長野県松本平広域公園総合球技場
スタジアム概要
スタジアム名称 | 長野県松本平広域公園総合球技場 |
ネーミングライツ | サンプロ アルウィン |
ホームチーム | 松本山雅FC |
開場 | 2001年5月 |
収容人数 | 20,000人 座席:16,000人 立ち見:4,000人 |
所有 | 長野県 |
運営管理 | TOY BOX |
事業費 | 土地取得費:約13億円 建設費:約60億円 |
スタジアムアクセス
スタジアムへのアクセスは下記のとおり。
タップして該当箇所へ
松本駅からシャトルバス
松本山雅FCホームゲーム開催時は、松本バスターミナルから無料のシャトルバスが運行しています。
- キックオフ5時間半前から運行
- 20分間隔で運行
- 所要時間は30分~45分(目安)
Googlemapでは松本駅から車で20分ほどですが、道路混雑が予想され、30分~1時間くらいは考えておいた方がよいです。
私が以前に「サンプロアルウィンで観戦」したときは45分ほどかかったことがあります。
2回目の「サンプロアルウィンで観戦 Vol.2」では並ぶことなく33分で到着しました。
2024年6月のJ3リーグの試合では、松本山雅vsAC長野パルセイロの信州ダービーで、1万4千人の入場者数がありましたが、シャトルバスの所要時間は28分でした。
また、入場者数が多い試合では、試合後のシャトルバスは特に混雑する可能性が高いので注意です。
上述の2024年6月の信州ダービーの試合では、試合終了後、少し時間を置いてスタジアムを出たところ、30分程待ってシャトルバスに乗車し、松本駅までの所要時間は40分でした。
試合を最後まで観る場合、帰りの時間は余裕を持ってスケジュールを組んでおくのがよいでしょう。
塩尻駅からシャトルバス
松本山雅FCホームゲーム開催時は、塩尻駅から無料のシャトルバスが運行している場合があります。(※運行していない場合もあるため、松本山雅公式HPを確認ください)
- キックオフ5時間40分前から運行
- 1時間間隔で運行
村井駅から徒歩
村井駅から徒歩50分~1時間程度。
車でアクセス(駐車場)
スタジアムに隣接している駐車場は有料(1,500円)で事前にチケットを購入できます。
有料駐車場の価格が高いと思う場合は、スタジアムから少し遠い無料駐車場を利用するのもよいでしょう。
無料駐車場は競争率が高いので、利用できるか不安な場合は下記サイトで「サンプロアルウィン」と検索してスタジアム周辺の駐車場を予約すると安心です。
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座席の紹介
以下では、わたしが実際に現地で観戦した座席を紹介。
メインスタンドSS席
メインスタンドSS席はサンプロ アルウィンのなかで最もグレードの高い座席(VIP・記者席除く)で、臨場感あふれ満足できる座席です。
3列目で観戦したときは、逆サイドのプレーもよく見えて試合全体を通して楽しめました。
臨場感とピッチ全体の観やすさを両立した、国内で最高クラスの観戦環境だと感じます。
座席は、メインS席・B席やバックスタンドと同じ背もたれのみ付いています。
メインSS席のデメリット
- チケット価格が高め
メインSS席のメリット
- 臨場感あふれる試合を楽しめる
- 入場時に選手を正面から見られる
- ピッチ(フィールド)全体が見やすい
- 日かげで観戦できる
- 屋根がある(座席位置によっては雨に降られる可能性あり)
メインスタンドS席
メインS席は、メインスタンド中央寄りの座席で観戦できる座席です。
臨場感がありピッチ(フィールド)全体が観やすいです。
スタンド中央かつ後ろの座席は屋根があるのがメリットですね。
座席は背もたれのみ付いています。
メインS席のデメリット
- チケット価格がやや高め
メインS席のメリット
- 臨場感あふれる試合を楽しめる
- 入場時に選手を前から見られる
- ピッチ(フィールド)全体が見やすい
- 日かげで観戦できる
- 屋根がある(座席位置によっては雨に降られる可能性あり)
バックスタンドA席
バックスタンドA席は、メインスタンドSS席・S席と比べてチケット価格が安く、同じ目線で観戦できるコスパの高い座席です。
中央の座席を確保できれば、メインスタンドVIP・記者席と同じ目線で観戦できます。
バックスタンドは25列目まであり、最後列の座席でもピッチが見やすいです。
ただ昼間は日ざしが逆光になるため注意です。
座席は背もたれのみ付いています。
バックA席のデメリット
- 屋根がなく雨に降られる
- 日ざしが逆光になる(暑さ・まぶしさ・日焼け)
バックA席のメリット
- メインスタンドSS席・S席と同じ目線で観戦できる
- メインスタンドよりチケットが安い
- シャトルバス乗り場に近いスタンド
雨に降られない座席
サンプロ アルウィンにはメインスタンド以外に屋根はありません。
メインスタンドのなかでも、SS席・S席が屋根のある座席位置の目安です。
ただしSS席の最前列の真上あたりに屋根の先端があるため、風が吹くとSS席・S席の前列は雨に降られる可能性が高いですね。
また屋根のサイドを見ると、屋根の先端がS席とB席の境界付近にあるため、S席ゴール裏寄りの座席(北側41番~50番、南側191番~200番)は特に雨に降られる可能性が高いでしょう。
S席のT列51番で観戦したときは、風が強く雨に降られた経験があります。
動画で見る(雨に降られた試合)
スタジアムの特徴
- スタジアムの愛称は日本アルプスの「Alps」と風の「Wind」を組み合わせた「アルウィン(Alwin)」
- 掘り下げ式の劇場型スタジアム
- 自然に囲まれたサッカー専用スタジアム
- 松本山雅の独特なホーム感
日本アルプスの素晴らしい風景
スタジアム近くでシャトルバスを降りると、広大な平原と日本アルプスの風景が広がっています。
夕暮れどきになると、異なる表情を見せ、幻想的な風景にもなりますね。
掘り下げ式の劇場型スタジアム
一見するとスタジアムはどこにあるのか分かりませんが、よく見るとメインスタンドの照明が顔を出していますね。
「サンプロアルウィン」の近くには空港があるため、高さ制限の影響でスタジアムは掘り下げ式となり、ピッチレベルが地下にあるような状態となっています。
このように周りからはスタジアムの存在が分かりにくく、スタジアムの中に入ると周囲から隔離されたように感じる構造が、劇場型のスタジアムであると考えられます。
入場ゲート付近から、ゴール裏スタンドを横に眺めることができます。
スタジアムに入ったときに待っている夕日の演出は素晴らしい。
こちらは入場した後にバックスタンド入口に向かうためのコンコースです。
入場した後に一度外に出たような感覚になります。
ここは地上レベルになりますが、左手に見えるのが屋根を支える鉄骨です。
地上から少し階段を降りると、バックスタンド前の広場となります。
ピッチレベルが地下2階とすると、ここは地下1階のレベルですね。
照明は高さを抑えるために、自立式の照明塔ではなく屋根のように片持ち梁で支えている構造となっています。
バックスタンドは照明のためだけに鉄骨梁が設けられています。
松本山雅の独特なホーム感
ホームゴール裏を埋め尽くす松本山雅サポーター。
独特なホーム感を作り出しています。
周囲が山に囲まれた松本のサポーターには一体感を感じます。
かつてJ1にも在籍したことがある松本山雅の応援は、J2やJ3のカテゴリーでは圧倒的な存在感を放ちます。
夜になると増す非日常感
スタジアム周辺には高い建物がなくて、スタジアムは周囲より低い掘り下げ式のため、夜になると周囲の存在を感じない非日常感に包まれます。
夜になると、スタジアム周囲は漆黒に。
バックスタンドの観客席も暗く、ピッチの明るさが際立っていますね。
スタジアムの真上を飛行機が飛ぶ
サンプロ アルウィンのすぐ近くに松本空港(信州まつもと空港)があるため、試合中でもスタジアムの近くにゴーッと飛行機が現れることがあります。
試合を観てても、つい目を奪われてしまいますね。
【参考】
- 松本山雅FC|オフィシャルサイト