プライフーズスタジアム

多賀多目的運動場

プライフーズスタジアム
プライフーズスタジアム

スタジアム概要

スタジアム名称多賀多目的運動場
ネーミングライツプライフーズスタジアム
ホームチームヴァンラーレ八戸
着工2015年
竣工2016年9月
収容人数約5,140人
所有八戸市
運営管理八戸市
設計者昭和設計
施工者日本道路・地代所建設・曽我産業
概算工事費33.6億円(基本設計時)

スタジアムアクセス

最寄り駅から歩く場合は「陸奥市川駅」から徒歩約50分

公共交通機関を利用する場合は、本八戸駅から出ているバスに乗りましょう。

ただしバスの運行本数は多くないので、車でアクセスするのが便利です。

車(レンタカー)でアクセス

車でアクセスする場合は、スタジアム前の常設駐車場が396台、臨時駐車場が約1,000台利用可能です。

試合キックオフ時間ぎりぎりに行くと駐車場は埋まっている可能性があるため、キックオフ2時間以上前を目安に行くことをおすすめします。

私が2021年7月4日に観戦に行ったときは、2時間半前に到着して、既に常設駐車場がほぼ埋まっているくらいでした。:入場者数は1,511人

三沢空港からアクセスする場合は、空港近くのレンタカーを利用するのが便利です。

レンタカーを利用する(PR)

本八戸駅からバス

「本八戸駅バス停」より八戸市営バスで「多賀台団地行き」に乗車。

市川バス停」で下車となります。

「本八戸駅⇔多賀台団地行き」は1時間に1本程度しか発車していません。

三沢空港から来られる方は、帰りのフライト時間に間に合うかどうか事前に調べておいた方がよいですね。

本八戸駅から三沢空港へシャトルバスが出ています。

陸奥市川駅から徒歩

車もバスも利用しないという方は、「陸奥市川駅」から歩けます。

ただし「陸奥市川駅」の電車発車時刻は1時間に1本程度です。

陸奥市川駅からスタジアムまで50分も歩くことを考えると、本八戸駅でバスを待っている方がよさそうですね。

座席の紹介

プロフィール
さかとり

以下では、わたしが実際に現地で観戦した座席を紹介。

プライフーズスタジアム 座席図
出典:ヴァンラーレ八戸オフィシャルサイト

メインスタンドS

ヴァンラーレ八戸vs藤枝MYFC
メインスタンドエリア指定席から

まずはメインスタンドS自由席です。

こちらは一番グレードの高い座席で、ピッチ中央近くで臨場感のある試合を楽しめます。

バックスタンド芝生席よりも高さがあるので、後列の座席であれば逆サイドのプレーもよく見えます。

メインS席のメリット

  • 選手の迫力あるプレーを間近で見られる
  • 入場時に選手を正面から見られる
  • ベンチの選手も近くで見られる
  • ピッチ(フィールド)全体のプレーが見える

メインスタンドA

プライフーズスタジアム
メインスタンド自由席

メインスタンドA自由席は、通路より後方の座席であれば、ピッチ全体を俯瞰して観ることができます。

通路よりも前方の座席は、エリア指定席と同様に選手のプレーを間近で観ることができます。

メインA席のメリット

  • メインスタンドでチケットが安い
  • ピッチ(フィールド)全体が見られる
  • ベンチの選手も近くで見られる

バックスタンド(芝生席)

プライフーズスタジアムの芝生席

バックスタンドは芝生席なので、スタンドは緩やかな勾配です。

バックスタンドのメリット

  • チケットがメインスタンドより安い
  • 芝生席でのんびりと観戦できる
  • 走り回る小さい子どもがいても観戦しやすい

ゴール裏(芝生席)

プライフーズスタジアムのホームゴール裏
ホームゴール裏から

ゴール裏の芝生席は、スタンドの勾配が緩やかなで高さがないため、逆サイドのプレーは観えにくいです。

ピッチに近いので、近いサイドのゴール前では臨場感のあるプレーを楽しめます。

プライフーズスタジアムのアウェイゴール裏
アウェイゴール裏

スタジアムの特徴

「多賀多目的運動場」は、2016年に完成した比較的新しいスタジアム。

東日本大震災による津波で被災し、下記のコンセプトを基に建設され、この地域の復興のシンボルとなりました。

  1. 多賀地区の活力の創出と震災復興のシンボルとなる施設づくり
  2. 災害に強い地域づくりのモデルとなる施設づくり
  3. 工事工期の短縮、建設管理コスト削減などを考慮した施設づくり
  4. さまざまな利用形態における管理運営手法を見据えた施設づくり
プライフーズスタジアム案内図
多賀多目的運動場 案内図

メインスタンド

プライフーズスタジアム
メインスタンド

小規模なスタジアムの割に、メインスタンドは4階建てと高さのある建物構造となっています。

これは津波災害時に「津波避難ビル」としての機能を持つように、津波の浸水深さ(GL+9.22m)に対して余裕階加えて、4階部分が避難スペースとして活用できるように設計されています。

バックスタンド

プライフーズスタジアム
バックスタンド

バックスタンドは芝生席なので、傾斜の低いスタンドとなっています。

建物外側に男女それぞれトイレが併設されています。

大型ビジョン

プライフーズスタジアムの大型ビジョン
大型ビジョン

多目的歩廊

プライフーズスタジアム前
スタジアム前の広場
プライフーズスタジアム前
多目的歩廊

"地域行事に積極的に利用できる仕掛け"として「多目的歩廊」が設置されています。

試合開催時には物販エリアとして利用されていました。

ここに車を幅寄せすれば、雨にぬれずにメインスタンドの中までアクセスも可能ですね。

駐車場

プライフーズスタジアムの駐車場
一般駐車場

396台駐車可能な「一般駐車場」です。

プライフーズスタジアムの臨時駐車場
臨時駐車場

こちらは試合開催時に開放される、約1,000台収容可能な「臨時駐車場」です。

プライフーズスタジアムの関係者駐車場
関係者用駐車場

こちらは一般駐車場とは人工芝球技場をはさんで反対側にある「関係者用駐車場」です。

夕暮れ時のスタジアム

プライフーズスタジアム
夕暮れのスタジアム
プライフーズスタジアム
北側から見たスタジアム

【参考】

  • ヴァンラーレ八戸公式サイト
  • 昭和設計>Project
  • (仮称)多賀地区多目的運動場基本設計(概要版)
  • (仮称)多賀地区多目的運動場実施設計(概要版)