白波スタジアム

鹿児島県立鴨池陸上競技場

白波スタジアム
白波スタジアム

スタジアム概要

スタジアム名称鹿児島県立鴨池陸上競技場
ネーミングライツ白波スタジアム
ホームチーム鹿児島ユナイテッドFC
開場1970年12月
改修(メインスタンド)2017年
収容人数19,934人
所有鹿児島県
運営管理セイカスポーツグループ
総工費(新築)約4.5億円
設計(改修) 鹿児島県建築設計監理事業協同組合
施工(改修)小牧建設・森山(清)組
敷地面積27,490㎡
フィールド105m×68m

スタジアムアクセス

白波スタジアムのアクセスは主に下記の2通りです。

  • 市電を利用して最寄りの騎射場駅または郡元駅から徒歩約15分~20分
  • 市営バスを利用してスタジアム付近のバス停から徒歩数分

どちらでも交通費はほぼ変わらない程度ですので、できるだけ歩きたくない方は市営バスを利用するのがよいですね。

ただバスは30分程度の間隔で運行、市電は10分程度の間隔で運行しているので、時間的に融通が利くのは市電になります。

【騎射場駅からの徒歩ルート】

【郡元駅(市電)からの徒歩ルート】

車でアクセス(駐車場)

白波スタジアム前
スタジアム南門側の大通り

私が訪れたときにはスタジアム南門の前の大通りには駐車された車がずらーっと並んでいました。

上の写真のように公園敷地の前に縦列駐車が続いています。

私が見たのは公園の南側だけですが、公園東側・北側の大通りにもおそらく同様に駐車されていたはずです。

車でアクセスする場合には、①鴨池公園駐車場(普通車361台)や②みなみパーク、③コインパーキング与次郎、④鹿児島県庁有料駐車場などがありますが、公園周囲の駐車は無料でスタジアムに近いので、駐車する車が多いのかもしれませんね。

白波スタジアム前
スタジアム北側の広場

スタジアム北側には十数台の車が駐車されていますが、こちらはおそらく関係者用の駐車場でないかと思われます。

白波スタジアム前
スタジアム北側

同じくスタジアム北側にはこのようにバスロータリーのようなスペースが整備されています。

2020年12月現在はまだ使用されていないと思いますが、将来的にはシャトルバスの発着場になるのではないかと想像しています。

スタジアムの特徴

  • メインスタンドから桜島を見ることができるスタジアム
白波スタジアム
メインスタンドからの眺め

「白波スタジアム」が素晴らしいのは、何といってもバックスタンドの後ろに桜島が背景となっていることです。

背後に山々の景色が見られるスタジアムは他にもいくつかありますが、鹿児島の名所である桜島をはっきりと見ることができるのは貴重です。

サッカー観戦と同時に観光としても楽しめるスタジアム。

バックスタンドの方は正面に見ることができませんが、スタンドの一番上まで上って振り返れば、もっと間近で桜島を眺めることができるかもしれません。

白波スタジアム
白波スタジアム メインスタンドからの眺め

ただ少し心配なのが、将来的に鹿児島ユナイテッドFCがJ2→J1と昇格してビッグクラブへと成長していくことを考えた時、おそらくスタジアムの拡張が必要になるでしょう。

そのときにバックスタンドが大きくなって屋根も架かってしまうと、桜島を見ることができなくなってしまうかもしれません。

鹿児島在住の方にとって桜島は見慣れたものだと思いますが、県外から観戦しに来る人にとっては新鮮で貴重な景色だと思っています。

クラブが大きくなれば、スタジアムもより良くなるべきですが、この桜島の景観も取り入れたスタジアムは残してほしいなと個人的には願います。


【参考】

  • 小牧建設株式会社 建築実績
  • 株式会社森山(清)組 建築実績
  • エスケー化研株式会社 製品採用事例
  • 鹿児島県建築設計監理事業協同組合 実績・作品
  • 鹿児島県体育施設 セイカスポーツグループ
  • 月刊体育施設:スポーツ施設&マネジメント情報誌.22(13)(276)