南長野運動公園総合球技場
スタジアム概要
スタジアム名称 | 南長野運動公園総合球技場 |
ネーミングライツ | 長野Uスタジアム |
ホームチーム | AC長野パルセイロ |
着工 | 2013年12月 |
竣工 | 2015年2月 |
収容人数 | 15,491人 |
所有 | 長野市 |
運営管理 | 南長野スポーツマネジメント共同事業体 |
設計 | 竹中工務店・東畑建築事務所・北信土建・千広建設・アーキプランJV |
施工 | 竹中工務店・北信土建・千広建設JV |
建設費 | 約71.4億円 |
スタジアムアクセス
スタジアムへのアクセスは下記のとおり。
篠ノ井駅からシャトルバス
Jリーグ・WEリーグの試合開催日は篠ノ井駅(東口)からシャトルバスを利用するのが便利です。
- 所要時間は10分~15分ほど
- 運賃は250円
発車時刻の詳細は「AC長野パルセイロ|公式サイト」の試合インフォメーションで確認しましょう。
篠ノ井駅から徒歩
篠ノ井駅から徒歩約40分~50分。
篠ノ井駅からタクシー
篠ノ井駅からタクシーを利用する場合、所要時間は約7分、運賃は約1,940円が目安となります。
車でアクセス(駐車場)
AC長野パルセイロのホームゲーム開催時は、スタジアム北側にある「第一駐車場」が利用可能です。
ただし事前に駐車券を持っているかた(サポーター会員、スポンサー、関係者)が優先的に駐車できるため、一般利用者は駐車場が利用できない可能性が高いです。
確実に駐車場を利用したい場合は、下記のサイトで「長野Uスタジアム」と検索してスタジアム近くの駐車場を予約するのが安心です。
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座席の紹介
以下では、わたしが実際に現地で観戦した座席を紹介。
メインスタンド指定席(1F)
メインスタンド指定席は長野Uスタジアムで一番グレードの高い座席です。
1階席の中央でピッチに近く、臨場感ある試合を楽しめます。
ピッチレベルに高さが近いがゆえに、逆サイドのプレーがやや見えにくいのがデメリットですね。
メイン指定(1F)のデメリット
- 逆サイドのプレーがやや見えにくい
メイン指定(1F)のメリット
- ピッチレベルに近い目線で観戦できる
- 選手を近くで見られる
- 臨場感ある試合を楽しめる
- 日かげで観戦できる
- 入場口に近い
- 入場時に正面から選手を見られる
過去の観戦記
メインスタンド自由席(1F)
メインスタンド自由席(1F)はピッチに近く、日かげで臨場感ある試合を楽しめます。
メインスタンド指定席と比べてサイドスタンド寄りのため、逆サイドのプレーは見えにくくなるのがデメリットです。
メイン自由(1F)のデメリット
- 逆サイドのプレーがやや見えにくい
メイン自由(1F)のメリット
- ピッチレベルに近い目線で観戦できる
- 選手を近くで見られる
- 臨場感ある試合を楽しめる
- 日かげで観戦できる
- 入場口に近い
- ベンチ選手のウォーミングアップを近くで見られる
メインスタンド自由席(2F)
メインスタンド自由席は、メインスタンド2階席の自由な位置で観戦できる座席です。
日かげになるので、バックスタンドよりも快適に観戦できます。
メインスタンド自由席は、ゴール裏~バックスタンドのホーム自由席と比べてチケット価格がやや高いため、バックスタンドよりも少し座席が空いている傾向にあります。
2F席は通路より後方の座席(4列目以降)が特に空いているので、ゆったりと観戦できます。
2階席の最後列の座席でも、十分に観やすいと感じます。
ピッチ全体を上から見渡したい場合は、後ろの座席もおすすめです。
スタジアム外の風景もよく見えて、雄大さを感じることができます。
2階席でピッチ全体を観ながら、より臨場感のある試合を楽しみたいなら通路より前方の座席(1~3列目)がよいでしょう。
メイン自由(2F)のデメリット
- バックスタンドよりチケットがやや高め
メイン自由(2F)のメリット
- 日かげで観戦できる
- ピッチ(フィールド)全体が見やすい
- 入場口に近い
ホーム自由席(バックスタンド1F)
ホーム自由席(バックスタンド1F)は、メインスタンド指定席と同じ目線で観戦できる座席ですが、昼間は逆光で日当たりがよいのがデメリットです。
ナイターであれば、中央の座席は最もコスパの良い座席とも言えますね。
バックスタンド1Fのデメリット
- 日ざしが逆光になる(暑さ・まぶしさ・日焼け)
- 逆サイドのプレーがやや見えにくい
- 入場口が遠い
バックスタンド1Fのメリット
- ピッチレベルに近い目線で観戦できる
- 選手を近くで見られる
- 臨場感ある試合を楽しめる
- チケット価格が安い
ホーム自由席(バックスタンド2F)
ホーム自由席(バックスタンド2F)はメインスタンド自由席よりもややチケット価格が安い座席です。
デメリットは日ざしが逆光になり、入場口が遠いことです。
屋根はあるものの、昼間はほとんどの座席が日にあたります。(10月には15時頃にほぼ全ての座席に日が当たっていました)
日が当たらないナイターでの観戦におすすめの座席です。
バックスタンド2Fのデメリット
- 日ざしが逆光になる(暑さ・まぶしさ・日焼け)
- 入場口が遠い
バックスタンド2Fのメリット
- ピッチ(フィールド)全体が観やすい
- チケット価格が安い
過去の観戦記
ホーム自由席(ゴール裏1F)
ホーム自由席(ゴール裏1F)は、AC長野パルセイロの声出し応援席です。
ホーム自由席(ゴール裏2F)
ゴール裏2Fのホーム自由席は北側にあるので、バックスタンドと同様に昼間は日差しがよく当たります。
南側のゴール裏には2F席がありませんので、ゴール裏からピッチ全体を俯瞰して観ることができるのは、ホーム自由席だけです。
ゴール裏2Fのデメリット
- 日ざしが逆光になる(暑さ・まぶしさ・日焼け)
ゴール裏2Fのメリット
- ピッチ(フィールド)全体が観やすい
- チケット価格が安い
雨に降られない座席
長野Uスタジアムは1階席の2列目の真上あたりに屋根の先端があるイメージです。
メインスタンド1F
スタンド中央のメイン指定席は6列目までしかありません。
わたしがメイン指定席で観戦したときは、風がちょっとでも吹くと雨に降られるだろうな…と感じました。
メイン自由席(1F)の9列目以降には上図のように屋根があるので、雨に降られる心配はないでしょう。
バックスタンド1F
バックスタンド1Fもメインスタンドと同じですが、8列目以降には2Fスタンドが屋根となっているので、確実に雨に降られないと言えます。
2F席
2階席には屋根がありますが、風の強さによっては雨に降られる可能性があるでしょう。
またスタンド後方は空間があいているので、座席後ろから雨風が吹き込んでくる場合があります。
アウェイゴール裏
アウェイゴール裏は低い位置に屋根がしっかりと架かっているので、前列の座席を除いて雨に降られる可能性は低いでしょう。
スタジアムの特徴
シンプルなデザインの臨場感あふれるスタジアム
U字型の屋根でホーム感を演出
ゴール裏のホーム感を演出するために、屋根はU字型の形状でホームゴール裏が包みこまれています。
南スタンドはアウェイ側で日照も確保
天然芝への日照を確保するために、U形の屋根の無い場所は南側に配置されています。
南側はアウェイ側の座席となっており、 ホーム&アウェイを演出することにも一役買っていますね。
スタンドの傾斜
1層目スタンドは傾斜角22°、2層目スタンドは傾斜角32°となっています。
外装には有孔折板
スタジアム外装には防風や防音、照明漏れ効果のある有孔折板を採用しています。
南スタンドの太陽光発電設備
南側スタンド(アウェイゴール裏)上部には太陽光発電設備が設置されています。
その他
- ピッチレベルに換気のため可動通風口を設けている。
- 最前列の座席はピッチのサイドラインから10m程度。
- ピッチ散水およびトイレ洗浄水において井水利用。
- 28基の散水栓によりピッチ全体の一斉散水が可能となっている。
- 25人用の更衣室がホーム&アウェイ×2室ずつ、計4室配置されている。
- スタジアムの構造体には工期短縮等のためにPC(プレキャストコンクリート)部材を多用しているが、北スタンドのコーナー部分は効率性を考えて在来工法(現場打ち)とした。
- 工事の発注方式は工期短縮のため、設計者と施工者が異なる「設計施工分離方式」ではなく、「DB(デザインビルド)方式(設計施工一括方式)」が採用された。
【参考】
- 株式会社東畑建築事務所
- 南長野運動公園総合球技場整備事業|長野市都市整備部|H30.1