デンカビッグスワンスタジアム

新潟スタジアム

デンカビッグスワンスタジアム

スタジアム概要

スタジアム名称新潟スタジアム
ネーミングライツデンカビッグスワンスタジアム
ホームチームアルビレックス新潟
着工1997年10月
竣工2001年2月
収容人数42,300人
所有新潟県
運営管理アルビレックス新潟・都市緑花センターグループ
設計者日建設計
施工者鹿島建設ほかJV
清水建設ほかJV
大成建設ほかJV
建設費約300億円
構造・階数SRC造・地上5階建て
屋根:S造
敷地面積約480,000㎡
建築面積約36,700㎡
延床面積約88,420㎡
最高高さ約57.8m
フィールド110m×74m

スタジアムアクセス

スタジアムへのアクセスは下記のとおり。

新潟駅からシャトルバス

新潟駅前
「プラーカ2前」シャトルバス乗り場

アルビレックス新潟ホームゲーム開催時は、新潟駅南口の「プラーカ2前」からシャトルバスが出ています。

  • キックオフ4時間半前より10分~15分間隔で運行
  • 所要時間は10分~15分
  • 運賃は片道270円

以前に「デンカビッグスワンスタジアムで観戦」したときは、シャトルバス乗り場に行列ができていましたが、10分間隔でバスが来るので、それほど待つこともなく乗ることができました。

新潟駅南口から路線バス

新潟駅南口1番のりば

「新潟駅1番線のりば」から路線バスが出ています。

発車時刻の詳細は「にいがたバス乗換案内」で確認ください。

  • スポーツ公園線(S70・S71・S72)
  • 「スポーツ公園前(270円)」または「ビッグスワン前(280円)」にて下車
  • 所要時間は約13分~15分
デンカビッグスワンスタジアム周辺のバス停位置

スタジアム周辺のバス停位置は上記の通りです。

メインスタンドに近いのが「ビッグスワン前」、バックスタンドに近いのが「スポーツ公園前」となります。

新潟駅南口からタクシー

新潟駅南からデンカビッグスワンスタジアムへタクシー
出典:Japan Taxi(2023年1月28日に検索)

新潟駅南口からタクシーを利用する場合、所要時間は14分、運賃は1,880円が目安となります。

新潟駅南口から徒歩

新潟駅南口

新潟駅南口から徒歩約50分

車でアクセス(駐車場)

アルビレックス新潟ホームゲーム開催時に利用できる駐車場は下記となります。

事前に駐車券(前売1,100円)を購入することができるので、「アルビレックス新潟公式サイト|観戦ガイド」をご確認ください。

駐車場収容台数(普通車)
第2駐車場(北)166台
第2駐車場(南)235台
第3駐車場1,185台
第4駐車場1,939台
鍋潟駐車場1,015台
出典:新潟県スポーツ公園

また下記サイトにて「新潟県スポーツ公園」と検索して、スタジアム近くの駐車場を予約できます。

座席の紹介

プロフィール
さかとり

以下では、わたしが実際に現地で観戦した座席を紹介。

デンカビッグスワンスタジアム 座席図
出典:アルビレックス新潟 公式サイト

W1センター指定席

デンカビッグスワンスタジアム メインスタンドから

W1センター指定席は、ピッチ(フィールド)に近い1階席で臨場感のある試合を楽しめます。

W1センター指定席のデメリット

  • チケットが比較的高めの価格帯

W1センター指定席のメリット

  • 臨場感のある試合を楽しめる
  • 日かげで観戦できる
  • 入場時に選手を正面から見られる

E1センター指定席

デンカビッグスワンスタジアム バックスタンド1階から

E1センター指定席は、ピッチ(フィールド)に近い1階席で臨場感のある試合を楽しめます。

E1センター指定席のデメリット

  • バックスタンドのなかでチケット価格が最も高い
  • 昼間は逆光で日があたる(夏の暑さ・まぶしさ・日焼け)

E1センター指定席のメリット

  • 臨場感のある試合を楽しめる
  • メインスタンドよりも安く観戦できる

E2フロント指定席

デンカビッグスワンスタジアム バックスタンドから

E2フロント指定席は、2階席でありながらピッチ(フィールド)に近い位置で観戦できる座席です。

デンカビッグスワンスタジアム バックスタンド1階

上図を見ると、2階席のスタンドの先端が、1階席の11列目の上にあることがわかりますね。

1階席は19列目まであるので、E2フロント指定席(2階席の前から5列)は、1階席の16列目より前の位置で観戦できるイメージです。

E2フロント指定席のデメリット

  • 昼間は逆光で日があたる(夏の暑さ・まぶしさ・日焼け)

E2フロント指定席のメリット

  • 1階席後方の座席と同じピッチに近い位置で、高い目線で観戦できる
  • ピッチ(フィールド)全体が観やすい
  • 雨に降られにくい

E2指定席

デンカビッグスワンスタジアム バックスタンドから

E2指定席は、E2フロント指定席(前から5列目まで)よりも後ろの座席で、バックスタンド中央からピッチ(フィールド)全体が観やすい座席です。

E2指定席のデメリット

  • 一部座席は逆光で日があたる(夏の暑さ・まぶしさ・日焼け)

E2指定席のメリット

  • 価格と観戦しやすさのバランスがよい
  • ピッチ(フィールド)全体が観やすい
  • 屋根があって雨に降られない

E2自由席

デンカビッグスワンスタジアム バックスタンドから

E2自由席は、2階席(上層)スタンドの座席です。

ピッチ(フィールド)全体が観やすく、自分の好きな場所でゆったりと観戦できます。

E2自由席のデメリット

  • 良い座席は早めに来場して確保する必要がある

E2自由席のメリット

  • ピッチ(フィールド)全体が観やすい
  • チケット価格が安い
  • 日かげで観戦できる
  • 雨に降られない座席で観戦できる

S自由席

デンカビッグスワンスタジアム 南側ゴール裏から

S自由席は、ゴール裏から観戦できる座席です。

S自由席のデメリット

  • ピッチ(フィールド)逆サイドのプレーはやや見えにくい

S自由席のメリット

  • チケット価格が安い
  • 日かげで観戦できる

N自由席

デンカビッグスワンスタジアム 北スタンドから

N自由席は、アルビレックス新潟のホームゴール裏の座席です。

デンカビッグスワンスタジアム
メインスタンドからホームゴール裏を見る

ゴール裏の1階席はサポーターのオレンジに染まっていますが、2階席はゆとりがあります。

N自由席のデメリット

  • ピッチ(フィールド)逆サイドのプレーはやや見えにくい

N自由席のメリット

  • チケット価格が安い
  • ホームサポーターの一体感がある

雨に降られない座席

以下では、現地で見た屋根の位置をもとに、雨に降られない座席を検討します。

メイン(バック)スタンド1階

デンカビッグスワンスタジアム バックスタンド1階
バックスタンド1階席から

屋根の先端は、1階席の最前列より前にあるため、風が弱ければ1階席の最前列でも雨に降られません。

プロフィール
さかとり

私が以前に雨の日に7列目で観戦したときは、風が弱かったものの全く雨に降られませんでした。

メイン(バック)スタンド2階

デンカビッグスワンスタジアム バックスタンド
2列1番の座席から

上図は、バックスタンド2階席の最前列・端の座席から見ています。

2階席は南北スタンドに向かってカーブしているため、南北スタンド側に寄るほど雨に降られやすくなります。

2階席の最前列・端の座席は風が弱い日でも、少し雨が当たることがあったので、基本的に雨に降られると思っておくのがよいでしょう。

南スタンド2階(上層)

デンカビッグスワンスタジアム 南スタンド
デンカビッグスワンスタジアム 南スタンド

以前、雨の日に観戦した際、南スタンド(ゴール裏)の座席は、メインスタンド側(西側)の大部分(目安:~86番)が雨に降られていました。

上図を見ると、通路部分がよく濡れていることがわかりますね。

デンカビッグスワンスタジアム 南スタンド

一方で南スタンド(ゴール裏)のバックスタンド側(東側)は、上図のように一部分だけ通路が濡れていることがわかります。

デンカビッグスワンスタジアム 南スタンド

南スタンドの屋根を横から見ると、スタンドがコーナー部分でカーブしているのに対して、屋根は直角に交差していることがわかります。

直角部分があるため、ゴール裏とメイン・バックスタンド間のコーナー部分は雨に降られやすいのです。

南スタンド1階(下層)

デンカビッグスワンスタジアム バックスタンド1階から

上図は、雨の日に南スタンドを撮った写真です。

南スタンド1階(下層)は、メイン・バックスタンドと異なり、通路より前の座席(1~10列目)はほとんど誰も座席にいないことがわかります。

南北スタンドはメイン・バックスタンドのように屋根が張り出していないため、1階席は雨に降られやすい座席が多いといえますね。

スタジアムの特徴

デンカビッグスワンスタジアム
  • 愛称は"ビッグスワン"。屋根のデザインは鳥屋野潟に白鳥が飛来し羽を広げた瞬間をイメージしている
  • Jリーグベストピッチ賞を受賞しているスタジアム
  • 2002年FIFAワールドカップのときに建設され、試合会場となった国際規格のスタジアム
  • 2層式スタンドで透光性のある膜屋根
  • 観客席は全て背もたれ付き
デンカビッグスワンスタジアム 南スタンドから

スタンドは観客席とピッチを近づける2層式スタンドとなっています。

メインスタンド・バックスタンドの上部を大きくふくらませた形状とすることで、ピッチ全体を見わたせる座席が多く確保されています。

観客席の9割以上が透光性のある膜屋根で覆われ、晴天時にはフィールドの日向と日影の明暗さが少ない観やすくプレーしやすい環境に配慮されています。

屋根はまさに鳥が羽を広げたようですね。

夜のライトアップはカラフルで綺麗です。


【参考】

  • デンカビッグスワンスタジアム|公式HP
  • 新潟市|公式HP > 観光・文化・スポーツ > ニイガタカラ.Net
  • アルビレックス新潟|公式HP
  • 月刊体育施設:スポーツ施設&マネジメント情報誌.27(1)(334)