スタジアム概要
スタジアム名称 | 熊本県民総合運動公園陸上競技場 |
ネーミングライツ | えがお健康スタジアム |
ホームチーム | ロアッソ熊本 |
着工 | 1995年9月 |
竣工 | 1998年3月 |
収容人数 | 32,000人 |
所有 | 熊本県 |
運営管理 | 熊本県スポーツ振興事業団 |
設計者 | 日建設計 |
施工者 | 鹿島建設・日本国土開発・岩永組JV |
事業費 | 約120億円 |
階数 | 地下1階・地上7階 |
敷地面積 | 214,558㎡ |
建築面積 | 20,240㎡ |
延床面積 | 34,697㎡ |
最高高さ | 37.45m |
インフィールド | 107m×70m |
サッカー | 105m×68m |
スタジアムアクセス
スタジアムへのアクセスは下記のとおり。
光の森駅からシャトルバス
時間に余裕があるかた、熊本駅から来られるかたはこちらを利用するのが良いでしょう。
シャトルバスの発車時刻は試合開催日によって運行本数が変わるため、「ロアッソ熊本|公式サイト」の最新試合情報を確認しましょう。
- 所要時間は約15分
- 運賃は210円(片道)
光の森駅から徒歩
光の森駅からスタジアムまで徒歩約40分。
光の森駅からタクシー
光の森駅からタクシーを利用する場合は、所要時間は約12分、運賃は約1,670円が目安となります。
阿蘇くまもと空港からアクセス
阿蘇くまもと空港からアクセスする場合は、空港→肥後大津駅→光の森駅→えがお健康スタジアムのルートもありますが、費用と時間を総合的に考えると、タクシーがおすすめです。
阿蘇くまもと空港からタクシーを利用する場合は、所要時間は約16分、運賃は約3,270円が目安となります。
下記は2021年、わたしが実際に利用したときの費用と時間になります。
交通手段 | 時間 | 費用 |
タクシー | 約10分 | 2,420円 |
電車・バス | 60分以上 | 440円 |
費用だけ見るとタクシーが2,000円ほど高いですね。
くまもと空港から電車・バスを利用する場合は、まず空港から無料の空港ライナーで肥後大津駅まで行き、電車で光の森駅へ向かいます。
ところが、光の森駅でちょうど良い時間にシャトルバスがあれば良いですが、時間が合わないと1時間近く待つ可能性もあるのです。
スタジアムまで行く時間や労力を考えると、くまもと空港から10分で行けるタクシーをおすすめします。
阿蘇くまもと空港ライナー
空港から電車・バスを利用してスタジアムへ行く場合は、熊本空港⇔肥後大津駅で30分に1本「阿蘇くまもとライナー」が運行しています。
乗車人数6~9人程度のワゴン車、無料で利用できます。
熊本駅から路線バス
熊本駅"1番のりば"から「免許センター行き(G1-5)」に乗車、「熊本パークドーム前」にて下車。
- 所要時間は約50分
- 運賃は610円
土曜日は1日3本、日祝は1日6本しか運行していません。時間帯は午前が多いため、事前に「熊本都市バス」で時刻表を確認しておきましょう。
桜町ターミナルから路線バス
熊本駅から出ているバスの本数は少ないので、熊本駅方面からバスを利用する場合は、桜町ターミナルから乗るのがよいでしょう。
熊本駅→桜町ターミナルに行くならば、熊本駅から光の森駅まで行ってしまうのがよいですね。
15番のりば「免許センター行き(G1-5)」
- 「パークドーム熊本前」下車、徒歩1分
- 所要時間は約40~45分
- 運賃は530円
参考サイト:熊本都市バス
16番のりば「光の森産交行き(F1-2)」
- 「鹿帰瀬(かきぜ)」で下車、徒歩15分
- 所要時間は約40分
- 運賃は510円
参考サイト:産交バス
16番のりば「東熊本第二病院行き(F1-1)」
- 「鹿帰瀬(かきぜ)」で下車、徒歩15分
- 所要時間は約40分
- 運賃は510円
参考サイト:産交バス
「鹿帰瀬(かきぜ)」は同名のバス停が2か所あるため、こちらから場所を確認しておきましょう。
熊本駅からタクシー
熊本駅からタクシーを利用する場合は、所要時間は約35分、運賃は約4,390円が目安となります。
車でアクセス(駐車場)
スタジアムの北側にメイン駐車場(1,000台収容)があります。
混雑が予想される場合には、下記サイトで駐車場を予約すると安心です。
「熊本県民総合運動公園」と検索して駐車場を予約しましょう。
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座席の紹介
以下では実際に現地で観戦した座席を紹介します。
S席ホーム
S席ホームはメインスタンド中央に近いエリアから観戦できる座席です。
バックスタンドと見え方は同じですが、背もたれ・ドリンクホルダー付きの新しい座席で観戦できます。
S席ホームのデメリット
- バックスタンドと同じ見え方でチケット価格が高い
- 日ざしが逆光になる座席がある(夏の暑さ・日焼け・まぶしさ)
S席ホームのメリット
- 背もたれ・ドリンクホルダー付きの座席
- スタジアムグルメ広場やシャトルバスのりばに近いスタンド
- 入場時に前から選手を見られる
- 一部雨に降られない座席がある
過去の観戦記
SA席ホーム
SA席ホームはメインスタンドから観戦できて、S席よりもチケットが安い座席です。
SA席ホームのデメリット
- バックスタンドと同じ見え方でチケット価格が高い
- 日ざしが逆光になる座席がある(夏の暑さ・日焼け・まぶしさ)
SA席ホームのメリット
- 背もたれ・ドリンクホルダー付きの座席
- スタジアムグルメ広場やシャトルバスのりばに近いスタンド
- 一部雨に降られない座席がある
A席ミックス
A席ミックスはバックスタンド全体エリアの座席です。
バックスタンド中央の座席なら、メインスタンドSS指定席と同じ見え方で観戦できます。
バックスタンドの座席は、サイドエリアは背もたれがありませんが、中央エリアは背もたれがある座席となっています。
A席ミックスのデメリット
- メインスタンドと比べて座席が簡素
- スタジアムグルメ広場やシャトルバスのりばから遠いスタンド
A席ミックスのメリット
- メインスタンドよりチケット価格が安い
- 雨に降られない座席が多い
- 日かげで観戦できる
過去の観戦記
B席
B席はゴール裏から観戦できる座席です。
座席は背もたれのないタイプとなっています。
B席のデメリット
- 屋根がなく雨に降られる
- メイン・バックスタンドよりピッチ(フィールド)が遠く感じる
B席のメリット
- チケット価格が安い
- サポーターと声出し応援ができる
雨に降られない座席
以下では、実際に現地で見た屋根の位置をもとに、雨に降られない座席位置を検討します。
えがお健康スタジアムには、メインスタンドとバックスタンドに大きな屋根が架かっています。
上図は、雨の日に撮影した写真です。
雨が降っているところはくっきりと色が濃くなっているのが分かりますね。
スタンドがカーブしているため、雨に降られない範囲は楕円状になっています。
メイン・バックスタンドを横から見ると、前方の座席には屋根が架かっていないことがわかります。
雨の日に座席を見たところ、1~10列目まで座席が水滴で濡れていました。
上記から、1~10列目までの座席は雨に降られるひとつの目安となりますね。
ただ実際には風が強いと雨に降られる範囲が変わってくるので注意しましょう。
上図はメインスタンドの上部から見ています。
左側が雨に降られ、右側は雨に降られていませんでした。
例えば28列目の座席では、~W-28列-30の座席が雨に降られ、W-28列-31~の座席が雨に降られないイメージです。
前の方に降りると、W-13列-31の座席の前は雨でぬれていることが分かります。
まとめると、雨に降られない座席の目安は、メイン・バック中央エリアであれば11列目以降の座席となります。
ただしスタンドはカーブしているため、サイドエリアは13列目以降が目安となる場所もあります。
ちなみにゴール裏の大型ビジョンを屋根にして観戦しているひともいましたね。
スタジアムの特徴
- サッカー日本代表や2019ラグビーワールドカップでも使用された大規模な陸上競技場
- 白い膜屋根は阿蘇山の大草原の上に翼を広げる鳥の羽根をイメージ
メインスタンドの前は高低差があり、スタンドと広場を繋ぐ橋が架けられています。
スタジアム周囲で膜屋根を支える4本の柱は照明塔を兼ねています。
メインスタンドの構造体がコンコースの屋根を兼ねています。
【参考】
- 日本膜構造協会
- ロアッソ熊本|公式サイト
- 月刊体育施設:スポーツ施設&マネジメント情報誌.24(6)(297) 1995-04
- 建築の技術.(388)1998年2月号|彰国社