金沢スタジアム
スタジアム概要
スタジアム名称 | 金沢スタジアム |
ネーミングライツ | 金沢ゴーゴーカレースタジアム |
ホームチーム | ツエーゲン金沢 |
着工 | 2021年12月 |
開業 | 2024年2月(こけら落し) |
収容人数 | 約10,000人 |
所有 | 金沢市 |
運営管理 | 石川ツエーゲン、ケィシィ・エス、金沢スポーツ事業団 |
設計者 | 梓設計 |
施工者 | 熊谷組・植木組・鈴木建設・北陸工建JV |
事業費 | 約79億8,000万円(参考:日経新聞) |
スタジアムアクセス
スタジアムへのアクセスは下記の通り。
タップして該当箇所へ
最新情報は「ツエーゲン金沢公式サイト」も確認ください。
東金沢駅から徒歩
東金沢駅西口から徒歩約15分となります。
金沢駅からシャトルバス
ツエーゲン金沢ホームゲーム開催時は、金沢駅金沢港口(西口)から無料シャトルバスが運行します。
キックオフ3時間前から15分前まで運行、乗車時間は約10分~15分が目安となります。
ツエーゲン金沢ホームゲーム終了後は、スタジアム前から金沢駅行きのシャトルバスが運行しています。
金沢駅から路線バス
「金沢駅金沢港口(西口)バス停」から「城北市民運動公園(金沢プール前)」まで路線バスでアクセスも可能です。
但し、運行本数が少ないので注意です。
運行時刻は「西日本JRバス」でご確認ください。
車でアクセス
車でアクセスする場合は「有料・事前予約制」の駐車場を利用できます。
Jリーグチケットにて、試合の21日前10時~販売されます。
またパーク&ライドで「石川県庁」と「イオン金沢」から無料シャトルバスが運行している場合があるため、利用したい場合はツエーゲン金沢の試合情報を確認しましょう。
座席の紹介
実際に現地で見た座席を紹介します。
プレミアムラウンジ席
「プレミアムラウンジ席」は、金沢スタジアムで最もグレードの高い座席です。
メインスタンド下層12~13列目にあたるピッチ中央・正面から観戦できます。
ピッチ全体が観やすく、臨場感ある試合を楽しめます。
座席の後ろにはラウンジがあり、室内で空調があるため夏場・冬場ともに快適ですね。
ガラス張りになっているため、室内で試合を楽しむこともできます。
座席はひじ掛けにドリンクホルダーが付いています。
2024年4月に観戦したときは「売り子ール」というスマホでスタジアムグルメを注文すると座席まで運んでもらえるサービスがありました。
フィールドシート
「フィールドシート」は、メインスタンドホーム側にあり、ピッチ間近の選手目線で観戦できる座席です。
座席はレザー製で座り心地のよい椅子となっています。
メインスタンド中央寄りの「Sフィールドシート」と、サイド寄りの「Aフィールドシート」に区分されています。
ピッチが目の前にありワクワクする座席でした
フィールドシートは、ホームベンチ裏にあるラウンジを利用できます。
ラウンジはガラス張りになっているため、選手がピッチに入場するときの様子を間近で見ることができます。
普段テレビカメラで見ていた入場前の様子を生で見られるのは、ファンにとってはテンションあがりますよね。
メインSS指定席
「メインSS指定席」は、メインスタンド下層の中央エリアから観戦できる座席です。
ピッチ全体が観やすく、臨場感ある試合を楽しめます。
ビジターベンチサイドシート
「ビジターベンチサイドシート」は、ビジターチームのベンチ真横に位置するビジターサポーター向けの座席です。
選手を間近で見ることができ、臨場感ある試合を楽しめます。
メインS指定席
「メインS指定席」は、メインスタンド中央寄りにある座席です。
ピッチ全体が比較的見やすく、SS指定席より価格が安いため、メインスタンドではバランスの良い座席です。
メインS指定席の南側(ホーム側)は、最前列が7列目(一部6列目)となっています。
メインS指定席の北側(ビジター側)は、最前列は1列目まであります。
メインA指定席
「メインA指定席」は、メインスタンド下層のサイドエリアにある座席です。
ピッチ逆サイドはやや遠く感じるものの、臨場感ある試合を楽しめます。
メインA指定席の南側の前にはフィールドシートがあるため、最前列の座席は6列目となります。
座席は跳ね上げ式でドリンクホルダーが付いています。
メインA指定席の北側(ビジター側)はフィールドシートが無いため、最前列の座席は1列目となります。
テラスシート
「テラスシート」は、メインスタンド上層・北側にある座席エリアです。
座席後ろのコンコースにはテーブルとイスがあり、食事したり団らんして楽しめます。
またキッズスペースもあるため、ファミリー向けの座席となります。
一般販売はされておらず、ツエーゲン金沢ファンクラブ会員のみ購入可能です。
バックSS指定席
「バックSS指定席」は、バックスタンド下層の中央エリアにあり、バックスタンドで最もグレードの高い座席です。
臨場感があり、ピッチ全体が観やすい座席です。
最前列はピッチが目の前で、臨場感あふれる試合を楽しめます。
バックS指定席(ホーム)
「バックS指定席(ホーム)」は、バックスタンド下層の南側・中央寄りにある座席エリアです。
バックA指定席(ホーム)よりもピッチ全体が観やすく、満足度の高い座席です。
座席は固定式でドリンクホルダーが付いています。
バックS指定席(ミックス)
「バックS指定席(ミックス)」は、バックスタンド下層の北側・中央寄りにある座席エリアです。
バックA指定席(ミックス)よりもピッチ全体が観やすく、満足度の高い座席です。
座席は固定式でドリンクホルダーが付いています。
最前列はピッチが目の前で、臨場感あふれる試合を楽しめます。
バックA指定席(ホーム)
「バックA指定席(ホーム)」は、バックスタンド下層の南側にある座席エリアです。
十分に観やすく、満足感ある座席だと感じました
バックA指定席(ミックス)
「バックA指定席(ミックス)」は、バックスタンド下層の北側にある座席エリアです。
十分に観やすく、満足感ある座席だと感じました
バックスタンド下層は固定式でドリンクホルダーが付いています。
最前列はピッチ逆サイドのプレーが見えにくくなるものの、コーナーキック付近が目の前で臨場感あふれる試合を楽しめます。
バック車いす席
バックスタンド下層コンコースに「バック車いす席」があります。
バック上段自由席
「バック上段自由席」は、バックスタンド上層の座席エリアです。
中央最前列はピッチ全体がよく見えて、かつ臨場感もあります。
座席は固定式で、足元にドリンクホルダーが付いています。
2024年2月に竣工時点では、座席は28列目(1階席の最前列が1列目)まであり、今後29列目以降の座席が増席される可能性もあります。
上図は中央・最後列(28列目)からの眺めです。
上層最前列と比べると臨場感は薄れますが、ピッチ全体がよく見えて素晴らしい眺めです。
上図は、南側最端の最後列からの眺めです。
中央と比べるとピッチ逆サイドのプレーが見えにくいものの、全体の流れがよく分かります。
ホームゴール裏立ち見自由席
ホームゴール裏は南サイドスタンドにある座席です。
座席は設置されておらず、全て立ち見応援のエリアとなります。
実際に現地で見るとピッチがすごく近い印象でした。
最前列は近すぎて驚きでした…!
ホームゴール裏車いす席
南サイドスタンドのコンコースに「ホームゴール裏車いす席」があります。
ビジターゴール裏立ち見自由席
ビジターゴール裏は北サイドスタンドにある座席です。
ただし座席は設置されていないため、立ち見応援のエリアとなります。
カウンター席
「カウンター席」はバックスタンド下層のコンコースにあります。
テーブルが付いているため、食事をしながら観戦しやすい座席です。
カウンター席は長いテーブルで7人まで座れ、1人から購入できます。
テーブルシート
「テーブルシート」はバックスタンド下層のコンコースにあります。
テーブルが付いているため、食事をしながら観戦しやすい座席です。
テーブルシートは1セット3名で購入できる座席となります。(上図の右側のシート)
ソファシート
「ソファシート」はバックスタンド下層のコンコースにあります。
カウンターテーブルも付いているため、食事もしやすい座席です。
1セット3名で販売されています。
畳シート
「畳シート」はバックスタンド下層のコンコースにあります。
カウンターテーブルも付いているため、食事もしやすい座席です。
1セット3名で販売されています。
雨に降られない座席
以下では、現地で見た屋根の位置をもとに雨に降られない座席の目安を紹介します。
上図は、メインスタンド北側最前列から屋根の位置をみています。
最前列(1列目)まで屋根が架かっており、風が吹かなければメインスタンドは全座席雨に降られないことが分かります。
メインスタンド下層の後ろから6列目あたりまでは、上層スタンドが屋根になっています。
よって14列目~19列目(最後列)の座席は強風時でも雨に降られる可能性は極めて低いと言えるでしょう。
上図は、ホームゴール裏の屋根を横から見ています。
ホームゴール裏も、風が吹かなければ雨に降られないことが分かります。
ホームゴール裏コンコースには、上図の通り屋根が架かっています。
ただしメインスタンド⇔ホームゴール裏⇔バックスタンドをつなぐコンコースには屋根がないため、移動の際には雨に降られる点に注意です。
上図は、バックスタンドの屋根を南側から見ています。
最前列(1列目)まで屋根が架かっており、風が吹かなければバックスタンドは全座席雨に降られないことが分かります。
上図はバックスタンド上層の最端から屋根の位置を見ています。
メイン・バックスタンド共にサイドの座席まで屋根が架かっていますが、強風時は雨が吹きこむ可能性があるため注意です。
スタジアムの特徴
- 約1万人収容のコンパクトなサッカー専用スタジアム(1万5,000席に拡張可能)
- スタンド最前列からピッチまでの距離が7~9mの臨場感あふれるスタジアム
サッカー専用のため、スタンドとピッチの距離が近く、臨場感あふれる試合を楽しめるスタジアムです。
金沢スタジアムは約1万人収容の計画で建設されました。
ホームゴール裏・ビジターゴール裏ともに立見席となっておりますが、ビジター側はスタンドが無く座席数の少ない格差のある設計となりました。
2024年2月竣工時点ではツエーゲン金沢はJ3リーグ所属のため、将来的にJ1リーグへの昇格が現実的となった時点で、1万5千席へ拡張工事が行われると想定できます。
5,000席の拡張となると、北側(ビジター側)にスタンドを造ることが予想できますが、既にできている南スタンド(ホーム側)は約2,000人規模のため、北サイドスタンドを造ってもまだ座席が足りません。
バックスタンド上層はまだ増席の余地があるものの、800席程度(4列×208)と考えられます。
上記の通り、北サイドスタンド(2,000席程度)とバックスタンド増席分(800席)を合わせても、5,000席には不足しています。
メインスタンド・ホームゴール裏は拡張が難しく見えますが、一体どのように5,000席拡張できるのか…?
そうなると、メインスタンド⇔ゴール裏⇔バックスタンドを繋げてコーナー部分に座席を増設するのかもしれません。
もしくは南サイドスタンド(ホームゴール裏)の屋根を取り壊し、新たに2層目までスタンドを大きくするのか…?