改修されメインスタンドの屋根などが新しくなりました。
そのためスタンドのコンクリート部分は古く劣化がみられますが、上部の鉄骨屋根はきれいになっています。
"新しさ"と"古さ"どちらも同じくらい感じる独特さを生み出していますね。


メインスタンドの屋根は座席側から見ると浮遊感のある構造となっています。
2025年に水戸ホーリーホックJ1初昇格&J2初優勝

2025年、水戸ホーリーホックは、クラブ史上初のJ2リーグ優勝とJ1リーグ昇格を果たしました。
残り3節を首位で迎え、勝てばJ1昇格が決まる第36節、大宮アルディージャに敗戦。
その後、首位決戦となった第37節は、Vファーレン長崎に敗戦し、最終節を前に2位に転落してしまいました。(Vファーレン長崎が首位に)
3位のジェフ千葉、4位の徳島ヴォルティスの追い上げがあり、最終節を迎えた時には、負ければ自動昇格の2位も逃すかもしれない状況でした。
2連敗で迎える最終節のプレッシャーの中、水戸ホーリーホックは勝利。
そして2位のVファーレン長崎が4位徳島ヴォルティスとの試合で引き分けたため、逆転で水戸ホーリーホックがJ2リーグ優勝となりました。

また水戸ホーリーホックは、最終節でクラブ史上最多入場者数を更新しました。
J1リーグに昇格し、今後は入場者数が多く見込まれるため、スタジアムの運営が変わっていくことが予想されます。
J2優勝の瞬間を動画で見る
【参考】
- 水戸ホーリーホック|スタジアムガイド